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ペットについてのアンケート

あなたの家では犬や猫などのペットはいるだろうか。
ペットの種類、飼い方、どんな存在かを徹底調査した。

問1.ペットを飼っていますか。
問2.「飼っている」「飼っていた」と答えた方、何を飼っています(いました)か。また、そのペットを飼いはじめた理由(きっかけ)を教えてください。
問3.ペットがいることで、生活がどう変わりましたか。
ペットを飼っていますか 「飼っている」「飼っていた」と答えた方、何を飼っています(いました)か
■ 人気はやっぱり、犬・魚・猫!
まずはじめに、「ペットを飼っていますか」と聞いたところ、「飼っていない」が46.6%、「飼っている」が43.5%、「以前飼っていた」9.9%となった。「飼っている」と「以前飼っていた」を足すと、ほぼ「飼っていない」とほぼ半々となる。また、何を「飼っている」「飼っていた」かを聞いてみると、「犬」(45.1%)「魚」(32.4%)「猫」(26.5%)「ハムスター」(15.7%)「昆虫」「鳥」「亀」がそれぞれ11.8%となった。ちなみに「その他」(7.8%)として「イモリ」「フェレット」「モモンガ」などが挙げられた。
次に、そのペットを飼いはじめた理由(きっかけ)を聞いてみると、「ペットショップで一目惚れ」(50代・猫)「動物愛護センターで出会った」(40代・犬)「マンションのごみステーション横に捨てられていた」(40代・猫)「子どもが友人から譲ってもらった」(50代・昆虫)「子どもから誕生日のプレゼントに仔犬をリクエストされた」(50代・犬)「気が付いたらセキセイインコと暮らしていた」(40代・鳥)などなど、ペットとの出会い方は人それぞれ。そこで「ペットがいることで、生活がどう変わったか」を聞くと、やはり多いのは「可愛くて可愛くて、とても癒される」(40代・うさぎ)などの「癒しの存在」「家族の一員」(40代・亀)であること。また「子どもが生き物への興味が増した」(30代・魚、昆虫)「子どもに思いやりの気持ちが育った」(40代・魚、犬、魚、ハムスター)のような、子どもの情操教育にひと役かっている例も見られた。中には「大型犬の散歩を毎日することで健康になり、風邪をひきにくくなった」(50代・魚、犬、魚、ハムスター)「動物の命について考えるようになり、動物保護活動に興味を持った」(40代・猫)などの意見も。一方では「1泊以上の旅行がしにくくなった」(50代・魚、犬、魚、ハムスター)といった「家族が増え、会話が増え、世話も増えた」と感じる人もいるようだ。
問4.1ヶ月間に、ペットにかかる費用はいくらぐらいですか(でしたか)。(ペットを複数飼っていた方は、いちばん費用のかかったペットについてお答えください)
問5.ペットを飼う上で負担に感じることは何ですか
ペットを飼う上で負担に感じることは何ですか
■ どんなペットでも「お世話」は必要
「1ヶ月間に、ペットにかかる費用はいくらぐらいですか(でしたか)」と聞いてみると、「~1,000円」が36.3%と最も多く、「~3,000円」(20.6%)、「~5,000円」(16.7%) 「~8,000円」(5.9%)「~10,000円」(7.8%)「~20,000円」(8.8%)と続き、「20,000円以上」も3.9%存在した。月5,000円までを合計すると、全体の3/4近くを占める73.6%となるため、だいたい月5000円以内を「ペット費」として考えている人が多いことが分かる。

