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キッチン回り水回りのお掃除!

「毎日しなくてもいいかな」「まだいいかな」「もうちょっといいかな」
「そろそろやらなきゃ」「もうどうしてもやらなきゃ」は、汚れに目をつぶる行為の五段活用(?)。
「もうどうしてもやらなきゃ」となる状況は人それぞれ。
主婦の皆さんは、どのくらいまめにお掃除し、どのくらい汚れに目をつぶって生活しているのでしょうか?

問1 あなたは掃除が得意ですか。
掃除の得意度
■やろうとは思う「コアラタイプ」の存在は平和の証拠?
掃除が「得意」と自己申告した人は、わずか4%。いつもチョコチョコきれいにしているお掃除上手な「アライグマタイプ」だ。「どちらかというと得意」なのは「ニホンザルタイプ」。自分が食べるものを食べるときにサッと洗う、必要なことはしっかりやる人たちだ。「アライグマ」と「ニホンザル」あわせて25%。4人に1人が掃除が得意な人だと判断できる。
  一方、「不得意」と正直にカミングアウトした「ナマケモノタイプ」は全体の2割。そして、『やろうとは思うのだけど、今日もまたできなかったわ』と、ため息とともに(?)「どちらかというと不得意」を選んだ「コアラタイプ」が全体の半数を占めた。きれいなほうが気持ちがいいのは事実。「アライグマ」と「ニホンザル」を見習いつつも、5割の不得意コアラは、その余裕とおおらかさで世の中をなごませるに違いない! とも思えるのだが......。
問2 家の内外で、「やらなくちゃ」と思いながらも、なかなか手がつけられない場所や物をお答えください。
なかなか手がつけられない場所や物
■窓拭きと換気扇は年末の大掃除に残しておくのが正統派主婦?
 「やらなくちゃ」と思いながらも掃除できないでいるところ。その第一位は「窓・サッシ・網戸」。窓拭きは効果が目に見えるから、やれば気持ちがいいけれど、またすぐ汚れるのも事実。網戸の掃除は、夏には特に室内気温に影響する。レールにたまる泥、桟につもるほこりは確かに気になるところである。とはいえ、窓拭きは、二番手の「換気扇」とともに、代表的な年末の大掃除ポイントのひとつ。「やらなくちゃ」と思いつつも、年末の大掃除という晴れ舞台にとっておくのが主婦の流儀、なのかもしれない?
  三番手につけるのは「冷蔵庫」。電気代にも影響するというし、庫内の掃除はこまめにやりたい。が、食材、残り物、お菓子にジュース......。子どももダンナも毎日みんなが使う冷蔵庫は、きれいにするタイミングがつかめない。冷蔵庫の場合、庫内よりも、上部の油ボコリ、下部や側面のチリ&ほこりを気にする一群もいて興味深い。
問3 プロのお掃除サービスを頼んだ掃除の場所はどこですか。
プロに頼んだ掃除の場所
■プロのお掃除サービスはまだまだ普及途上。頼んでみればみんな満足。
なかなか掃除ができないなら、プロを頼めばいいではないか。しかし、実際にプロの掃除サービスを依頼したことがある人は、全体のわずか1割強。まだまだ少ないことがわかる。
  掃除サービス利用経験者の多くが頼んでいるのは換気扇。6割を超える人が頼んでいる。次いで、バスルーム、エアコンと続く。換気扇やエアコンの掃除は単独で依頼するケースも多いが、バスルームだけ頼んだことがある人は少ない。バスルームの掃除を依頼している人は、換気扇やエアコンの掃除サービスの経験者であることが多いようだ。
  また、プロの掃除サービスの満足度は高く、8割近くが満足している。残りの2割は若干不満が残ったようだ。「自分がやるのとあまり変わらなかった」「プロだから、見違えるようにきれいにしてくれるイメージがあったのに」という過剰な期待から生じた不満であった。
問4 お手入れの頻度についてお聞きします。
掃除頻度
■ 「ごとく」の状態は深層心理のきれい好き指標!?
 毎日使うキッチン、汚れるのは当たり前のキッチンの中で、ピックアップしたいのはコンロの「ごとく」。
  シンクやトイレならば、お手入れの頻度は、得意、不得意問わず「毎日」「2~3日毎」が多数であり、大半回答者が長くても「週に1回程度」できれいにしている。どうやら、シンクをきれいにしている人はトイレもきれいにしているようだ。また、冷蔵庫なら「数ヶ月に1回程度」、換気扇なら「年に1~2回」が多数派である。
  これに対して、「ごとく」のお手入れ頻度は非常にばらついている。「調理のたび」にお手入れする人が3%、「毎日」する人が5%。あわせて8%の回答者はかなり上級のきれい好き、手際のよいお掃除上手といえる。しかし、そこまで徹底していなくても、 「2~3日ごと」「週1回程度」お手入れしていれば、それほど手間をかけなくてもきれいな状態を維持できる。ここまでが全体のおよそ3割だ。
  「数週間に1回程度」「数ヶ月に1回程度」の掃除頻度では、「ごとく」はかなり汚れているはず。きれいにするのは一苦労だろうが、この二つの選択肢だけで50%を超えるため、一般的な「ごとく」の掃除頻度はこのあたりだと言えるだろう。
  「ごとく」の場合、汚れていても、極端に言えば、シンクやトイレと違って衛生面で大きく問題があるわけではない。また、換気扇ほど掃除が面倒なわけでもない。掃除の優先順位は低く、いわば、やってもやらなくてもよい、各人にお任せの掃除対象が「ごとく」なのである。だからこそ、深層心理のきれい好き度を表わす指標として「ごとく」を採用してはどうかと提案したい!?

他にも以下の設問がございます。

  • あなたは、掃除が得意ですか。 あなたがお使いの調理器具のタイプはどれですか。
  • 五徳(ごとく)のお手入れの頻度についてお聞きします。 +掃除の得意度の関係
  • あなたがお使いの調理器具のお手入れで困っていることは何ですか。
  • シンクの排水溝のお手入れの頻度についてお聞きします。 +掃除の得意度の関係
  • 換気扇のお手入れの頻度についてお聞きします。 +掃除の得意度の関係
  • トイレのお手入れの頻度についてお聞きします。 +掃除の得意度の関係
  • 冷蔵庫の内部のお手入れの頻度についてお聞きします。 +掃除の得意度の関係
  • 家の内外で、「やらなくちゃ」と思いながらも、なかなか手がつけられない場所や物をお答えください。
  • 家の内外で、「やらなくちゃ」と思いながらも、なかなか手がつけられな場所や物をきれいにするために、あったらいいと思う洗剤や掃除用具をお書きください。
  • プロのお掃除サービスを頼んだことはありますか。
  • プロのお掃除サービスを頼んだ掃除の場所はどこですか。
  • プロのお掃除サービスは満足できましたか。
  • プロのお掃除サービスに満足した理由はなんですか。
  • 今後、プロのお掃除サービスを頼みたいと思うとすれば、どんなときにですか。いくつでもお選びください。
  • これまでに入手して失敗したと思っている用具や洗剤など掃除の道具があればお書きください。
  •  
■調査概要
このアンケートの問合せはこちらから
調査方法 インターネット調査
調査期間

2009年10月

回答者数

20代から50代の女性(弊社WEB会員)426名

調査実施機関 株式会社キャリア・マム
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