堤香苗のほんねのはなし
兼高かおるさん、安らかに
結婚しても、出産しても、自分らしく輝きたい全国のママたちを活用するビジネスモデルを、2000年8月にキャリア・マムを設立して以来、次々と作り出してきました。『ママの笑顔と元気』をモットーに、ママのキャリアと社会参加を支援するソーシャルマーケティング企業として頑張るキャリア･マムの社長 堤香苗のブログ。
堤 香苗（つつみ かなえ）：（株）キャリア・マム代表取締役 フリーアナウンサーとしてＴＶ・ラジオのＤＪ、パーソナリティとして活躍。2000年8月にキャリア・マムを設立し、結婚しても、出産しても、自分らしく輝きたい全国のママたちを活用するビジネスモデルをを次々と作り出してきました。『ママの笑顔と元気』をモットーに、ママのキャリアと社会参加を支援するソーシャルマーケティング企業として頑張っています。神戸出身(２児♂の母)
先日、兼高かおるさんがお亡くなりになりました。
若い方は、ご存じない方もいらっしゃるでしょうが、 「兼高かおる、世界の旅」という30年近く続いた長寿番組 （世界の車窓から、みたいなやつですね）を、 なんと1ドル３６０円の時代に、ご自分で企画、レポート、 制作からスタートされた、という素晴らしい女性でした。堤がフリーアナウンサーの時に、「誰か目標としている方は？」と聞かれると 「私も兼高かおるさんのように、世界中を旅して、自分の名前の冠番組をやりたい」 と答えていました。ずっと、憧れでした。
私にとっては、JALスポンサーで、世界の結婚式をレポートしていた印象があったのですが、 長い番組の中では、ダリやケネディー大統領など、著名人にも数々会われていたのですね。 彼女がこんな番組を作るようになったそもそものきっかけは、『世界一周早回り記録』という、 ギネスにチャレンジ！みたいな企画をスタートした事からだったというのも、 才色兼備だったから、ではなく、自らチャンスをつかんだ、というのも驚きでした。
「職業婦人」の時代に、英語を使って、自由に世界中を飛び回っていられた兼高さんは、 本当に凛として、かっこいいなぁ、と思います。 人生100年時代の先駆けで、90歳で天国に旅立たれた彼女の生き方に勇気をもらって、 折り返し地点にたった自分も、世界に地域に羽ばたいていきたいと思います。
兼高かおるさん、天国でも、どうぞたくさんの方を笑顔にしてくださいね！
