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「息抜き」に関するアンケート

女性が「ああ、息抜きしたい」と感じる時はどんな時なのだろうか。
仕事や家庭に振り回される毎日の中、 ほっとするのはどんな瞬間か、そしてどのように過ごしているのか聞いてみた。

問1.あなたは仕事をしていますか。
問2.お子さんがいる方は、いちばん下のお子さんの年齢を教えてください。
あなたは仕事をしていますか お子さんがいる方は、いちばん下のお子さんの年齢を教えてください
■ 「自分のことはあと回し......。」という状況、ありませんか?
まず、この調査に参加したマム会員の属性を大まかに挙げる。「あなたは仕事をしていますか」との問いに「はい」(75.2%)が多いのも、前述のとおりマム会員対象の調査であることも関係する。また「お子さんがいる方は、いちばん下のお子さんの年齢を教えてください」との問いに、小学生以下(就園前・8.3%、幼稚園/保育園・17.5%、小学校低学年・13.6%、小学校高学年・15.5%)と回答した人が合わせて半数以上いるのも特徴だ。マム会員は、手のかかる年頃の子どもを育てながら仕事もこなす人が多いということだろう。
問3.1日のうち、自分の自由な時間はどれくらいありますか。
問4.ふだん、自由な時間に何をしていますか。
1日のうち、自分の自由な時間はどれくらいありますか ふだん、自由な時間に何をしていますか
■ オトナになっても、女子は女子!
では慌ただしい毎日の中、どのぐらい自由な時間を持ち、どんなことをしているのだろうか。「1日のうち、自分の自由な時間はどれくらいありますか」との問いに「~3時間」(22.3%)、「~4時間」(14.1%)、「5時間以上」(21.8%)をあわせると半数以上になる。そして、「ふだん、自由な時間に何をしていますか」について圧倒的に多かったのは「ネットサーフィン」(67.0%)だったが、これもまた比較的パソコンを使いこなせる人の多いマム会員ならではの結果と言えよう。そのほか、「ビデオ・テレビ鑑賞」(49.5%)「友だちと会う」(41.7%)「ショッピング」(39.8%)と続いた。一方で、「その他」(13.1%)の回答として「家事」と答える人が複数いた。「自由な時間」に家事をするのか、逆に家事をする時間は「自由な時間」と言わないのか、その人の受け取り方次第であることが印象付けられた結果でもある。また、「休む」(40代)など、活動だけではなく身体を休める時間として活用している人もいた。
問5.友だちやママ友とのランチ代は月にいくらくらいですか。
友達やママ友とのランチ代は月にいくらくらいですか
■ 「おしゃべりしながらのランチ」は必要経費!?
「友だちやママ友とのランチ代は月にいくらくらいですか」との問いに 「~2000円」(60.7%)がもっとも多く、「~3000円」(21.8%)と続いた。ひと月に使うランチ代(1回あたりではない)がここまでで8割以上を占めるあたり、財布のひもはかたいというべきなのだろうか。たかが昼食、されどランチ。重要な情報交換の場と称して集う友だちやママ友との食事は、他人から見ると愚痴のこぼし合いや他愛のない話に終始しているように見えるかもしれない。しかし、この「必要経費」を上手く使うことで、「息抜きタイム」を効率よく利用しているというのも事実だ。
問6.ここ1年、家族に内緒で買ったり使ったりしたものはありますか。はいと答えた方、具体的にどんなことに使いましたか。
問7.あなたが今いちばん欲しいものは何ですか。
ここ1年、家族に内緒で買ったり使ったりしたものはありますか
■ カミングアウトできない「使途不明金」ありますか?
「ここ1年、家族に内緒で買ったり使ったりしたものはありますか」と聞いてみると、7割近い人が「ない」(69.4%)と答えているが、ここでは残りの「ある」(30.6%)と答えた人に、さらに「具体的にどんなことに使いましたか」と聞くと「エステ」(40代)「化粧品」(30代)「自分のお金で洋服とアクセサリー」(40代)といった王道から、「株式」(30代)「投資信託」(30代)といった現実的なもの、「一眼レフ」(30代)「好きな野球チームのグッズ」(30代)「アーティストのツアーグッズ」(30代)などの趣味に走るものなどなど、次々と明かされた。つまり、堂々と買ったら悪いかな、と思ってしまう、「家族に言えないような」ものをこっそり買う傾向があるようだ。中には「塾をかわった長男の入塾費用」(50代)を挙げる人も。自分のものではないところが涙ぐましい。また、どんなことに使ったのかと聞いているのに「内緒にせずに買ったものに、内緒で買ったものを紛れ込ませる」(40代)といったテクニックを披露してくれる人、「飲み会に行くと言って堂々と出かけているけど、その飲み会に使った金額は10万円を超える。とても言えない」(40代)といった衝撃の告白をする人も。確かに、言わないほうがなにかと都合はよさそうではある。
そして、「あなたが今いちばん欲しいものは何ですか」との質問に「お金」「時間」という回答をする人が多いのは容易に想像がつくが、「体力」(40代、50代)、「美肌」(50代)など、その世代ならではの回答も興味深い。また、「ひとりの時間」と答えた人はすべて40代なのも特徴的だった。ひとりになりたいけどなれないお年頃なのだろうか。ほかには「長男のテストの点数」(50代)といった母心全開の回答、「ダイエットする時間。体重5キロぐらいいらない」(40代)といったいらないものを捨てるために欲しいものを挙げる人もいた。
