届かなかったラヴレター
奏
切ない気持ちや感謝の気持ち、大好きだったあの人への想い・・・毎年、大切な人への思いを綴ったラヴレターを募集している「届かなかったラヴレター」。これまでご応募いただいた「届かなかったラヴレター」をご紹介します。
話すようになったのは
高2の夏祭りから。
ひときわ高い身長に似合わず
子供っぽいあなたの隣は
とても居心地が良かった。
その時のウチは
ずっと引きずってる恋があって
あなたのこと好きになるとは
思ってなかったな。
でも、あなたの隣にいる時だけ
いつのまにか忘れてたよ、そんなこと。
「祭りが終わらんかったらな...」
そんなことさえ思ってた。
その夜からウチはいつしか
あなたを想うようになった。
あれから約1年。
あなたの心の中に
私はいないの分かってる。
でも、 たとえ振られていても
私はあきらめられないよ。
友達としてでいい。
高望みはしない。
だから...
またあの夏祭りの夜のように
楽しく話さない...?
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