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父親と息子、照れくさく、
しっかり向かい合えない。
亡き父親の日記に、
私が産まれた日の喜びが綴ってあった。
学生時代の私の部活の試合を悟られぬよう
遠くから応援している姿、わかってました。
病で亡くなる３ヶ月前、
人生色々有るから面白いんだと言って
「楽しき哉な人生」と書いた
一片の紙を渡してくれた。
振り返ると、最後の別れの時
「父さんの息子で有ることを誇りに思います。
　有難うございました」
と正直な想いを棺に入れたかった。

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