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理想の息子 アンケート

我が子でありながら異性でもある、「息子」という存在。
こうあってほしい、こうなってほしい、こうだったらいいのに......と、
「理想の息子」について普段どう思っているのか、アンケートを実施した。

問1.息子にしたいタレント、有名人は誰ですか?
問2.(息子がいる方)息子はタレント、有名人にたとえると誰ですか?
問3.(息子がいる方)我が息子のプチ自慢をお願いします
息子にしたいタレント、有名人は誰ですか?
■ 「自分の隣を歩く"理想の息子"」とはどんなタイプなのか!?
「息子にしたいタレント、有名人は誰?」という問いに対して、7歳の 人気子役 「鈴木福」くんが14.9%と一番多い結果となった。これは、息子が「いる」と回答した人の中で、もっとも多い息子の年齢層が「7~12歳」(45.8%)ということや、最近の子役ブームの影響などが考えられる。しかし福くん以外は「向井理」(8.1%)「石川遼」(6.3%)「佐藤健」(3.6%)「三浦春馬」(2.7%)......と、誰もが認めるイケメン俳優やスポーツ選手が続く。おそらく、母親として並び歩くには最高の「自慢の息子」像を求め、あれこれと想像(妄想)をめぐらせた結果と言えよう。その他少数意見として、根強い人気を誇る「チャン・グンソク」「イ・ミンホ」といった韓流スター、「野比のび太」のようなアニメキャラクターも見られた。 また、「息子はタレント、有名人にたとえると誰か」という質問に対しては、「小栗旬(そうとうひいき目で見て)」(50代)「向井理(かなり褒めすぎですが)」(50代)「あわよくば『福山雅治』さん」(30代)など、謙遜しつつもしっかりとイケメン俳優やスポーツ選手を挙げる人が多かった。そんな中「長男 こけし 次男 お地蔵さん」(30代)といった抽象的かつ冷静なたとえや「スティーブ・ジョブズ氏???」(50代)のような世界的な「大物」まで登場した。他人の評価はどうであれ、母にはついついそう見えてしまうようである。
そしてそんな息子たちの「プチ自慢」を聞いてみると、もはや「プチ」を超越してしまった自慢もあれば、微笑ましいものまでさまざま。この結果は「母親として、どんなところが我が子のセールスポイントだと思っているか」ということがみてとれる。多かった回答としては《やさしい》「とても気持ちの優しい子」(30代)、その他《頑張り屋》「自分で決めた事は一生懸命頑張る」(40代)、《可愛がられる》「愛想が良くて誰にでもニコニコ、みんなにかわいがってもらえる」(40代)《勉強が得意》「勉強ができるほう」(40代)《運動神経がよい》「運動が得意です。リレーの代表に選ばれたりと運動会は大活躍です」(30代)......などなど、枚挙にいとまがない。特に、「世界で一番かわいい」(30代)、「私の中の№1の男です」(40代)など、「息子にゾッコン!」という熱い回答も見逃せないだろう。
問4.(息子がいる方)息子とどんな話をすることが多いですか?
問5.(息子がいる方)息子との思い出や会話の中で 今まででいちばんうれしかったことは何ですか?
問6.(息子がいる方)息子との思い出や会話の中で 今まででいちばんショックだったことは何ですか?
息子とどんな話をすることが多いですか?
■ 分かってはいるものの、ショックな出来事が多い「思春期」
前述のとおり、「7~12歳」(45.8%)の息子をもつ回答者が多いためか、「日々の生活」について話をする親子が87.0%もいた。少数意見としては「離婚した夫のことや、人生についてなど」(40代)「パソコンやiPadなどの機器操作の話」(60代)といった大人の会話から、「まだ0歳なのでこちらから一方的に話す」(30代)などの会話以前のものもあった。
「息子との思い出や会話の中で今まででいちばんうれしかったこと」については、「ママ大好きといわれたこと」(20代)「ママと結婚式すると言ってくれたこと」(30代)などの可愛さ爆発といった時期から始まり、「『いつもありがとう』というお手紙をもらったこと」(40代)「私が具合の悪かった時にいろいろと心配してくれたところ」(40代)のような、気遣いができるようになったことへの感動、やがて「『いつまでも元気にいなきゃ、だめだよ』と、声をかけてくれた事」(50代)「悩んだ時に的確な助言が最高」(60代)といった、頼りになる存在としての進化......。息子が成長していく過程での、母親の「感激ポイント」の変化にもぜひ注目したい。
反対に「思い出や会話の中で 今まででいちばんショックだったことは何か」に対する回答からも、息子の成長を追うことができる。これは、「ママきらい」(30代)「うるさいといわれる事」(30代)「『マジ消えてほしい』と言われたこと」(40代)といった子どもの態度によるものと、「毎日叱りすぎて、子供が数日萎縮したこと」(30代)「私が勢いで『嫌い』と言ってしまったことが、息子の心に残ってしまったこと」(40代)「そんなに信頼されていないのか!と言われたこと」(50代)と、子どもに対する母親自身の態度によるものに大きく2つに分けられる。 また、「親子喧嘩をしてしまい、いつもならしばらくすると仲直りできたのに、時間が経っても目を合わせてくれずに意地を張られたとき。 ショックだったけど子供の成長を感じました(かんたんにごまかされなくなった)」といった、複雑な心境ながらも成長を喜ぶ、母親ならではの回答もあった。
