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イベントレポート

【セミナーレポート】40歳以上の9割が関わる「介護」のリアルと対策を学ぶ

誰しもが関わる可能性の高い「介護」。近い将来自分ごとになるという方や、すでに介護をしているという方も多くいらっしゃるでしょう。

「介護について、漠然とした不安がある」
「どんな準備をしたらいいの?」
「施設やサービスの選び方、情報のとり方がわからない」
みんな、一度は考えたことがあるのではないでしょうか。

今回キャリア・マムでは、講師に株式会社All is well 代表取締役、そして一般社団法人 日本顧問介護士協会 専務理事をつとめる西山 猛司氏をお招きし、介護の実態や有益な情報と対策についてお話いただきました。 10011.png

リアルな介護のお話

セミナーは「①介護が必要になったら」「②介護になる前に」「③お金の準備」の3つのテーマを軸に進みました。
実際に介護施設を運営されていた講師からの、綺麗事ではないとてもリアルなお話です。
「介護施設の運営側」からのお話は普段なかなか聞く機会もないとあり、非常に説得力があり、身につまされる内容ばかりでした。

実際に起こった介護殺人事件として、母親の介護に献身した末金銭的に立ち行かなくなり、苦渋の思いで母親を殺害した息子の動画も視聴しました。
とても重く、辛く、悲しい現実に、涙を流す参加者も...。
「この親子も『お金』と『情報』さえあったら、この様な結末にならなかった。」という講師の言葉が胸に響きました。

大盛況の質問タイム

質問タイムでは「介護にかかるお金が心配。」「担当ケアマネージャーを変えたい場合の、上手な言い方を知りたい。」「コロナ禍で介護施設の見学もままならない。」など、参加者の皆さんが直面している介護の悩みについて続々と質問が。 講師からは、時間いっぱい一つ一つ丁寧に回答いただき、セミナー同様充実の質問タイムとなりました。

介護に必要なものは「お金」と「情報」

より良い介護を受け、人生の最後の場面を幸せに過ごすために必要なことは、ずばり「お金」と「情報」であることがよく分かるセミナーでした。

介護は誰しも関わる可能性が高く、また、突然やってくるものです。
今からでも遅くありません、介護とお金について真剣に考えてみませんか?

参加者の声

・大変分かり易く、知らないことばかりでためになる講座でした。 生活が大変になるかも...くらいに思っていましたが、想像以上に経済面も含め労力のいるものだと実感しました。 真剣に考えるきっかけになりました。

・実際に介護に携わっている講師のお話しが聞け、施設の選び方や自宅介護、お金の実情など、とても参考になりました。 お話しもわかりやすく有意義な時間でした。

・介護が必要となった時にやるべきことや、必要なお金について、明確に教わることができました。

講師

西山 猛司 氏

株式会社All is well 代表取締役
一般社団法人 日本顧問介護士協会 専務理事

建設会社、食品飲料メーカー会社を経て、介護事業を運営する会社に入社。
20を超える介護保険サービス事業所を運営し、事業所立ち上げから職員育成、運営に関わるすべてを現場責任者として行う。

数年前から現職となり、これまで培ってきた経験を活かし、介護ビジネスコンサルタント、人財育成研修、コミュニケーションスキルアップ研修や講演を行う。

セミナー実施概要

40歳以上の9割が関わる「介護」のリアルと対策を学ぶ
実施日時:2022年7月27日(水)10:00~11:30
実施方法:オンライン

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