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我が家のIT事情に関するアンケート

インターネットや携帯電話など、私たちの生活の中に当たり前になってきたIT(Information Technology=情報技術)機器の数々。
各家庭にてどのような使い方をしているのかを、通信費を中心に調査した。

問1.家族のなかで、携帯電話を使っている人はいますか?
問2.家族のなかで、スマートフォンを使っている人はいますか?
家族の中で携帯電話を持っている人はいますか 家族のなかで、スマートフォンを持っている人はいますか
■ スマホが浸透してきたとはいえ、まだまだケータイ強し!?
携帯の利用状況(問1)の「自分」と「夫」以外の回答上位を見ていくと「子(高校生)」13.0%、「子(大学生)」10.9%、「子(小学生以下)」10.9%と続く。意外にもここでは「子(大学生)」の割合が低いのだが、スマートフォンの利用状況(問2)を見てみると、構成比率の「自分」と「夫」以外の回答上位に「子(大学生)」6.5%が入ってくる。このことから、大学生は比較的スマホ派が多いことがわかる。また、携帯電話の「子(小学生以下)」10.9%が「子(中学生)」7.1%より高いのは、GPS機能を利用するなどの防犯目的で持たせている可能性が見て取れることにも注目したい。近年スマートフォンの普及がよく取り上げられるが、まだまだ携帯電話を持っている人の多いことがわかるだろう。どちらかは持っていないと不便だが、まだまだスマホ派よりケータイ派が根強いことが分かった。
問3.パソコンを持っていますか?
問4.インターネットは何ですることが多いですか?
パソコンを持っていますか インターネットは何ですることが多いですか
■ 「家族ひとりにつき1台のパソコン」という時代は来ている!?
「パソコンを持っていますか」(問3)との問いに、「もっていない」と答えた人は1.6%とわずか1割強。また、「1台」所有が39.1%なのに対し、「2台」「3台」「4台」を合わせるとなんと53.4%にものぼる。おそらく、家族の人数分だけパソコンがあるという家庭も増えてきたのだろう。また、「パソコン」からインターネットをする人は95.7%と多く、「携帯電話」は29.5%、「スマートフォン」は18.3%と続く。しかし最近注目の「タブレット型端末」からのアクセスは5.0%とわずか。まだまだ普及には至っていないようだ。
問5.ご家族は何人ですか?(ご自身を含めて)
問6.家族全員分の一か月の通信費(携帯・PCなど)は、平均するといくらぐらいですか?
ご家族は何人ですか? 家族全員の一ヶ月分の通信費は平均するといくらぐらいですか?
■ 家族構成や使用機器によって開きのある「通信費」
家族の人数平均は一般的な「4人」が41.9%と半数近くを占める中、「家族全員分の一か月の通信費(携帯・PCなど)は、平均するといくらぐらいですか?」(問4)に対して「30000円以下」33.5%、「15000円以下」28.9%、「10000円以下」19.3%と続く。1か月の通信費に2万円近い開きがあるのは、おそらく通話料の差だと思われる。
問7.プロバイダ契約はしていますか?
問8.一カ月のプロバイダ料金はいくらぐらいですか?
問9.通信費の節約術があれば教えてください。
プロバイダ契約はしていますか? 一ケ月のプロバイダ料金はいくらくらいですか?
■ どうやったら通信費を節約できるのだろうか?
「情報化社会」がすっかり定着した中、家庭でのインターネット利用はもはや一般的となったといえよう。同時に、どの業者・形態でプロバイダ契約をするのかも通信費を考える際に避けて通れない選択だ。「一カ月のプロバイダ料金はいくらぐらいですか?」(問8)については、「5000円以下」37.3%、「3000円以下」25.5%、「10000円以下」16.8%とほぼ3000円~10000円で収めている人が多いことがわかる。
しかし、通話も含めた通信費全体を見直すとなると、どこを切り詰めていいのか難しい。そこで通信費の節約術を聞いてみると(問9)「インターネットに関する対策」「通話に関する対策」のそれぞれを工夫していることがわかった。その2つをまとめて解決できるのが「CATV+固定電話+プロバイダのパックのプランに加入」(40歳代・4人家族・15000円以下)といった「一括パック」の利用だ。しかし、契約内容の複雑さや他社比較がしづらいせいか、お得感がわかりにくいのも確か。「契約内容をよく理解せずにプロバイダなどを変更すると、違約金が発生することもあり、注意が必要です。安易な契約や、安易なプロバイダ変更をしないことが結局は節約になるかと思います」(40歳代・4人家族・15000円以下)という非常に冷静な意見も聞かれた。インターネットに関する対策としては、「携帯ではネットを使わず、PCでのみ使っている」(30歳代・3人家族・10000円以下)といった使いわけの工夫が見られ、通話に関する対策としては「固定電話と携帯をまとめて契約している。携帯は家族割や指定割を利用して通話料を節約している」(40歳代・2人・15000円以下)など、サービスを選択して工夫している人が多かった。どちらにしても家族構成、多く利用する通信機器の種類、使用頻度、多く利用する時間帯などによってその家ごとのベストの組み合わせをはじき出すのは至難の業である。

