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主婦研NEWS

鹿児島市プレスツアー vol.2「鹿児島のシンボル・桜島!」

こんにちは! 主婦研メンバーの、あみです。 11月14日~15日に、鹿児島市プレスツアーに参加しました! 今回は、その2日目の様子をご報告します!
かわいい市電と、みどころいっぱいの水族館で童心に返る♪

この日最初に向かったのは、鹿児島市交通局。ちょっと古びた局舎の間を抜けると、目の前には、何本もの線路がならぶ鹿児島市電の車庫が広がっていました。そう、これから、電車運行100周年を記念してつくられた観光レトロ電車「かごでん」に乗るのです♪

電車を待っていると、ラッピング電車「でんでん」が車庫に入ってきて、思わず「かわいい~!」の声。もちろん、続いてやってきた目的の「かごでん」も、クラシックな風貌で内装も情緒たっぷりです。ガイドさんのお話を聞きながら「かごでん」で市内をまわり、地元感と観光気分の両方を味わうことができました。

車庫にはラッピング車輌「でんでん」も
車庫にはラッピング車輌「でんでん」も
レトロな雰囲気を味わえる「かごでん」
レトロな雰囲気にひたれる「かごでん」

次に、鹿児島港の中心で、屋久島や沖縄などへの玄関口でもある、ウォーターフロント・本港地区へ。ここで「いおワールドかごしま水族館」に行きました。いおワールドには、ジンベエザメや、サツマハオリムシなど、錦江湾から南西諸島に生息する海の生き物500種3万点が展示されています。中でも、ジンベエザメがゆうゆうと泳ぐ「黒潮大水槽」は迫力もあって、とても神秘的。

ジンベイザメの「ユウユウ」
ジンベエザメの「ユウユウ」
水槽を下から見ることができます
水槽を下から見ることができます

いおワールドでは、世界最大種であるジンベエザメを、体長が5.5メートルに成長した時点で海に帰すのだそうです。そのとき、発信器などをとりつけて、ジンベエザメの回遊路、生態の調査をしているとか。水族館のアイドルが海でも元気にすごしていることがわかるって、うれしいですよね。

水族館の外でジャンプを披露
水族館の外でジャンプを披露♪

そうそう、おどろいたのが「イルカ水路」。いおワールドのイルカ水槽は海につながっていて、決まった時間に水族館の外にある水路にイルカがお散歩をしにくるのです! そして、通りすがりの人、そしてイルカ目当てに集まってきた人のために、イルカジャンプを披露してくれます。もちろん、無料で!!

フェリーに乗って、いざ、桜島へ! 

イルカジャンプの興奮もさめやらぬ中、水族館の目の前にあるフェリー乗り場に移動。フェリーに乗って、錦江湾を周遊しつつ桜島を目指します。みなさん、桜島には、住んでいる方が約3000人もいらっしゃるということをご存知ですか? そして、その桜島に向かうフェリーはなんと、24時間運航! わが家から都心に行くよりずっと便利かも......。

桜島~鹿児島港をむすぶフェリー
桜島~鹿児島港をむすぶフェリー

この日乗ったのは「よりみちクルーズ船」。錦江湾を50分かけて周遊しながら桜島に向かう船です。海から眺める鹿児島の街並みや桜島の溶岩原は、陸から見るのとは一味ちがう景色。フェリーからじっくり観察するのはとても興味深いです。途中、錦江湾に棲む野生のイルカも見ることができました!

桜島に着くと、道の駅、桜島「火の島めぐみ館」でランチタイム。いただいたのは、桜島の特産品「小みかん」を使った「小みかんうどん」でした。桜島=桜島大根、しか思い浮かばなかった私ですが、桜島では小みかんや椿油も特産品なんだそうです。

味よし&香りよし「小みかんうどん」
味よし&香りよし「小みかんうどん」
桜島のおみやげ品がたくさん!
桜島のおみやげ品がたくさん!
雄大な自然に感服!「桜島・錦江湾ジオパーク」

ところでみなさん、ジオパークってご存知ですか? ジオパークとは、ジオ(地球)に親しみ、ジオを学ぶ旅・ジオツーリズムを楽しむ場所で、日本では洞爺湖や糸魚川、南アルプスなど33地域が認定されています。今年、平成25年9月に、ここ桜島・錦江湾が日本ジオパークに認定され、「桜島・錦江湾ジオパーク」が誕生しました。

東京湾と錦江湾、形がそっくりですね
東京湾と錦江湾、形がそっくりですね

「火の島めぐみ館」を後にした私たちは、次に、火山の博物館「桜島ビジターセンター」へ。ここでじっくり火山のしくみを勉強し、そのあと「溶岩なぎさ遊歩道」を歩いて散策しました。噴火直後から50年、100年という地形の変化を間近で観察すると、火山のすごさ、桜島のすごさがよくわかります。

散策で通った「溶岩なぎさ公園」には、長~い足湯がありました。景色を眺めながらのんびり休憩できるおすすめスポットですよ♪

間近で見る地形の変化
間近で見る地形の変化
海と山をのぞみながら、足はポカポカ
海と山をのぞみながら、足はポカポカ

このあとふたたびバス移動。山道をのぼって湯平展望台に行きました。この展望台では、360度どこを見ても景色を楽しめます。たちのぼる桜島の噴煙、場所によって全然ちがう山肌の色や質感、美しい錦江湾、墨絵のような遠くの山並み......、これが「ジオパーク」なんだな、と実感できる大パノラマでした。

湯之平展望台からの絶景
湯之平展望台からの絶景"

桜島では、火口が真っ赤に染まる夜の噴火が見られるという「ナイトツアー」も開催されているそうです。ほかにも、黒神埋没鳥居や月読神社など、見どころがたくさんありますが、時間に限りがあるので、残りは次回来たときのお楽しみにとっておこうと思います。
展望台を降りたあとは、通常便で鹿児島港に到着。鹿児島中央駅にてツアー解散となりました。

鹿児島市と桜島は一心同体!?

桜島は毎日噴火を繰り返しています(この日、今年で788回目)。滞在中、東京から来た私たちは、噴煙があがるたびに「おお、噴火した!」などとどよめいていましたが、鹿児島ではそれが日常なのだそうです。

市内の道路の片隅にはあちらこちらで灰が積もっているし、地元の方たちは桜島で噴火があっても風向きを気にするくらい。それに、上で述べたように桜島行きフェリーは10分おきに24時間運行されています。鹿児島は、桜島の息吹とともに暮らす街なんだな、とあらためて感じました。

次はぜひ子どもたちを連れて、家族で来てみたいなと思います。鹿児島の歴史も、桜島の姿も、見るものすべてが珍しく、記憶に残るプレスツアーとなりました。

鹿児島市内から見る桜島
鹿児島市内から見る桜島
灰は専用の袋に入れて集積所に
灰は専用の袋に入れて集積所に

それと......あたり前ですが、説明を聞いてから実物を見ると、理解度がちがいますね~。小学校の社会科見学でもっときちんと勉強をしておけばよかった、と、こっそり後悔していた私でした。 みなさんもぜひ、ちょっと足を伸ばして鹿児島へ行ってみてはいかがでしょうか? 家族でも、ママ友同士でも、楽しめることまちがいなし、ですよ♪

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