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教えて!ごとう先生

理科社会の勉強法は?

子どもの勉強で頭を抱えているママたちへ。長年子どもたちを指導しているごとう先生が、すっきり解決してくれます!

後藤 武士 先生:1967年(昭和42年)岐阜県生まれ。青山学院大学法学部卒。日本全国授業ライブ「GTP」主宰として、北海道より沖縄・石垣島まで、児童、生徒、父母、講師、教師、会社員を対象に講演。また新進気鋭の若手教育評論家、最強教育指南役としても活躍中。 ⇒オフィシャルサイト ⇒後藤武士先生 著書一覧

~後藤先生メッセージ~
実現可能で、子どもの性格・適正にあった経験的な裏付けをもった学習法を指導したいと思っています。ときには厳しいことも申し上げますが、すでにご定評いただいている救いのあるアドバイスを心がけます。夢を妄想としてしまうのではなく、 数年後の姿とできるよう、一緒にがんばりましょう。

Q. 理科社会の勉強法は?

20151209_ph.jpg中学2年の娘は、現在公立中学で吹奏楽部に入っています。部活は朝も夕方も土日もあり、さらに塾へも行っているので忙しい日々です。高校受験では、内申点を上げて私立の専願を目指していますが、内申点を上げる実績のある塾に通っても理科社会で3しか取れず、苦戦しています。提出物のクオリティは低くないので、テストの点が取れないのが原因です。
理科社会が壊滅的にダメな娘は、どのように学習していけばよいのでしょうか。

(HN:gogo愛ちゃん)

A. 解けるようになるまでくり返そう

理科社会は副教材からの出題が多い

ううむ、お話をうかがう限りでは理社で内申取れそうな要素そろっているんですけどねえ。おそらくトンネルでいえば両端から掘り進められているけれど、真ん中だけが未通で、使い物になっていない状態というところでしょうか。

ポイントは副教材。学校で強制的に配布されるワークのような類のもののことです。理社は、教科書はもちろんですが、副教材からの出題がかなり多い科目。文章主体の教科書よりよくまとまっていますからね。典型類題の宝庫です。買わせちゃっているから......なんて裏の事情もほんの少々あったりも。

というわけで試験前には副教材をしっかりやっておくようにしましょう。提出物のクオリティが高いということは、これをサブノートにまとめることにかなりの時間と労力を費やしていると考えられます。それはそれで悪くないのですが、まとめるだけでは覚えることもまして応用することもできるようにはなりません。まとめて終わりではなく、解けるようになるまでくり返し問題にあたることです。クリアできた問題番号を蛍光ペンでマークしていくとよいでしょう。

記述対策には因果関係に着目して

理科も社会も基本は暗記ですが、理解と流れを伴わない暗記だと一問一答には対応できても、基本レベルの記述にすら手も足も出なくなってしまいます。どちらの科目も因果関係に着目すれば理解も流れも把握しやすいはずです。そのあたりは教科書と授業と塾をうまく使って、仕上げを副教材で行うといいでしょう。

私立の単願が第一目標で理社は内申だけということであれば、これまでの単元のことも気にする必要はありません。既得事項とのからみも比較的考えずに対応できるはずですから、これからのやり方と努力は大いに内申につながります。胸をはって取り組んでみてください。

回答は質問いただいた文面から推測できる範囲でアドバイスさせていただいたものです。 したがって私のアドバイスが最善とは限りません。実践に関しては使える部分をアレンジして各自の責任でお願いします。 ・・・後藤 武士

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