■ より便利で、より速く、そしてより安く......。そのためには情報収集と賢い取捨選択が必要
家計の中でも悩ましい位置を占めつつある「通信費」という費目。どこの主婦も、お得で、それでいて快適に使えるほうがいいのは当たり前だ。「まだまだ携帯を所持している人が多い」と前述したが、「スマートフォンのネット通信は、家のWi-Fiしか使わない」(40歳代・4人家族・50000円以下)「古いiPhoneを中学生の息子にあげたら、Wi-Fi環境下のみでeメール送受信、アプリのDL、スマホ友達とLINEで通話やチャットをしている」(40歳代・4人家族・30000円以下)「一括請求で割引、海外とは無料通話アプリで」(40歳代・3人家族・30000円以下)など、実は「wi-fi」や「無料通話アプリ」を使う選択肢もちらほらと見受けられた。おそらくこの回答の多くはスマートフォンユーザであり、新しい流れを捉えている人も確かにいることが分かる。
特に通信技術は進歩が速く、いざ自分に合った情報を収集しようとしても次々に新しい技術やサービスが生まれるので、はっきり言って一般のユーザがついていくのは大変だ。一方では、先日のNTTドコモのたび重なる通信障害騒動にもあるように、通信事業者側のインフラ整備が追いついていないという事情もある。スマートフォンの無料通話アプリ利用者が予想を反して爆発的に増えたことが原因の一端と言われているが、これは「今後のトレンド予測が難しいのは提供する事業者側も提供されるユーザ側も実は同じ」ということのあらわれ、と言えるのではないだろうか。
もちろん「とにかく電話をしない。かかってきたらすぐにとるようにする」(50歳代以上・2人家族・10000円以下)、「使わない(笑)ケータイを自分の分はパケホにしていないのでその分気をつけて使っています」(30歳代・4人家族・15000円以下)というのも立派な選択肢のひとつ。これからも引き続き誰もが簡単にすぐに使える通信サービスで、なおかつそれらが常に納得のいく「通信費」であるかどうかを見極めていきたい。

他にも以下の設問がございます。

  • ご家族は何人ですか?(ご自身を含めて)
  • 家族全員分の一か月の通信費(携帯・PCなど)は、平均するといくらぐらいですか?
  • 固定電話(自宅の電話)はありますか?
  • 固定電話の一カ月の電話代はいくらぐらいですか?
  • 家族のなかで、携帯電話を使っている人はいますか?
  • 家族のなかで、スマートフォンを使っている人はいますか?
  • 【スマートフォンを使っている方にお聞きします】
      有料のアプリは使ったことがありますか?
      有料のおすすめアプリがあれば教えてください
  • タブレット型端末、電子書籍端末などの通信機器を持っていますか?
  • ゲーム機(通信型DS、Wii、PSPなど)を持っていますか?
  • パソコンを持っていますか?
  • パソコンは誰が使いますか?
  • インターネットは何ですることが多いですか?
  • プロバイダ契約はしていますか?
  • 一カ月のプロバイダ料金はいくらぐらいですか?
  • Wi-Fi通信を使っていますか?
  • 無料通話用アプリ使っていますか?
  • 使ったことがある無料通話用アプリはどれですか?
  • 通信費の節約術があれば教えてください。
  •  
■調査概要
住所 このアンケートの問合せはこちらから
調査方法 インターネット調査
調査期間

2011年12月

回答者数

20代から50代の女性(弊社WEB会員)322名

調査実施機関 株式会社キャリア・マム
web調査のご依頼はこちらから

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