問7.(息子がいる方)夫と息子、どちらが好きですか?
問8.(息子がいる方)将来、息子に求めるもの・期待することは何ですか?
夫と息子、どちらが好きですか?
■ 我が子に幸せになってほしいのは、親として当たり前の気持ち
ある意味比較するのは難しいこの設問に対し、「夫」 (6.1%) よりも「息子」が 56.5% と圧倒的に多い結果となったが、「ふたりとも」と回答する人が 35.9% もいることにも注目したい。 「息子」と回答した人で多い答えは「無条件にかわいい」 (50 代 ) というものだが、「息子は理由なくただただ愛しい。旦那は嫌な所ばかり目につき、嫌いになるばかり」 (40 代 ) 「 主人の嫌なところを共感してくれるから」 (50 代 ) 「先の可能性にかけます」 (40 代 ) 「臭くない(笑)」 (30 代 )...... などなど、息子のほうが好きな理由よりも、夫に対する不満のほうが目立ってしまった。しかし「ふたりとも」と回答した人の理由は違う。「選べるものではない」 (40 代 ) 「それぞれの良いところがあるので、私には両方必要です」 (30 代 ) 「どちらもかけがえのない家族だから」 (40 代 ) と、心温まる回答 が寄せられた。さらに 6.1% いる「夫」と回答した人に至っては「夫には今でも大恋愛中です」 (30 代 ) 「夫は永遠に最愛の人です」 (30 代 ) と、世の中の夫が小躍りしてしまいそうな理由の数々だった。つまり、妻でもある母親が、父親でもある夫をどのように見ているかによって息子に対する答えが変化すると言えるだろう。
また、「将来、息子に求めるもの・期待することは何か」との問いには、「自立すること。何にでもチャレンジしようとする気持ちを持つこと」 (30 代 ) といった 「生き方」、「健康でいてくれれば何でも良いです」 (20 代 ) などの「健康」、「幸せな家庭を築いて欲しいです」 (40 代 ) といった「結婚」の 3 つの要素を挙げる声が多かった。我が子に幸せになってほしいと願うのは、親として当然の感情。今までたどってきた道を振り返りつつ、自分よりももっといい人生を歩んでほしいと少し高望みをしながらもエールを送り続ける。これぞ「親心」なのである。
問9.(息子がいない方)息子がいたらいいなと思いますか?
問10.(息子がいない方)問9の理由を教えてください
息子がいたらいいな、と思いますか?
■息子がいたら、一緒にどんなことをする?
74.4%もの人が「はい」と回答するほど「息子がいたらいいな」と思う人は多い。その理由として「一人は息子がほしいので、今いるのが娘なので」(20代)というシンプルな理由から、「頼りになりそう」(30代)「可愛い息子だったら一緒にお買い物に行きたい」(50代)といったイメージ先行の回答、「家(お墓)を継いで欲しいから」(40代)などの具体的な要望まで幅広い。一方、「いいえ」(25.6%)の理由はより具体的だ。中でも多かったのは「嫁姑問題が頭をよぎる。 嫁にとられる」(30代)といった「お嫁さん」の存在。すなわち自分自身を指す人も多いだけに、想像がつきやすいのだろう。「男の子は手がかかるし、どうせ結婚したら嫁側に着くことになるから」(20代)という回答の中にある「どうせ」という言葉がすべてを物語っているかのようである。ほかには、「最終的には離れていくから」(40代)「娘のほうが年とったとき、一緒に旅行にいけたりできるので」(30代)など、自分の将来を考えると不安になり、「娘のほうがなにかと安心」と思ってしまうのであろう。その一方では「自分の好みの男に仕上げたい」(「はい」・40代)というなかなかアグレッシブな回答もあった。
■ 我が子であって同性ではない、それが息子
母親にとって、息子は娘よりも不思議な存在だ。同じ我が子でありながら性別が違うがために、娘のころの自分になぞらえることができない。そればかりか、心も身体もダイナミックに成長していく姿を想像したり、実際に見守ったりしていく過程では、たとえ親であっても戸惑う時もあるだろう。しかし「血は水よりも濃し」という言葉があるように、親子だからこその結びつきは固い。テレビドラマのように、思春期を迎えても「母ちゃんダイスキオーラ」をだす息子は実際なかなかいないとは思うが、なにげなく気遣ってくれたり、照れながらも気にしてくれたりする姿は、娘では味わえない、なんだかくすぐったい感情をお互い共有できる。まさに、息子をもつ母親冥利に尽きる瞬間と言えるだろう。また、母親が「理想の息子像」を思い描くように、息子も「理想の母親像」をなんとなく想像しているのだろうが、果たして息子たちの理想と現実はどれだけ近いのだろうか。母親だって、実は子育てしながら息子の力を借りつつ、励まし、時にぶつかりながらともに成長しているのだ。今回いわば「とばっちり」のような形で夫への感情が露呈してしまったが、それは所詮「他人」だから。異性であっても、我が子は我が子。たとえ分かり合えない部分があっても、愛情に勝るものはない。我が子として生を受けてくれて、楽しく毎日を過ごしているのであれば、母親にとっては十分「理想の息子」なのだ。顔の造作や見た目なんて、思いっきり棚に上げてしまおう。

