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「情報源」についてのアンケート

普段あなたは、どんなところからどのような「情報」を得ているだろうか。情報過多と言われる時代の中で、 どのように情報を取捨選択し、利用しているのかを調査した。

問1.あなたの主な情報源は何ですか。よく使うものを3つ選んでください
あなたの主な情報源は何ですか?
■ インターネットのある生活が当たり前!?
まず、自分自身がどこから情報を得ているのか、上位3つを選択してもらったところ「インターネット(ニュースサイトや情報サイト、アプリ)」(87.5%)「テレビ」(74.2%)「新聞」(46.1%)が挙げられた。「SNS(ツイッター、Facebookなど)・ブログ」(32.0%)や「メール・メルマガ」(21.1%)を含めると、情報収集にはインターネットが多く利用されている状況が見えてくる。また「家族・友人」(31.3%)は主に対面での口コミと思われるが、SNSやメール経由も容易に考えられることから、口コミ方法そのものが変わりつつあることが伺える。
★テレビについてお伺いします
問2.テレビから得る情報は主に何ですか。3つまで選んでください
問3.テレビから得る情報は信用できると思いますか
問4.テレビについて、思うことを自由にお書きください
テレビから得る情報は主に何ですか テレビから得る情報は信用できると思いますか
■ 「まずはやっぱりテレビ」という世代が多いマム会員
「テレビから得る情報は主に何か」を3つまで選んでもらったところ、「ニュース・天気」(90.6%)、「政治・経済」(44.5%)、「芸能関係」(39.1%)が上位に挙げられた。また、「テレビから得る情報は信用できると思うか」との問いには、一番多かったのが8割近くの人が「おおむね信用できる」(77.3%)と回答し、ついで「あまり信用できない」(17.2%)となった。そこで、「テレビについて思うことを自由にお書きください」と尋ねたところ、「リアルタイムな情報がうれしい」(30代)という声に代表されるように、即時性の高さを挙げる人が多かった。SNS上での噂やデマレベルの情報発信の方が場合によっては早いこともあるが、より正確な情報としては、やはりテレビのニュース速報が勝ると思われているあらわれだろう。
しかし、テレビの欠点や気になる点を挙げる人も。「やたらバラエティー番組が多い」(40代)「最近、情報が複数の番組で被っている」(40代)といった番組の内容や「これぞ『見よ!』というところの前でCMに入り、CMあけでまたその前の繰り返しを見せてから始まると言うのは本当にイライラする」(40代)「バラエティーのテロップがとてもうざい」(40代)などの見せ方への不満もあった。ただし、テロップについては「家事をしながら遠くから見ているので、しゃべっていることがテロップででてくるのはありがたい」(40代)という意見もあり、上手に活用する人もいることが分かった。「報道されていることが本当の事か、時々疑問に思うことがある」(40代)「情報が偏っていたり、調査が甘いまま放送している番組があるので、もう少し調べてから放送すべきと思うことも」(40代)「流行りものを『流行っている』と放送しているが、『流行らせようとしている』感じがする」(40代)などの鋭い意見もあった。
とはいえ、「今でこそネット社会と言われているが、TVの影響を受けて育ってきた年代なので、新聞も読むもののテレビにどうしても目が行ってしまう」(50代)「テレビはみんなで見られるので、話題が一緒になり会話も弾み、和やかさを与えてくれる」(40代)という、マム会員の世代ならではの意見も。
またインターネットとの比較を挙げ、「インターネットの投稿をそのまま報道することが多いので、インターネットを見ているほうが早い」(40代)「欲しい情報はインターネットなどで入手するのでほとんど見ない」(30代)「テレビの情報は流して見て、 興味を持ったら新聞やインターネットで調べるようにしている」 (30代)というインターネットへの踏み台にテレビを利用する人もいた。
新聞についてお伺いします
問5.新聞から得る情報は主に何ですか。3つまで選んでください
問6.新聞から得る情報は信用できると思いますか
問7.新聞について、思うことを自由にお書きください
新聞から得る情報は主に何ですか 新聞から得る情報は信用できると思いますか
■ 視覚のみに訴えるメディア「新聞」
「新聞から得る情報は主に何か」を3つまで選んでもらったところ、「ニュース・天気」(48.4%)、「政治・経済」(43.8%)、「生活全般」(24.2%)が上位に挙げられた。一方、35.9%の人が「新聞は読まない」と回答しているのも注目である。
また、「新聞から得る情報は信用できると思うか」との問いには「おおむね信用できる」(74.2%)が一番多く、ついで「信用できる」(14.8%)となり、「あまり信用できない」は7.8%にとどまった。そこで、「新聞について思うことを自由にお書きください」と尋ねたところ、「家計の圧迫になる」(30代)「一応取っているだけで、ほとんど自分も家族も読んでいない」(30代)と、新聞をあまり情報源として見ていない意見があった。「新聞を読まない日もあるが、やはり身近に置いておきたい」(40代)という人もいれば、「新聞社が公開しているウェブサイトである程度情報を取得できるので、わざわざお金を支払ってまで情報を得たいと思わなくなった」(40代)という声もきかれた。
