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デジタルまめ知識

動画広告との付き合い方

009653.jpgYouTubeなどの動画を見るとき「私の生活がのぞき見されているのかな?」と思うほど年齢相応の悩みや日々の生活にまつわる広告が表示されることはありませんか。これらはわたしたちが普段使っている端末(パソコンやスマホ)などで検索・閲覧した結果をもとに、AIなどを使ったマーケティングを加味して自動的に表示される広告がほとんどです。
今回は、インターネット社会ならではの「動画広告」とのつき合い方について、YouTubeを例にとって考えてみます。

広告の種類は基本的にはランダム

先日「子どもに自分のスマホで動画を見せていたら、お色気混じりの過激な広告が出てきて慌てて(動画を)消した」という方の話を聞きました。
要は「加齢による肌悩みに対処するためのクリーム」の広告だったのですが、動画に注目してほしいがために宣伝動画のアプローチが少々過激だったようです。このように、ターゲットとなる年齢層は間違っていなかったとしても、必ずしも「ほしい」と思う客層に届くかどうか分からないという不確かさはあります。
また、動画配信者が広告の内容をすべてコントロールできるわけではないので、配信者に「〇〇の広告ばかり入れてきて困ります!」といったようなリクエストができたとしても、あまり効果は期待できない仕組みとなっています。

広告が入らない方法はあるの?

特定の広告を指定して、その広告を表示させないようにすることは可能ですが、似たような別の広告や新しい広告が出てくる可能性もあるため、表示される広告の総数が減る、ということはありません。また、条件によっては初めから広告がつかない動画もあります。
動画だけに集中したい、という場合は広告なしの有料サービスもあります。バックグラウンド再生が可能などの他の機能もありますので、興味のある方は試してみるとよいでしょう。

広告をスキップしないで見ると

長めの広告は途中で「広告をスキップする」という表示が出てきます。一方で、広告をある一定の秒数を見ることで、配信者に広告収入が何割か入ることもあります(配信者の契約条件によります)。ですから、気に入っているYouTuber(配信者)の動画を見る際に出てくる広告を、なるべくすぐにスキップせずに見るのも「応援」のひとつになる場合があるのです。普段なんとなく目にしている動画広告の数々は、実はさまざまな仕組みを経て表示されているのですね。

※文中で紹介しているのは、2021年11月現在の機能です。仕様が変更になることもありますのでご了承ください。

【著者】
あきまつ

編集・ライター。一児の母。WEB制作周りに興味を持ったのは約20年前。日々進化する新しい技術とドタバタ子育てに悪戦苦闘しながら、おはようからおやすみまで暮らしを見つめています。

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