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以前「モダンブラウザを使おう！（http://www.c-mam.co.jp/career/digital/e/009131.php）」という記事でも少し触れましたが、インターネットの技術は日々刻々と新しくなっていくため、それらに対応する環境を整えるためには「バージョンアップ」はとても重要な作業となります。 「パソコンはたまにしか使わない」「手順がめんどくさい」などなどわずらわしく思う方も多いとは思いますが、今回はその必要性を簡単に解説したいと思います。

バージョンアップを行う最大の目的は、パソコン内のセキュリティ保持です。隙あらば仕掛けてくるサイバー攻撃に対抗するには、それらからコンピュータを守ることが必須となります。
いたちごっこともいえるこの状態は、インターネットを使い続ける以上終わらないと（現時点では）考えたほうが得策なので、そのためにはOS（オペレーティングシステム、WindowsやMacなどを動かすメインシステム）、ブラウザ、WordやExcelなどのソフトウェアをたえず安全なものに保ち続けなければいけません。いったんコンピュータがウイルスに感染してしまうと、インターネットを介してどんどん広がっていってしまいます。自己防衛の意味も含めてセキュリティソフトをインストール＋バージョンアップなどの対策が必要なのです。
「うつらない、うつさない」という考えは、現代のコロナ対策に通じるものもあるので、イメージしやすいのではないでしょうか。

「新しい技術に合わせてパソコンを買いかえるのはもったいない」との声も聞こえてきそうですが、めったなことがない限りはバージョンアップすることで、お手持ちのパソコンを買い替える必要はなさそうです。 「めったなこと」というのは、たとえばOSのサポート終了などが挙げられます。それ以上バージョンアップしないOSを使い続けることは防御できないことを意味するため、ハッカーたちの格好の的となります。ソフトウェアも同様、サポートが終了したものは使用を控えましょう。 お気に入りのパソコンを安全に長く使うためにも、「バージョンアップ」のお知らせがきたらマメに更新することをぜひ心がけたいものです。

編集・ライター。一児の母。WEB制作周りに興味を持ったのは約20年前。日々進化する新しい技術とドタバタ子育てに悪戦苦闘しながら、おはようからおやすみまで暮らしを見つめています。