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女性のからだ

女性の身体って不思議・・月とからだ(2)

仕事に家事に子育て、忙しいけれど自分の健康にも気をつけたいですね。女性のからだはとてもデリケート。いつまでも元気で充実した毎日を過ごすために、美容や健康についてのお役立ち情報をご紹介します。


自然と生きる、自然の恵み、ナチュラルライフ......。効率的な生活や人工的なものに囲まれた生活の反動のように、「自然」は憧れの暮らしのキーワードになりつつあります。自然を取り入れ自然と共生する暮らしはもちろんすばらしいのですが、もっと身近にある「自然」に目を向けてみませんか。私たちのからだ自体、自然のひとつなのです。

月と女性の体内リズムの深い関係

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月経は「メンス」とも呼ばれますが、その語源はラテン語で月を現す「menses」だそうです。月経は「月のもの」とも言いますし、月のサイクルと女性の体内リズムには深い関係があるのです。
子宮の中で卵子が成長して、月が満ちて新しい命が生まれる。もしくは月経として流れていく。その死と再生の過程は、月が満ちては欠けるリズムと同じなのです。命を育む女性の身体って神秘的ですね!
身体にとって一番自然なサイクルは、新月に排卵、満月に月経と聞きましたが、ストレスの多い現代女性の月経周期は乱れがちです。あなたの月経サイクルはいかがですか。数ヶ月間、「イン・ヤン カレンダー」に月経日を書き込んでみると、平均的であれば横にぴったり一列に並びます。毎月記すことによって、月経不順な方が以前より月経周期が整ってきた、という実例もあるのです。
「月のリズム」と「身体のリズム」を意識することで、より健康でナチュラルな美しさを取り戻すことができるのですね。

月経血コントロール&布ナプキンで快適に

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今のようなナプキンがなかった昔の女性は、骨盤底筋を使って、尿のように月経血をコントロールしてトイレで出すことができたと聞きました。
昔の女性にできたのなら訓練次第で可能ではと、1年ほど前からチャレンジしています。ナプキンも布に代えました。 本気でできると思えばできるんですね! 今ではそれほどナプキンも汚れず、思っていたよりずっと快適で、月経の日が楽しみになりました。
驚いたのは、汚いものとして見ていた月経血が、なんだか愛おしく感じられるようになったことです。息子のおむつも布でしたが、洗うのが苦じゃなかったのと同じです。このことを知らなかったために、今までどれだけのナプキンのゴミを出してきたのでしょう...。自分にも地球にもやさしい方法を選択する女性が増えればいいと思っています。

満月は「ベリーダンス」で心と身体を解き放つ

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日々ご機嫌でいるためには、ストレスを溜めないこと。私は2年前から「ベリーダンス」を始めたのですが、おかげさまでストレス解消になり、肩こりや腰痛もなくなり快適です。
「ベリーダンス」の「ベリー」とはお腹のこと。生命エネルギーの源である子宮を中心に腰を動かします。正確には東洋医学で「臍下丹田」と言われる、おへそから10センチ位下の身体の中心です。ここを上下前後左右や8の字型に動かすことにより、身体のゆがみが取れて、気が整い、健康で美しくなれるのです。
月経血のコントロールにしても、「ベリーダンス」にしても、うまくなっていくにつれて身体に芯ができたような気がしています。身体の芯を意識することで、思わぬエネルギーが満ちてきます。そのせいか、それまでは、身体に対してコンプレックスだらけだったのですが、あるがままの自分の身体を愛おしいと思えるようになってきました。
日本でも「盆踊り」の習慣があるように、世界各国で満月にはお祭りがあり、そこには踊りがあります。踊ることは、見る人に女性の命のパワーを伝えることにもなり、女性ならではの愛と平和への活動とも言えるのではないでしょうか。Let's dance!!

プロフィール

column02-prof.jpg 多摩美術大学デザイン科卒業。リマ・クッキングスクール(マクロビオティック料理)師範科修了。
広告や雑誌のデザイン、書籍の装丁の仕事をしつつ、7年前から旧暦ベースのムーンカレンダー「イン・ヤン カレンダー」を制作販売。「つきよみサロン」主宰し、都会でもできる月のサイクルに沿ったナチュラルな生活や子育て、ごきげんに生きるための食と身体と心について提案。コラムや雑誌記事を制作。また「玄米おむすび」をむすんで届けるプロジェクトを企画中。
自宅水中出産で生んだ高校生の息子あり。

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