上位を占めたのが「旅行ができない」(45.1%)「ペットとの死別」(42.2%)「ペット居住場所の掃除(小屋・水槽など)」(33.3%)だった。たしかにどれも負担に感じることばかりだが、ペットと暮らすということは、それらをも我慢できるような喜びがあるということなのだろう。なお、ここで注目したいのは「治療費」(27.5%)だ。人間のような健康保険システムではないため、ペットの種類や症状によっては金銭的負担が重くのしかかる。しかし、かわいいペットのピンチは何としても救いたいというのが「親心」。このように、どんな種類のペットであっても、飼うからにはさまざまな負担を強いられる可能性があることを前提に迎え入れる必要がある
問6.ペットを飼いたいと思いますか
問7.ペットを飼っていない理由を教えてください。
問8.珍しいペットを飼っている人をご存知でしたら、その方が何を飼っているか教えてください。(豚、大きなカメなど)
ペットを飼いたいと思いますか ペットを飼っていない理由を教えてください
■ 飼うってやっぱり大変なことなの!?
次は、ペットを「飼っていない」と回答した人に、ペットを飼いたいと思うか聞いてみた。すると、「はい」の39.3%に対し、「いいえ」が49.4%、「わからない」が11.2%という結果になった。また、ペットを飼っていない理由を聞いてみると「世話をする時間がない」(40.4%)「ペットを飼える住環境ではない」(38.2%)「別れがつらい」(31.5%)「お金がかかる」(24.7%)「自分または家族がアレルギーを持っている」(18.0%)など挙げられた。日々の生活のなかにペットとともに送る毎日を当てはめると、時間、環境、心情的なもの、金銭的負担、身体症状などなど......。さまざまな理由により二の足を踏んでしまうようだ。その他(11.2%)の意見として、前項問5での回答と同じ「思い立った時に旅行に行けない」(50代)や、「子供の世話で手一杯。一人で静かにしていたい」(50代)などがあった。興味のある・なし、ペットを飼っている・いないに問わず、生半可な気持ちではペットは飼えないと考えている人が多いことがわかるだろう。

