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デジタルまめ知識

【第3回】スマホを買うなら、やっぱりiPhone?それともAndroid?(後編)

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スマートフォンを買おう、というときに、まず最初に迷うのは、iPhoneがいいか、Androidがいいかということ。いったいどこがちがうのでしょうか? 今回は、「アプリ」「カメラ機能」「今後」の3つの観点から比べてみます。

■アプリ
スマートフォンはアプリを入れることで、より便利に機能的に、そして楽しく使うことができます。このアプリについても、iPhoneとAndroidでちがいがあります。

・iPhone:AppStoreからダウンロードします。アプリを手にいれるストアはこのApp Store1つだけですし、審査が厳しいので、問題のあるアプリはほぼありません。あってもすぐに削除されます。個人的な意見ですが、Appleは、「こんなに安くていいの?」という秀逸なアプリもたくさんあるのも魅力です。
・Android:アプリが多いです。キャリアによってはアプリ取り放題なんてCMも目にしますね。Google Play(公式なストア)を使っている人が悪意のあるアプリをダウンロードする可能性は低いですが、非公式のストアも存在します。またAndroidアプリは審査が緩いので、残念ながらグレーなアプリもあるのが現状です。

女性に人気のレシピ検索アプリCookpadやLINE、Facebookなどは、iPhoneでもAndroidでも同じものが使えるよう、それぞれのストアにアプリ登録されています。

■カメラ機能について
もはやデジカメ不要!? 子どもの写真、ランチ写真、大好きな景色など、スマートフォンで撮りたいものはたくさんありますよね。カメラの使い勝手について考えてみましょう。

・iPhone:iPhone5S(最新機種)は、800万画素
・Android(例:XperiaZ1f):2070万画素

これだけ見ると、「カメラ重視だからAndroidがいいかな?」と思いがちですが、画素が高い=画像の細かさ なのです。たとえて言うなら、iPhoneの写真が新聞紙半面分くらいで、androidでは新聞紙全面分くらいの大きさだと思って下さい。

でも、プリントアウトをするとしたら、せいぜいLサイズ(89mm×127mm)からA4サイズ(297×210mm)程度。写真屋さんでLサイズを頼むなら、おおむね200万画素で十分なのです。1000万画素以上になると、大きく引き延ばさないとそのよさは分かりません。通常使いなら、iPhoneでもAndroidでも大差はないでしょう。

■iPhoneとAndroidの今後
1年後は、今よりもっとクラウド化されると思うので、技術革新に追いついて行きやすいのは国産Androidだろうと思います。理由は、日本独自の技術開発(おサイフケータイ(FeliCa、NFC)・PASMO機能など)が導入しやすいからです。
iPhoneはAppleの考え方のシバリがあるので、日本的な要素の技術革新の波からは遅れやすいという性質を持っています。1年後もiPhoneにはPASMOやおサイフケータイは入らないだろうし。

日経新聞(3月28日)でiPhone6発売が9月という一報や、先日は、総務省から他社携帯乗り換え(NMP)に対するキャッシュバックサービスが過熱しすぎたため規制がかかるというニュースもありました。買うタイミングなども含めて、使いたい機能や、ライフスタイルにあったものを賢く選んで、ママも楽しくスマホライフを送りましょう!

itkowakunai_prof_02.png 【著者紹介】
野田由香

中小企業庁ミラサポの専門家。ITコンサルタント。
ソーシャルメディアを利用活用した広報支援などを手がける。企業向けのほかにママ向けのFacebook講座など、セミナーを行う。
チルドリン徳島

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