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「LINE」アンケート2016

マムでの「LINE」アンケートも3回目となる。
たった3年の間に「流行もののアプリ」から、生活に密着したツールとして定着しつつある「LINE」。
2016年版アンケートの結果はどうなっただろうか。


問1.LINEアプリを使っていますか

LINEアプリを使っていますか

■ 流行もののアプリから、スタンダードアプリへ

まず「LINEアプリを使っていますか」との設問にて、前年の調査との比較をおこなった。今年は「はい」が86.5%と前年よりもさらに「いいえ」の割合が減った。スマートフォン(もしくはタブレットやPC、携帯電話など)の中には「LINE」アプリが入っている人が9割近くいる、ということだ。これは「LINE」が多くの人に必須アイテムとして認識されているといっても過言ではないだろう。

問2.LINEアプリを使っている方:LINEのどの機能を主に使いますか
問3.LINEアプリを使っている方:LINEが便利だと思う点を教えてください
問4.LINEアプリを使っている方:LINEが不便だと思う点、マイナスに感じる点があれば教えてください

LINEのどの機能を主に使いますか

■ 「LINE」名物、既読機能をどう使いこなすか

続いて「LINE」を使用している人に「LINEのどの機能を主に使いますか」と聞いた回答を比較した。 主な機能である「無料メール」(91.8%)の割合が一番多いのは変わらないが、「無料通話」と「グループチャット」(ともに60.5%)の割合が同じとなった。「無料メール」とあわせ、三大機能といえる。
また、「LINE」を使用している人に今回も便利だと思う点を聞いてみた。中でも今年ならではの回答としては「格安スマホ(データ通信プランのみ)でもLINE同士なら通話ができるので、月々のスマホ代が抑えられる」(40代)といった、格安スマホとの組み合わせで便利と感じる人の意見だ。キャリアにとらわれず、お得に使いこなすときでも「LINE」はなじみが良いといえる。また、「自由な学校保護者の連絡網に便利。既読マーク人数が出るので、連絡が回った確認になる」(30代)「(自分の)子どもたちをまとめたグループを作っているので、ひとりに連絡をとっている内容が(駅にお迎えに行く等)他の子どもにも伝わり、『自分もその時間にあわせる』などの連携がとれる」(50代)などの具体的な使用例を挙げ、快適に使用している意見が多くみられた。それぞれのシーンで自分なりの使い方を考えて利用できるほど浸透してきていることがうかがえる
一方で不便だと思う点、マイナスに感じる点を聞いたところ、「グループチャットがとても負担。特に学校関係・習い事関係などでは強制的に全員が挨拶等コメントしないといけない雰囲気がある」(50代)など、さきほど便利な点で挙げられた連絡網での利用も、人によっては負担に感じてしまうことも。そこでやっぱり気になるのはあの「既読」機能だ。「見た」「見ない」のほかに「(・・・本当に見てない?既読スルーじゃない?)」という選択肢を与えてしまうのは昔も今も変わらない。これをどうとらえるかで印象はだいぶ違う。また、多くの人が苦戦しているのはタイムライン機能だ。友だちごとに表示の可不可は選択できる機能はあるものの、その機能に気づかない人も多いようだ。「タイムラインをブロックしないと、個人情報が勝手に漏れる」(50代)など、わかりにくい設定があるのも事実。そしてわかりにくいといえば、ユーザ名だ。「実名登録ではないことが不便。自動登録された友だちを知らない人だと思いブロックしたら、実は知人だった」(50代)など、他人ごとではないと思う人も多いだろう。一方で、「LINEをスマホ以外で使用許可をしていない場合のLINEの不具合の連絡方法がLINEヘルプを使って問い合わせをしなければならず、そもそもLINEが起動できずに困っているのに、問い合わせが出来ないと言う不便さ。電話で問い合わせが一切出来ない」(40代)という不満も聞かれた。

問5.LINEを利用しているお子さんの年齢を教えてください

「LINE」を利用しているお子さんの年齢を教えてください

■ やはりすすんだ「低年齢化の波」

とうとう2016年は、「未就園児」「幼稚園・保育園児」「小学校1~3年」(いずれも1.3%)「小学校4~6年」(5.3%)が「LINE」を利用する時代になったようだ。確かに文字は読めなくても、スタンプさえあれば使えなくはない。そして、中学生でぐんと利用率が上がるところをみると、中学生あたりから「LINEデビュー」する子どもが最近は多い傾向がわかる。おそらく、スマホの所持率とも関連があると思われる

問6.LINEアプリを使っていない方:LINEを使わない理由を教えてください

「LINE」を利用しているお子さんの年齢を教えてください

■ 「LINE」のプライバシー不安の上昇は、やはり「あの事件」がきっかけ?