他にも以下の設問がございます。

  • 息子はいますか?
    (息子がいる方)息子の年齢を教えてください
  • (息子がいる方)息子さんと1日どれくらい話をしますか?
  • (息子がいる方)息子とどんな話をすることが多いですか?
  • (息子がいる方)息子との思い出や会話の中で今まででいちばんうれしかったことは何ですか?
  • (息子がいる方)息子との思い出や会話の中で 今まででいちばんショックだったことは何ですか?
  • (息子がいる方)将来、息子に求めるもの・期待することは何ですか?
  • (息子がいる方)息子はタレント、有名人にたとえると誰ですか?
  • (息子がいる方)夫と息子、どちらが好きですか?
  • (息子がいる方)夫と息子どちらが好き?その理由を教えてください
  • (息子がいる方)我が息子のプチ自慢をお願いします
  • (息子がいない方)息子がいたらいいなと思いますか?
  • (息子がいない方)息子がいたらいいなと思いますか?その理由を教えてください
  • 息子にしたいタレント、有名人は誰ですか?
  •  
■調査概要
住所 このアンケートの問合せはこちらから
調査方法 インターネット調査
調査期間

2012年3月

回答者数

20代から60代の女性(弊社WEB会員)221名

調査実施機関 株式会社キャリア・マム
web調査のご依頼はこちらから

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