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堤香苗のほんねのはなし

なんで、今なんだ!~東京オリンピックに思う事

結婚しても、出産しても、自分らしく輝きたい全国のママたちを活用するビジネスモデルを、2000年8月にキャリア・マムを設立して以来、次々と作り出してきました。『ママの笑顔と元気』をモットーに、ママのキャリアと社会参加を支援するソーシャルマーケティング企業として頑張るキャリア・マムの社長 堤香苗のブログ。

堤 香苗(つつみ かなえ):(株)キャリア・マム代表取締役 フリーアナウンサーとしてTV・ラジオのDJ、パーソナリティとして活躍。2000年8月にキャリア・マムを設立し、結婚しても、出産しても、自分らしく輝きたい全国のママたちを活用するビジネスモデルをを次々と作り出してきました。『ママの笑顔と元気』をモットーに、ママのキャリアと社会参加を支援するソーシャルマーケティング企業として頑張っています。神戸出身(2児♂の母)

23日に開幕したオリンピック、たくさんの人がテレビで開会式も見たようですね。

多摩地区は、自転車ロードレースがあって、

開会式翌日の24日に男子244Km、25日の日曜に女子147Kmのレースがありました。

自転車で、府中から静岡の富士スピードウェイまで人力で走るなんて、

私なら絶対ムリ!!っていう事を、なんと中学高校の後輩が日本代表で出る、と知り、

人生で初めて、ネームボードを作って応援することにしました。

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正直、彼女のブログ(note)を読むまでは、男子と同じように、涼しい会社のカフェから見るかな~、

ぐらいだったんだけど、大会直前に不調に襲われた彼女の思いを読んだら、

せめて、応援しているよ、頑張れぇ!!って思いを形にして届けたくて、

沿道ではじめて、ネームボードを振ることにしました。

自転車ロードレースって、一人きりでペダルをこいで競うと思っていたのですが、

各チーム、修理用の自転車や飲料、食料などを積んだサポートカーが出て、

各チーム2~4名など複数名レースに参加していて、優勝候補を、他のレーサーがサポートしたりと

実に、チーム力で勝ち抜いていくスポーツだったんですね。

でも、ペダルは自分でこぎ続けていかないといけない。

実は、今回出場の与那嶺選手、選考後から足の不調に悩まされて、

原因が分かった時には、もう手術をするには時間的にも間に合わず、

自転車のこぎ方のポジション変更という形で、当日を乗り切る決意をしたのです。

実際今回のレースもマシントラブルや暑さで10名以上棄権者が出ましたし、

酷暑の今大会のレースの過酷さが、わかりますよね。

で、そんな事を考えていたら、50人ほどの所帯を経営している自分自身と重なって

「経営判断の最終決定は自分ひとりで決めなきゃいけないけれど、

そこまでは、役員、社員みんながサポートしながら、

【チーム キャリア・マム】を動かしているんだ」って。

なんで今なんだ!って嘆くより、今できる最善の事にトライして、トライし続けて、

成果を出していくしかない。

修学旅行も、部活の大会も合宿も、宿泊行事も屋外研修も、全て吹っ飛んで、

そのまま受験生になって、暑い部屋でうんうん頑張ってる息子の姿とも重なって、

色んな思いで、人のまばらな沿道で、黙ってボードを振って応援させてもらいました。

さすがに気づいてもらったのか、片手をあげて合図をしてくれて、

でも、あまりに早くて、誰が誰だかわからない状態だったけど、

怪我で棄権だけにはならないで、という願いが通じて、

トップに遅れることわずか2分半の堂々の21位でゴール。

最後は、ウルウルしながら、インターネット中継を見ていました。

(日本人が入賞する可能性が低い競技は、わりと地上波では見れないんですよね)

いまだにオリンピック開催に関しては、もやっとした気持ちの方が大きいけれど、

選手一人一人の頑張りには、たくさんの学びと力をもらっています。

どうか、この後のパラリンピックまで、選手も関係者も、

皆さん御無事で今までの成果が出せますように!

「なんで、今なんだ」という與那嶺恵理選手のブログをお時間あれば、是非お読みいただければ幸いです。

オリンピックと選手への見方が、少し変わるかもしれませんよ。

「1年越し」のオリンピックの意味|與那嶺 恵理/Yonamine Eri|note
https://note.com/eriyonamine/n/naa65a85b7659

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