LINEを使っていない人に、その理由を聞いてみた。前回は「スマホを持っていない」といった物理的な理由が多かったが、今回は「プライバシー管理が不安」が65.0%と一番多かった。「LINE」でのプライバシーというと、今年初めに話題になった「芸能人どうしの恋愛に関するLINEの内容流出」という大スキャンダルが印象的だ。一対一のトークがなぜ第三者に流れてしまったかという技術的な問題も話題になったが、有名人の「よろしくない使い方」がかえって「LINE」の落とし穴を浮き彫りにしてしまったような出来事になった。

問7.自分や家族、知り合いがLINEでとまどうような事例やトラブルにあった(聞いた)ことはありますか。「はい」と答えた方、具体的に教えてください

「LINE」を利用しているお子さんの年齢を教えてください

■ やっぱり今年もさまざまなトラブルが

自分や家族、知り合いがLINEでとまどうような事例やトラブルやにあった(聞いた)ことはありますか、との問いに「はい」(34.7%)「いいえ」(44.1%)と、2015年より明らかに割合が変わったのが見て取れる。
前回同様多く挙げられたトラブルは、ID(アカウント)の乗っ取りだった。ほかには「ストーカー被害」(40代)「行き違いによるトラブル」(40代)など、まだまだ悩みは尽きない。子どものLINE使用によるトラブルは「グループはずし」や「無視」などがあったが、今回は「子どもたちがタイムラインで自分と繋がっていない人たちとのやり取りを読んで、面白がってコピーして拡散した」(50代)などといったタイムラインを使ったトラブルも挙げられていた。そのほか「送るつもりのない写真、音声などが、手元が少し狂っただけで送られてしまい、取り返しがつかなくなってしまった」(50代)といったLINEならではの「あるある」トラブルも。わかっていても融通が利かない独特の仕様がトラブルのもとになっているようだ。

■ 「あの事件」はLINEユーザに何を気づかせてくれたのか

最後に「LINE」について思うことを自由に述べてもらった。リリース当初は話題性が先行し、みんなおっかなびっくり使っていた感があるが、これだけの普及をみせると、かえって「LINEをみんなが使ってしかるべきという風潮を改めて欲しい」(30代)のような問題がでてきた。要は、「LINE」をする環境があって当たり前、という新しい概念だ。
「できれば使いたくないが、使わないと今の時代についていけなくなるのがストレス」(50代)という意見が象徴している。 一方で、親にとっては子どものLINE使用は頭を悩ませる一つの問題としても定着しつつある。
「今さらながらルールや決まり事を一から決めるのは、反抗期の息子二人とはなかなか難しい問題だ」(50代)「今どきの子どもたちは『メールは見ないけどLINEは見る』らしいので、大人ももっと積極的に取り組んで確かめて、子どもたちへの対応を考えていくべき」という意見も多い。
「なんでもそうだが、使い方次第。LINEが悪いわけではなく使う方のモラルの問題が多いと思うので、マナー等がもっと公になっていれば、初めてでも使いやすいのかな」(30代)といった声に代表されるように、「LINE」はなんとなく使う種類のアプリではないということをもうそろそろ気づいたほうがよいだろう。そうでないと、ふたりだけの秘密の会話も白日の下にさらされ、人生の進路すら変わってしまった「あの事件」はLINEユーザの教訓にならない。いろいろな意味で節度をもってつかってこそ、コミュニケーションアプリ「LINE」は成り立つのだ。

*以下の設問がございます。

■調査概要

属性

調査方法 インターネット調査
調査期間

2016年8月

回答者数

20代から60代以上の女性(弊社WEB会員)170名

調査実施機関 株式会社キャリア・マム

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