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教えて!ごとう先生

通信教育を続けさせたい

子どもの勉強で頭を抱えているママたちへ。長年子どもたちを指導しているごとう先生が、すっきり解決してくれます!

後藤 武士 先生:1967年(昭和42年)岐阜県生まれ。青山学院大学法学部卒。日本全国授業ライブ「GTP」主宰として、北海道より沖縄・石垣島まで、児童、生徒、父母、講師、教師、会社員を対象に講演。また新進気鋭の若手教育評論家、最強教育指南役としても活躍中。 ⇒オフィシャルサイト ⇒後藤武士先生 著書一覧

~後藤先生メッセージ~
実現可能で、子どもの性格・適正にあった経験的な裏付けをもった学習法を指導したいと思っています。ときには厳しいことも申し上げますが、すでにご定評いただいている救いのあるアドバイスを心がけます。夢を妄想としてしまうのではなく、 数年後の姿とできるよう、一緒にがんばりましょう。

Q. 通信教育を続けさせたい

20150225_ph.jpg現在小学1年生の娘です。「置いてあったら、そのうちやるかも」という安易さで、今まで某通信教育の教材を取るだけ取ってきました。娘は、たまにがんばって取り組んでいます。最近やっていないようだったので、子どもに「もうやめる?」と聞くと、「やめる」と言われ、そのときは、あっさりやめようと思いました。
でも、「通信教育は安価な分、子どもがやらないのは親の責任だ」という意見を知り、今までほったらかしにしてやるクセをつけさせなかったのは私の責任だと反省し、これからは一緒に取り組んでいきたいと思ったのですが、本人は、もうやめる気でいます。
このまますっぱりやめてしまうか、説得して続けさせるか、アドバイスをお願いします。

(HN:そらまめ)

A. やめて様子を見ましょう

言ったことは守ってあげて

低学年の子が相手ですから、一度口にしたことは安易にひっくり返さない方がいいでしょう。親の発言への信頼度に関わります。やめてしまっても、教材自体が消えるわけでもなく、ほとんどの場合、添削を受ける権利も消滅するわけではないので、「今までほったらかしにしてやるクセをつけさせなかったのは私の責任だと反省し、これからは一緒に取り組んでいきたい」というお気持ちが硬いようでしたら、一緒に学ぶ際に使えばよいのではないでしょうか。1年生ですから、教材の使い方だってよくわかっていないと思われます。一緒にやるうちに使い方がわかれば、もしかしたら続きが気になるかもしれません。そうなったら、また始めればいいだけのことです。

寝かせた教材が役立つときは来る

小1の場合、なかなか教科書やシラバス、カリキュラムにそった授業というのは難しいものです。また、身近なところから始めていくだけに、授業内容も地ローカル色の反映されたものとなるケースも少なくありません。学習順序や単元への時間配分など、力のある先生ほど工夫されるものです。ですから、低学年というのは通信教育が準拠しにくい学年ではあるんですよね。これが幼児だと学校の授業カリキュラムや進度と無関係で進められるのですが、小1の場合はそうもいかないわけで。親としては、費用は回収したくなるものですし、使わなければもったいないとあせってしまうものですが、今だからこそ学校の授業をしっかり理解することが大切、大丈夫です、寝かせておいてもきっと教材が生きる機会は来ますよ。

回答は質問いただいた文面から推測できる範囲でアドバイスさせていただいたものです。 したがって私のアドバイスが最善とは限りません。実践に関しては使える部分をアレンジして各自の責任でお願いします。 ・・・後藤 武士

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