また、仕事に関する事柄を挙げる人が多く、「安定した仕事」(40代)「やりがいのある仕事」(50代)といった意見が多かった。マムをとおして「経験を活かせる仕事」(40代)にめぐり会い、欲しいものが手に入る人がたくさん増えることを願わずにはいられない。
問8.息抜きをしたい、と思うときはどんな時ですか。
問9.あなたがいちばんほっとする時間はいつですか。ほっとする時間について、理由を教えてください。
問10.お友だちやお知り合いの息抜き方法を聞いて驚いた例があれば教えてください。
息抜きをしたい、と思う時はどんな時ですか あなたがいちばんほっとする時間はいつですか
■ ほっとするのは一人きりのとき、それとも大勢のとき?
では、「息抜きをしたい、と思うときはどんな時ですか」と聞いてみた。「家事をしているとき」(48.5%)「仕事をしているとき」(35.0%)「子どもの世話をしているとき」(32.0%)「夫の世話をしているとき」(21.4%)「ママ友とかかわっているとき」(5.8%)「舅・姑の相手をしているとき」(4.9%)と続いた。ストレスを感じる時間が続く→息抜きをしたい、とは限らないが、張り詰めた気持ちをふっと解き放つ瞬間は誰しも必要なものである。
そして「あなたがいちばんほっとする時間はいつですか」と聞くと「自分の好きなことを誰にも邪魔されずにできる」(40代)「好きなことをしていて妄想する」(40代)といった「趣味の時間」(40.3%)が最も多く、「ひとりでのびのびできる」(30代)という意見の多かった「家族が家を出たあと」(37.4%)、「一番自由になる時間が多い」(30代)という「家族が寝たあと」(32.5%)、「普段の愚痴を言える」(30代)などの「友だちとおしゃべりしているとき」(25.2%)、「子どもたちとの会話が楽しい」(40代)といった「家族団らんのとき」(20.9%)、そして「仕事をしているとき」(4.9%)と続いた。「ひとりになって嬉しい」(40代)と感じる人もいれば「気の置けない友人と過ごす時間が一番自分らしくいられる」(40代)と思う人など、「ほっとする瞬間」は一人か大勢か、人によって分かれるところだ。
息抜き方法やシチュエーションも千差万別だということが分かったところで「お友だちやお知り合いの息抜き方法を聞いて驚いた例があれば教えてください」との質問に、衝撃的な例がいくつも挙がった。 「ネットのゲームをやり続ける」(40代)「テレビ見ながらの鍋みがき」(50代)といったインドア派に始まり「ひとりでディズニーランドに行く」(40代)「ママ友と飲み会で、朝4時までカラオケBOXで遊ぶ」(40代)と活発に行動する人、そして「棚にのっている好きなものを全部買う『棚買い』をする(40代)「オカマバー巡り」(40代)と非日常的?な行動を好む人も。そして「非日常」の最たるものとして実は多かったのは「夫公認で、男友達とのふたり旅行」(40代)「夫以外の男性とのお付き合い」(40代)などの夫以外の異性の影を感じる回答だった。しかしこれはあくまでも「聞いた話」であり、マム会員の赤裸々告白ではないことを念のため申し添えておこう。
■充実した毎日を送るために欠かせないもの、それが「息抜き」
実は「息抜きをしたいと感じるとき」と「ほっとしたいとき」にしたいことの両方に入っているのが「仕事をすること」である。前述の家事をする時間を自由な時間とするか否か同様、人によって受け取り方が違うことがわかる。また、同じ人であっても、仕事で息がつまることもあれば、家を離れて仕事に集中することでほっとする瞬間もあるだろう。要は、同じことをしていても「環境や感じ方しだい」なのだ。前述の問9「ほっとする理由」を再度見てみると「ひとりが好き」(50代)・「自分だけの世界に浸れる」(40代)・「自分自身を保てる」(40代)・「自分のことを優先できる」(50代)といった個を大切にする人、「苦労をわかってくれる友人とのおしゃべりは気もラクだし楽しい」(40代)「家族で話をするのが好き」(40代)などの他人から共感や安心感を得たい人、実にさまざまだ。
これらの意見をまとめてみると「自分自身を大切にすると気持ちが安定し、心身のバランスが保たれることで充実感に満たされる」と考えている傾向が分かる。何事もがんばるためには、適度な息抜きは不可欠。「手抜きと思われたらどうしよう」などと考えずに、自分自身のために前向きに息抜きすることで、充実した生活への近道を手に入れられたら理想的だ。

他にも以下の設問がございます。

  • あなたは仕事をしていますか
  • お子さんがいる方は、いちばん下のお子さんの年齢を教えてください
  • 1日のうち、自分の自由な時間はどれくらいありますか
  • ふだん、自由な時間に何をしていますか
  • 友だちやママ友とのランチ代は月にいくらくらいですか
  • ここ1年、家族に内緒で買ったり使ったりしたものはありますか。はいと答えた方、具体的にどんなことに使いましたか
  • 息抜きをしたい、と思うときはどんな時ですか
  • あなたがいちばんほっとする時間はいつですか。ほっとする時間について、理由を教えてください
  • お友だちやお知り合いの息抜き方法を聞いて驚いた例があれば教えてください
  • あなたが今いちばん欲しいものは何ですか
  •  
■調査概要
属性 このアンケートの問合せはこちらから
調査方法 インターネット調査
調査期間

2014年6月

回答者数

20代から60代の女性(弊社WEB会員)206名

調査実施機関 株式会社キャリア・マム
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