子どもの手が少し離れたから、今の暮らしを変えたくて、春だから・・・と理由はさまざま。
何かをはじめたくてうずうずしている人が、あなたの周りにもいませんか?
これまでどんな習い事をしてきたの? そして、これからどんな習い事をしたいの?
大人になってからの習い事について聞いてみました!


忙しい主婦も4分の1が何らかの習い事をしている。現在何も習っていない残りの4分の3のうち、「かつてしていた」人が4割いるが、大人になってからの習い事の経験のない人が4割近くに上る。そのなかの、半数が「したいと思っているがしていない」人で、その他は大人になってからの習い事をしたことがない人だった。
習い事の内容のトップは「英会話/語学」、2位は「茶道/華道/着付け/マナー」、「料理教室」、「資格取得講座」が続く。年代別に見ていくと、20歳代のトップは「楽器演奏/歌」、他の年代と比較して多かったのが「ダンス/舞踏/バレエ」「書道」「そろばん/簿記」で、子どもの頃から続けているお稽古の延長といった印象を受ける。
30歳代、40歳代の傾向は全体の傾向に近く、どちらも「英会話/語学」がトップだが、40歳代の2位が全体傾向と同じ「茶道/華道/着付け/マナー」であるのに対し、30歳代では「パン教室/料理教室」となっている。バブル期に青春時代をすごしたセレブあこがれ系40歳代と、実質的な生活の中におしゃれを見出す30歳代という世代の特徴が表れていて興味深い。 20、30、40歳代で共通して高い数値となっているのが「資格取得講座」であった。50歳代以上では、トップは「茶道/華道/着付け/マナー」と「楽器演奏/歌」で、楽器演奏/歌では、20歳代のそれとは内容が異なっていると推測される。50歳代で特徴的なことは、「水彩画・美術」が他の年代に比べ高いことである。

月に5000円~1万円がもっとも多く、全体の4割強だった。子どものお稽古もこのあたりの金額が目安になることが多いもの、主婦の金銭感覚的に妥当な感じを受ける。5000円以内が3割と第2位につけているが、気軽に参加できる地域活動の一環であったり、講師が趣味やボランティアで指導を行う習い事と推測できる。
一方で、2割の人が選んだのが1~3万円。ひと月にこれだけ払う習い事は本格的。趣味を極めたり、資格を取るなど真剣さが問われる料金である。3万円以上、5万円以上という人もわずかにいるが、さて、その成果はどうだったのだろうか。

習い事を始めた理由は、「好きだから、面白そうだから」が65%以上。たまたま出会ったチャンスを活かそう、条件が合うからと始めるというパターンも多いのだろう。
「趣味を極めるため」「仕事に役立てるため」「生活に役立てるため」は、それぞれ3割前後の人が選んでいる。「趣味」「仕事」「生活」に偏りがあまりなく多方面の習い事に挑戦してきているようだ。一方、「これから取り組みたいこと」では、「仕事に役立つこと」が「生活」「趣味」を上回った。仕事も家庭も充実した女性を目指すマム会員ならではの結果と言ってもよいだろう。

すぐやめてしまったり、大金をつぎ込んでしまったりと、失敗談も多い習い事。では、役立った習い事とはどんなものだろうか。
第1位が「ピアノ/エレクトーン」。実際に仕事に活かしているという人も中にはいるだろうが、子ども関係の集まりやイベントなどで伴奏をかってでられるなど実用的に役立っていると思われる。また、自分自身で楽しめる趣味となっている人も多い。2位の「書道」、3位の「珠算」もまた実用的でもあり、気持ちを落ち着かせるといった効果もありそうだ。実用性でいえば、4位の「英会話」は抜群の習い事である。
たくさんの習い事が列挙されたが、どんな習い事でも、例え本格的に習得するまで至らなかったとしても、自分にとって、ためになった、楽しかった、経験となったなど、役立ったと考える人は多いと考えられる。
「なかなか続かない」という人も多いのが習い事。ここでは、続けやすい条件について聞いてみた。
第1位は「費用がリーズナブル」で、なんと95%の人が選んでいる。費用と効果の兼合いもあるが、特に子育て期の主婦の場合、自分にかける費用となると、わずかな金額でも躊躇する人が多いはず。
「やっていない(やめた)理由」を別の問で尋ねたところ、7割が「費用が高い」を選んだことからもそのことがわかる。 「やっていない(やめた)理由」の第2位は「時間がない」。続けられる条件の第2位でも「予定変更のしやすさ」があがっている。振り替えが効くということは、習い事選定の大きなポイントとなることは容易に想像がつく。ただし、あまり自由すぎるのも考えもの。いつでも行けると思うと、結局行かなくなるというのも人間心理である。「修了後にプロの道筋がある」を3割以上の人が選んでいるが、この層は前問で「仕事に役立てるために習い事を始めたい」と答えた人のようだ。
「子どもを預かってくれる」というのも大きい。本格的な趣味ともなれば、お金を払って子どもを預けることもいとわないだろう。しかし、モノになるかどうか、続けられるかどうかもわからない初期の段階では、子供連れでも参加できるということで、スタート時のハードルをかなり低くできるだろう。

習い事と言っても、その形態は多様だ。ごく一般的な形である通学型の集団教育、いわゆる“お教室型”を希望する声が6割に達しているが、通学型の個人レッスンの希望者も3割以上みられる。また、近年とくに多様化・進化している、インターネットを活用した“eラーニング”と呼ばれる通信教育が、全体としても3割、通信教育の中ではトップでランクインしていることは注目してよいだろう。

習い事を始めたいと思うのは「時間」や「生活」に余裕ができたとき。確かに、時間や生活の余裕がなければ習い事などできないだろう。だが、実際にはできなくても「やりたい」と思うのは、「自分に物足りなくなったとき」あるいは、「何かを始めたい」と、自分が思ったときではないだろうか。広告を見たから、知人がステップアップしたからというよりも、自分自身の向上心、上昇志向、あるいは変身願望が習い事スタートのきっかけになる。春、新たな生活が始まる4月、まさにステップアップに挑戦する絶好の時期である。
*その他、以下の設問がございます。
| 調査方法 | インターネット調査 |
| 調査期間 | 平成21年2月 |
| 回答者数 | 20代から50代の女性(弊社WEB会員)388名 |
| 調査実施機関 | 株式会社キャリア・マム |

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