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デジタルまめ知識

「Internet Explorer(インターネット・エクスプローラー)」はなぜ使ってはいけないの?

以前「モダンブラウザを使おう!」(http://www.c-mam.co.jp/career/digital/e/009131.php)内で「実は『Internet Explorer』はサービス終了が決定しているため、『レガシーブラウザ』に分類されます」とご紹介したとおり、2022年6月15日をもって、「Internet Explorer(以下IEと表記)」のデスクトップアプリはサービス終了となりました。

まったく使えないのか?

現在はまだ一部のシステム要件では利用可能な状況ですが、それらも徐々に無効化する予定となっています。
基本的にはIEを開こうとしても後継の「Microsoft Edge」が立ち上がるようになっていることが多いこと、「Microsoft Edge」内に「Internet Explorerモード」が存在しているので(こちらも随時終了予定)、どうしてもIEでないと使えないシステムがある場合にも暫定的に対応しています。

009916.jpgどうして「使ってはいけない」のか

古い基準のいわゆる「レガシーブラウザ」の使用をなぜ避けたほうがよいのかというと、いちばん深刻なのはセキュリティの問題が挙げられます。日々いたちごっこのように繰り広げられるインターネットウィルスやセキュリティホールを埋めるべく、ブラウザの更新は随時行われていますが、それは現行の「モダンブラウザ」のみ。更新が終了となったブラウザを使いつづけることはリスクが無限に高まり、使用者を脅かすだけです。慣れたブラウザを使い続けたい考えからずっと同じものを求める方もいるかもしれませんが、安心・安全をキープするには安定した最新ブラウザを選択することを徹底しましょう。

もちろん、自衛対策も忘れずに

ブラウザを最新の状態に保っていれば自分のパソコンはもう大丈夫、と思っている方、セキュリティソフトはインストールしていますか? そして、そのソフトは最新の情報に保たれていますか?
ブラウザ経由からの悪意ある攻撃だけではなく、メールソフト経由での攻撃に備えるためにもセキュリティソフトの導入は必須ですし、その上チェックするパターンファイルが最新でないと意味がありません。ある程度コストのかかる部分ではありますが、安全をキープしつつ他人に拡散しない環境を常に心がけましょう。

【著者】あきまつ

編集・ライター。一児の母。WEB制作周りに興味を持ったのは約20年前。日々進化する新しい技術とドタバタ子育てに悪戦苦闘しながら、おはようからおやすみまで暮らしを見つめています。

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