• ようこそ ゲストさん
  1. HOME
  2. ライフスタイル
  3. 届かなかったラヴレター

届かなかったラヴレター

みや

切ない気持ちや感謝の気持ち、大好きだったあの人への想い・・・毎年、大切な人への思いを綴ったラヴレターを募集している「届かなかったラヴレター」。これまでご応募いただいた「届かなかったラヴレター」をご紹介します。


私は、生まれた時から両親が共働きで
ほとんど祖父母の家に預けられていました。
特に好きだったのは母方のおばあちゃんでした。
私のことをかわいがってくれて、
ごはんを作ったり、遊んだり、
父の愚痴をいっぱい聞いてくれました。
私の想い出の中には
笑顔のおばあちゃんしかありません。
中学に入り、部活が忙しくなって
前のように遊びに行くことが少なくなりました。
そんな中1の冬。
夜中に母に起こされ、車に乗せられました。
どこに向かっているか聞くと
おばあちゃんが危篤状態なのだと聞いた時、
私は信じられなかったです。
病室に着いた時にはもう亡くなっていたが、
おばあちゃんを触ってみるとまだ暖かくて、
「まだ待っててくれたんだね」
と言われた時は涙がとまらなかったよ。
いつもおばあちゃんに元気をもらってた。
伝えたかったけど、
言えなかった言葉があるの。
いつもありがと。

「届かなかったラヴレター」次回の募集についてはキャリア・マムサイトやメルマガでお知らせします。 過去の受賞作品はこちらでご覧いただけます。

«前のページへ届かなかったラヴレターTOPへ次のページへ»

ページの先頭へ

この記事が気に入ったら「応援する」ボタンをクリック

応援する