届かなかったラヴレター
匿名
切ない気持ちや感謝の気持ち、大好きだったあの人への想い・・・毎年、大切な人への思いを綴ったラヴレターを募集している「届かなかったラヴレター」。これまでご応募いただいた「届かなかったラヴレター」をご紹介します。
君はイースター島の女神であった
神神が住むその地で
君の肉体も心も神のものであった
果てしなく広がる大空の青
果てしなく続く大海原の青
吹き渡る古代の風の青
ひっそり流れる時の青
君はその島で裸体で暮らす
僕にとって君はあまりにも遠い存在
憧れるしかなかった存在であった
そして 四十年の歳月が流れた
君はイースター島の神神に別れを告げ
日本の神殿に帰って来た
男達の神の祭の日に
君は透け通い白い衣で舞う
ああ君は 男根を操る日本の女神だ
僕の男根は火のように熱く燃え立ち
君を愛していることを白状している
「届かなかったラヴレター」次回の募集についてはキャリア・マムサイトやメルマガでお知らせします。 過去の受賞作品はこちらでご覧いただけます。