また「情報が遅い」(40代)「広告が多い」(50代)「強引すぎる勧誘がいや」(40代)などの意見が多かった一方で、「何紙か読み比べるとおもしろい」(40代)「子ども新聞を取っているが、大人が読んでも楽しめる」(30代)といったツウの意見もあったのが特徴だ。 新聞は文字と写真が主体であり、紙でできたアナログなメディアであるため、「文字がたくさんで、自分に必要な情報を抜粋するのが面倒」(20代)「字が小さいのでだんだん読むのがつらくなってきた」(40代)など、情報の取り出しにくさを訴える人もいる。そんな人には「大見出しは全部読み、興味を持ったら読み深める。大まかな情報は入るので、インターネットよりは世の中の情報を把握できるかも」(30代)という読み方をしてみたらいかがだろうか。
「ねつ造はやめてほしい」(40代)「信頼を損ねないでほしい」(60代)といった厳しい意見も多く聞かれたが、それは他のメディアよりも「信用できる」と思われている比率が高いあらわれなのかもしれない。
★インターネットについてお伺いします
問8.インターネットから得る情報は主に何ですか。3つまで選んでください
問9.インターネットから得る情報は信用できると思いますか
問10.インターネットについて、思うことを自由にお書きください
インターネットから得る情報は主に何ですか インターネットの情報は信用できると思いますか
■ 情報源の主力になりつつある「インターネット」だが......。
「インターネットから得る情報は主に何か」を3つまで選んでもらったところ、「ニュース・天気」(71.9%)、「芸能関係」(50.8%)、「生活全般」(40.6%)が上位に挙げられた。また、「インターネットから得る情報は信用できると思うか」との問いに「おおむね信用できる」(54.7%)「あまり信用できない」(42.2%)を合わせると97%近くなる結果となった。
そこで、信用性に大いなる疑問をもちつつも使用度の高いインターネットに対し、思うことを自由に述べてもらったところ、やはり多かったのは「情報の真偽を自分で判断する必要がある」(30代)といった情報の正確性への疑問だった。「個人が手軽に情報発信できるようになったが、信ぴょう性は下がったと思う。またそれに惑わされる人が多く、誹謗中傷を真に受けてそれを再発信してしまう、そんな状況が悲しくなる」(40代)という意見もあった。
また、「情報が多すぎて探すのが難しい」(30代)といった声があるように「目的のものを探しあてるためのスキル」は必須だ。「レシピがいろんなサイトで検索できるのでとても助かっている」(40代)といった意見は、主婦が多いマム会員ならでは。そんな気持ちをもちゃんと汲んだ「まとめサイト」も活況だが「検索にまとめサイトばかりあがってくるとうんざりする」(40代)ことも。また「つい見続けてしまう」(40代)「目が悪くなる」(40代)などの中毒性、「子どものネット利用は主目的を忘れがちなので困る」(40代)といった子どもへのネットリテラシーへの対応も悩むところだ。「すべてを鵜呑みにせず、自分の中できちんとしたモラルや判断力を養うことは、これからのネット社会では必要」(30代)という考え方が、インターネットを利用する人すべてに浸透していかなければならないだろう。
問11.あなたが情報発信のために使っている媒体はありますか
問12.興味がある情報を得たとき、あなたは誰に伝えますか
あなたが情報発信のために使っている媒体はありますか 興味がある情報を得たとき、あなたは誰に伝えますか
■ 誰もが簡単に情報の発信者・受信者双方になり得る時代
インターネットのおかげで、今や情報は受け取るだけではなく、発信する側にも容易になれる。有名人であろうとなかろうとあまり関係がない。実際に「あなたが情報発信のために使っている媒体は何か」を聞いてみたところ、「Facebook」(36.7%)、「ツイッター」(32.8%)「ブログ」(29.7%)が挙げられ、これらのインターネット経由での日常的な発信が躊躇ないものになってきている。それでいて「興味がある情報を得たとき、あなたは誰に伝えますか」と聞くと、普段から顔を合わせるような身近な「家族」(75.8%)や「友だち」(58.6%)「同僚・仕事関係」(18.0%)などが多く、「不特定多数の人(インターネット経由で)」は10.2%とわずか1割程度だ。つまり、「主に身近な人へのさらなるコミュニケーションツールとして活用している」ことがみてとれる。問1にて「口コミ」に関するシーンの変化を述べたが、まさにこういった状況ではないかと推測される。
■ 情報過多の時代だからこそ「本物を見つける目」を養おう
テレビ・新聞・インターネットのいわば「三大情報源」は、その長所・短所に合わせて受け取る情報の種類や信頼度がそれぞれ異なることがまとめの図(「各メディアから得る情報(まとめ)」・「『情報は信用できるか』の回答比較」)からもよく分かる。その中から正しい情報・誤った情報を取捨選択する力を養い続けないと、いらぬことに振り回されっぱなしの人生を送ることにもなりかねない。
働きたい女性のライフスタイルを提案しているキャリア・マムも、主にインターネットをフィールドに情報発信している企業のひとつである。そこで、「キャリア・マムを通じて知りたい情報は何か」を最後に聞いてみた。「モニターなどのプチお仕事情報」(71.1%)が最も多く、「求人情報」(69.5%)「仕事に役立つ情報」(52.3%)「イベント情報」(39.8%)「起業・創業に関する情報」(23.4%)と続いた。
いまや情報源として頼らざるを得ない一方で、真偽が分かりにくいインターネットは、まさに大海原のようである。キャリア・マムもその中でひるむことなく、女性ならではの「しなやかな働き方」に関する、常にフレッシュかつホンモノの情報をこれからも発信しつづけられる企業でありたいと考えている。

