働く楽しさ

堤香苗のほんねのはなし

結婚しても、出産しても、自分らしく輝きたい全国のママたちを活用するビジネスモデルを、2000年8月にキャリア・マムを設立して以来、次々と作り出してきました。『ママの笑顔と元気』をモットーに、ママのキャリアと社会参加を支援するソーシャルマーケティング企業として頑張るキャリア･マムの社長堤香苗のブログ。

堤香苗（つつみ　かなえ）：（株）キャリア・マム代表取締役フリーアナウンサーとしてＴＶ・ラジオのＤＪ、パーソナリティとして活躍。2000年8月にキャリア・マムを設立し、結婚しても、出産しても、自分らしく輝きたい全国のママたちを活用するビジネスモデルをを次々と作り出してきました。『ママの笑顔と元気』をモットーに、ママのキャリアと社会参加を支援するソーシャルマーケティング企業として頑張っています。神戸出身(２児♂の母)

喪中のせいもあるのか、気温のせいなのか、今年は初めてツリーもクリスマスライトも出さないままクリスマスを迎えてしまいました。

数年前の泣きそうになってた年末年始に比べれば穏やかな時間ですが、基本的に平日休日なく動いているので、全く祝祭感がないですね。

そんな中、秋から引き取った母に「ボランティア仕事」という素敵なクリスマスプレゼントがありました。
引き取った当初は、今までなんでも父が決めてた専業主婦の悲しさで、一人でどこにも行けず、決められず、介護の総合支援事業の対象者だったのですが、そこから3ヶ月で、ボランティアをする側に回るなんて！包括支援センターの担当者や施設の皆さまに、感謝しかありません。

1時間100円相当のボランティア仕事ですが、母としては誰かの役に立てることが嬉しくて嬉しくて、報告してくれている電話の声が、子供のように弾んでいました。

金額の多寡に関わらず、85歳になっても誰かの役に立てる、ありがとう、と言う側から、言われる側に立てることは、母の言葉を借りれば、今年最大の奇跡でありクリスマスプレゼントだったそうです。

仕事というのは、本来そういう事なんだろうと思います。誰かが喜んでくれる事を楽しみに、毎日がサンタクロースのように、身近な人の笑顔と自分の頑張りを認めてくれるだけで、きっと、自分らしく生きていけるんだろうなぁ。母がいつまでも元気でみなさまのお役に立てるように、娘として、陰ながら応援したいと思います。