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「私らしさ」に気づくきっかけに! 電子書籍『 誰を生きている ―あなたの命を何に使いますか― 』を読んでみた。

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こんにちは! 主婦研ライターの松隈です。長く続く自宅での自粛生活。折角ならのんびり人生を見つめ直すのもいいかもと、読書をして過ごしています。

「私らしさ」に気づき、人生を見つめ直すきっかけになりそうだと感じた、昆野直樹氏による電子書籍『 誰を生きている ―あなたの命を何に使いますか― 』をご紹介します。

「私らしく」生きることを追求し、著者がたどり着いた「シャカ(社会企業家)」という生き方。

著者は、25歳の時に大病を患ったものの、一命を取り留めます。その後、社内のトップ営業マンになった著者は、社内で孤立しながらも、必要悪とされていた「談合」という慣習と闘い決別します。そして、サラリーマン人生から一転、起業した3年後、3・11で親族5名を失います。

壮絶な人生を過ごしててきた著者がこれまでの経験を経て気づいた、とことん私らしく生きることで、『天命の生業』を通じ、子どもたちにより良い社会をつなぐシャカという生き方。著者がこれまでの人生でどのように感じ、考え、シャカという生き方にたどり着いたかについて、本書で紹介されています。

サラリーマン時代に、自分を誤魔化して仕事をし、「私らしさ」から逸脱している人を多く見てきたという著者。
3・11直後から、南三陸に帰郷する度に出会った多くのボランティアの方々を見て、こう思うようになりました。「ボランティアという非日常で感じる悦びを日常の仕事で実感することができれば、一人ひとりが『私らしさ』を取り戻し、きっと社会は明るくなるのではないか。」と・・・。
「私らしさ」から逸脱し、天命の生業から遠ざかることは、自分も社会も幸せにならない生き方だと、思うようになります。

「私らしさ」に気づく生き方を探し始めた著者は、生き方というのはどこかにあるものではなく、すべて自分の心の在りようによるのではないかと考えます。さらに自分の心の在りようを自分自身に伝えてくれるものは、主に「違和感・直感・ありがたみ」であり、この3つのセンサーのようなものが、「私らしさ」に気づく大切な働きをしているのではないかと気づきます。

本書では、著者が実体験を通し、どのように「私らしさ」に気づき、天命の生業に出会っていったのかについて紹介しています。

「私らしさ」とは「違和感・直感・ありがたみ」という心の在りようという考えに共感

壮絶な人生を過ごされてきた著者ですが、就職、結婚、子育てと、これまでの人生の経験や葛藤は、時代は違えどそれぞれのステージで、私も同じようなことを思っていたなと、とても共感し、読みやすかったです。

全社トップ営業マンになった著者は、きっと社内でのポジションも確立されていただろうと思います。社内、業界を敵にして、悪いことと思いながらも当たり前とされている慣習を変えていくことは、とても大変なことだったのではないでしょうか。私が入社した頃は「コンプライアンス」が提唱され、クリアな社会に近づいたのは、著者のような諸先輩方が戦ってきたおかげだと思いました。

談合からの決別を経て、「何があっても、私らしく生きるしかない」と考えた著者は、「私らしさ」とは何なのか...人生の目的や生き方について考え始めます。これまでの人生を振り返る中で、「私らしさ」は生き方という方法ではなく、「違和感・直感・ありがたみ」という心の在りようだと気づきます。

なるほど。私は「私らしさ」を感じる軸は「喜怒哀楽」かなと感じていましたが、その根底にあるのは確かに「違和感・直感・ありがたみ」かもしれない。ある事象に対して、感じる「違和感・直感・ありがたみ」、その結果沸き起こる「喜怒哀楽」の感情。「違和感・直感・ありがたみ」の感じ方は人それぞれ違うでしょうから、そこに「私らしさ」があるのかもしれないと思いました。

私自身は、就職活動の際に、どのような職業に就きたいか?どのような働き方をしたいか?を突き詰めていくうちに「どのような人生を生きたいか」ということを考えました。その結果たどり着いた「楽しい人生を生きる」を目標にこれまで色んなことを決断してきました。結婚や出産を経て、考慮する範囲や、環境、価値観が変わりますが、そのたびに原点の「楽しい人生を生きる」に立ち返ります。

それは、常に「違和感・直感・ありがたみ」という心の在りよう、しいては、「私らしさ」を見つめていることと同じなのかなと思いました。人生における様々な出来事は、時に自分で選べずしてやってくるので、「自分らしさ」のセンサーを鋭くして、せめて選べる決断は、自分にとって幸せな方を決断していきたいものだなと、本書を読んで改めて思いました。

私は、家族や友人と過ごす時間がとても大切で、仕事は楽しい人生を過ごすために必要な分のお金を得る手段と感じており、「とことん私らしく生きることで、子どもたちにより良い社会をつなぐ」手段は、仕事を通じてではなくてもいいのではないかなと感じましたが、私らしく生きることで選んだ仕事が、子どもたちにより良い社会をつなぐ仕事であるならば、それは最高に幸せなことだなと思いました。

人生の節目節目で、また読み返したいと思う本でした。

読書をして、のんびり人生を見つめ直してみるのはいかがでしょうか。

自粛生活で、人との交流が規制されている昨今。久しぶりに、飲み会で人生の先輩から、ためになるお話を聞かせてもらったような気持ちになりました。 「私らしさ」について気づくきっかけを与えてくれる、昆野直樹氏『 誰を生きている ―あなたの命を何に使いますか― 』は、Amazonにて発売中。 気になった人は、ぜひ読んでみてください。

20210521-2.jpg【書名】 『誰を生きている ―あなたの命を何に使いますか―』 (Kindle版)
【著者】昆野直樹(株式会社ソーシャルキャピタル 代表取締役)
【出版社】 a-Nest出版
【発売日】2021年4月18日
【価格】1,250円(税込)
【販売サイト(Amazon)】https://amzn.to/3tM9H7c
【株式会社ソーシャルキャピタルHP】http://socialcapital-jp.com



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