他にも以下の設問がございます。

  • あなたの主な情報源は何ですか。よく使うものを3つ選んでください

    ★テレビについてお伺いします
  • テレビから得る情報は主に何ですか。3つまで選んでください
  • 1日のうち、テレビを観ている時間はどれくらいですか
  • テレビから得る情報は信用できると思いますか
  • テレビについて、思うことを自由にお書きください

    ★新聞についてお伺いします
  • 新聞から得る情報は主に何ですか。3つまで選んでください
  • 1日のうち、新聞を読んでいる時間はどれくらいですか
  • 新聞から得る情報は信用できると思いますか
  • 新聞について、思うことを自由にお書きください

    ★インターネット(ニュースサイトや情報サイト)についてお伺いします
  • インターネットから得る情報は主に何ですか。3つまで選んでください
  • 1日のうち、インターネットをしている時間はどれくらいですか
  • インターネットの情報は信用できると思いますか
  • インターネットから情報を得る際には何を利用していますか
  • よく使う検索エンジンは何ですか
  • インターネットの情報について、思うことを自由にお書きください
  • あなたが情報発信のために使っている媒体はありますか
  • 興味がある情報を得たとき、あなたは誰に伝えますか
  • キャリア・マムを通じて知りたい情報は何ですか
  •  
■調査概要
属性 このアンケートの問合せはこちらから
調査方法 インターネット調査
調査期間

2015年1月

回答者数

20代から50代の女性(弊社WEB会員)128名

調査実施機関 株式会社キャリア・マム
web調査のご依頼はこちらから

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