次に、珍しいペットを飼っている人の情報を聞いたところ、バラエティに富んだ回答がざくざく。中でも「50年飼っている亀」(40代)「靴を履いた大きな亀が近所を散歩している」(40代)など、ペットとしても人気の高い亀が複数挙げられた。豊富な種類と比較的長生きなことから、珍しいタイプも多いのかもしれない。そのほか、「ウーパールーパー」(40代)「ヤギを飼っているお宅があった」(40代)「近所の人がふくろうや猿を飼っていて、お散歩させているらしい」(50代)「昔、会社の上司がからすを飼っていて、言葉を教えていると噂があった」(50代)「昔アヒルを飼っていて、むちゃくちゃかわいかった」(40代)「豚を飼っている方がいる。日中は外でゲージ内に入れ、夜は家の玄関内にいるらしい」(40代)など、ついつい見にいきたくなるような目撃情報が多数寄せられた。
問9.自分のまわりのペットや飼い主のマナーで困ったことはありますか。また、具体的にどういうことで困りましたか。
自分のまわりのペットや飼い主のマナーで困ったことはありますか
■ ペット自身は一所懸命「生きているだけ」なのに......。
自分たちでペットを飼っていようとなかろうと、他人のペットにまつわるトラブルというのは(あってはならないが)地域問わずよくある話だ。回答結果も「はい」(57.1%)が「いいえ」(42.4%)を上回った。
おそらく前項で「飼っていない」と回答した人の中には、こうしたトラブルを避けるためにも飼わないという判断をしているのかもしれない。具体的なトラブル例として「無駄吠え」(40代)「リードを付けずに散歩」(30代)「咬まれた」(30代)「洗車しても足跡をつけていく」(30代)「ゴミ捨て場を荒らす」(30代)などがあったが、その中でも圧倒的に多かったのは、「排泄物が放置されている」(40代)といった糞尿にまつわるトラブル。自分の家の周りなどの身近な部分を汚されることで、不快な思いをした人が多いようだ。「糞尿は生理現象」と飼い主は考えていても、結果的に周りの人たちが不快になることはマナーとしていかがなものか。また、「飼ってはいけないマンションで飼う」(30代)トラブル例も多かったが、ペット禁止という住居は、おそらく何らかの理由があってそういう規則を設けているのであり、ペットが苦手な人がその規則を目当てに入居している場合もある。ペット云々以前に、住む場所のルールやモラルは守ってしかるべきだろう。
■ 手間もお金もかかる、死別もつらい。分かっていても、いっしょにいたい。
「あなたにとって、ペットとはなんですか」と「飼っている(飼っていた)」人に聞いてみると、前項問3と同じように、「癒してくれる存在」(66.7%)「家族の一員」(64.7%)と考えている人が断トツに多かった。最後に「ペットについて、思うことを自由にお書きください」と聞くと、「溺愛している自分にビックリ」(40代)「とても可愛くて、疲れが消える」(50代)「家族内での会話が少ない御家庭の方々は、是非、ペットを飼う事をお勧めします!」(40代)などなど、ペットを迎え入れたことで自分の内面の変化に気づいたり、優しい心をはぐくめるようになったりと、一見「いいことづくめ」のように見えなくもない。しかし、意外にもポジティブな内容ばかりではなく、現実的な意見も多く見られた。たとえばどうしても避けられない、ペットとの永遠の別れがつらくのしかかる「ペットロス」への不安だ。「失った時の喪失感は今から不安」(40代)「かわいいけど、死んだ時が悲しい」(40代)などは、分かっていてもとても気になる問題だ。中には「大型インコは寿命が長く、50年以上生きるのが普通。 飼い主の方が先に寿命を迎えそうなので、その後が心配」(50代)「将来的にペットの介護や自分自身たちが介護状態になったとき、どのような状況になるのか考えておかなければいけないと思う」(50代)という将来的なことで不安を感じる人も。どちらにせよ「人間と同じいのちを持った生き物なので、大切に育てたい」(40代)ものである。
また、前項問9と同じく、飼い主のマナーを提起する声が多かった。「責任のない人が目立つ」(40代)「自分の家で管理できるものを飼って欲しい」(40代)など、どれも納得できる意見だ。「人それぞれ好ききらいがあると思う。他人の迷惑にならないように責任を持って飼わなければいけないのだが、それができていない人が多いのが残念」(40代)と、冷静な意見が多く見られた。可愛い我がペットが他人からかわいくないとみられるのは、飼い主にとっても好ましいことではないだろう。また、ペットが糞尿をまき散らしたり、吠えまくったりしても、彼らに罪はない。人間社会のかたわらに迎え入れた以上、ペットを人間同士のコミュニケーションを害する存在にさせるのは、ほかならぬ飼い主の技量しだい。自戒の念もこめて、いま一度モラルを見直したいものである。ペットも「私たちと言葉はかわせませんが、ちゃんとわかっている」(40代)はず、である。

他にも以下の設問がございます。

  • ペットを飼っていますか
  • ペットを「飼っている」「飼っていた」と答えた方、何を飼っています(いました)か。また、そのペットを飼いはじめた理由(きっかけ)を教えてください
  • ペットがいることで、生活がどう変わりましたか
  • 1ヶ月間に、ペットにかかる費用はいくらぐらいですか(でしたか)。(ペットを複数飼っていた方は、いちばん費用のかかったペットについてお答えください)
  • ペットを飼う上で負担に感じることは何ですか
  • あなたにとってペットはどんな存在ですか
  • ペットを飼いたいと思いますか
  • ペットを飼っていない理由を教えてください
  • 珍しいペットを飼っている人をご存知でしたら、その方が何を飼っているか教えてください。(豚、大きなカメなど)
  • 自分のまわりのペットや飼い主のマナーで困ったことはありますか。また、具体的にどういうことで困りましたか
  • ペットについて、思うことを自由にお書きください
  •  
■調査概要
属性 このアンケートの問合せはこちらから
調査方法 インターネット調査
調査期間

2014年8月

回答者数

20代から50代の女性(弊社WEB会員)191名

調査実施機関 株式会社キャリア・マム
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