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「お惣菜」に関するアンケート

お惣菜って手抜きなの? そんな罪悪感を抱きつつ、今日もついつい手が伸びる・・・
だって"おうちゴハン"の友だもの!   主婦にとっての、お惣菜とは?
聞けそうで聞けないとなりのおうちのお惣菜事情をズバリ聞いてみました!

問1.お惣菜を買いますか?
お惣菜は買いますか?
■お惣菜は忙しい主婦の"おうちゴハン"の強い味方!
 なんと、87.4%と9割近い主婦がお惣菜を買っていることが今回の調査で分かった。お惣菜とは、それほど主婦の日常に根づいたものであるということだ。では、どんな時にお惣菜を買っているのか? 多くの主婦が口を揃えて挙げたのは、「子供の学校の行事や習い事の予定が詰まっていて、調理できなかったとき」「仕事の帰りが遅くなって、作る時間や元気がないとき」「疲れて作る気がしないけど、外食に行くほどお金がないとき」。育児や仕事でどんなに忙しくて疲れていても、家族は"おうちゴハン"を待っている! それに応えるための助っ人が、お惣菜なのである。
 また、忙しいときだけではなく、手間がかかる料理はお惣菜で、という主婦も多い。その代表が揚げ物。「油はねが恐ろしいから、イカの唐揚げが食べたいときはお惣菜」「大掃除でせっかくきれいにしたキッチンを汚したくないから、年越しそばにのせるエビの天ぷらだけは毎年買う」などという意見もあった。
 もちろん、割引にも敏感な一面も。「閉店間際とか、催しの最終日って結構安くなるので買う」「『半額!!』とか『2つでいくら!!』って言われちゃうとついつい買っちゃいます」・・・衝動的に買い物カゴに入れてしまう主婦の姿も見え隠れしている。その他にも「近所に手づくりの野菜にこだわったお惣菜屋さんがあって、作り方を聞きながらレパートリーの参考にしています」など、料理の腕磨きにお惣菜を活用している賢い主婦もいるようだ。
 注目すべきは、夫とお惣菜の関係。「休日に夫とお買い物をするときに、外食気分で2人で選んで夕食にする」「主人の出張帰りに、TVで見て興味があった東京のデパ地下で買ってきてもらったりする」などという夫婦でラブラブに味わうお惣菜がある一方で、「夫の夕飯が要らなくて、子どもと自分だけのとき」「1人のお昼に」という、夫が居ぬ間の手抜き家事のお惣菜も。しかしどちらも、"おうち"スタイルは変えていないという点で、家族との"おうちゴハン"のアイテムとしてお惣菜は欠かせない味方といえよう。
問2.よく買うお惣菜はどんなものですか?品名で教えてください。 また、お惣菜に使う金額は、一品いくらくらいですか?
よく買うお惣菜は? お惣菜に使う金額は、1品いくらくらい?
■揚げ物のニーズは「高」。でも、健康志向のサラダも人気!
 よく買うお惣菜を聞いたところ、コロッケ(46.5%)、からあげ(26.4%)などの揚げ物系の人気が高かった。次いで、「サラダ」を選択した人が22.3%と2割強で、第3位になっている。「その他」として挙げられたサラダの種類には、「多品目サラダ」「豪華なサラダ」という回答があった。家庭で多品目のサラダを作ると、素材を使いきれなかったり、値段が高くついたりするものだ。しかし、お惣菜のサラダなら、少量ずつ多種類の野菜が手軽にとることができる。また、メインが揚げ物なお惣菜だけに、サイドメニューとしてのサラダのニーズが高いのだと言える。
 逆に、買いたくないお惣菜を聞いたところ、「煮物」という声が多く上がった。「煮物は味が濃い目に感じる」という意見も・・・。揚げ物と違って味付けがポイントとなる煮物は、個人の好みも千差万別なだけに、買いにくいお惣菜なのかもしれない。 揚げ物ニーズの高いお惣菜1品に使う金額は「300~500円」が最も多くて30.4%。1品200円以下のお惣菜を買う人は3割にも満たない。1品に300円以上かける人が半数近くいるということは、安価なものに走るのではなく、お惣菜にそれなりの金額をかけているということである。安さだけではない、お金を払ってでも得たい付加価値があると考えられる。
問3.お惣菜を買うときに気をつけていることがあれば教えてください。 また、いつもお惣菜を購入するお店はきまっていますか?
お惣菜を買うときに気をつけていることは? お惣菜を購入するお店はきまっている?
■安心・安全なお惣菜を!お店を信用して買っているワタシたちを裏切らないで!
 食の安全が問題となっている中、お惣菜も、材料の原産地、添加物、賞味期限などに気を使い、安心して食べられるお惣菜を選んでいるという意見が非常に多く見られた。「中国産を使用していないもの」と名指しして避ける主婦も。中国産食材への不信感はお惣菜にもあらわれている。また、「売り場が清潔に見えるか(トングや並び方、ハエなどが飛んでいないか)、冷蔵品は冷蔵庫に、暖かいものは保温または常温など温度管理が行き届いているか」「ばら売りでカバーがしてあるか」「たまに素手でそのまま商品を触るお店の方もみえるのでさりげなく中をのぞいたりする」「レシートはその日に捨てない」など、製造・販売している店舗に対しても主婦の目が厳しく光っている
安心・安全、そして前項で触れたように健康志向のお惣菜を求める結果、「信用できるお店で買う」ようにしている主婦も。実際、お惣菜を買う店を決めているかどうか聞いたところ、56.8%の人が「特定のお店で購入している」と回答している。家族の健康を何より第一に考える主婦だけに、価格や味だけではなく、安心・安全そして信頼という価値が何より重要なのだ。
問4.今こんな惣菜があったら、うれしいな〜と思うもの
あったらうれしいお惣菜
■"有機""無添加""地産地消"お惣菜をバリエーション豊かに楽しみたい!そしてこれからは"エコ"惣菜!?
 手軽で便利なお惣菜にも安心・安全・健康を求める主婦たち。しかし、家族の人数や食べる量、味の好みは多種多様。そんな主婦の求めるお惣菜はどんなものかを聞いてみた。 「グラム売りで、好きなものを好きなだけとれるバイキングみたいな惣菜売り場」「ピリ辛風の味付けのものは子どもが一緒に食べられないので唐辛子などは別添にして自分でかけられるようにしてほしい」「同じメニューでも味付けが選べる、味見してから買えるお惣菜」など、味・量のバリエーションが選択できるお惣菜を求める声が多い。また、「栄養やカロリーを考えた献立惣菜」「数種類のお惣菜が入っており、1パックで1日に必要な栄養が取れる・・・みたいなもの」など、栄養バランスが工夫された健康メニューも要望が多い。
  安心・安全の面では、「国産有機野菜・薬剤不使用の肉で作った、添加物や化学調味料を使わないもの」「手作りだけのもの。少しくらい値段が高くでも安心して食べられるし、買おうという気になる」など、お惣菜も"有機""無添加""地産地消"が求められている。「昔からあるように、お肉屋さんではコロッケをその場で揚げて販売、豆腐屋さんではおからやひじきを・・・そんなのが一番いい」「選んだものをその場で揚げてくれるとうれしい」という意見もあり、互いの顔が見えて信頼できるお店の人が目の前で作ってくれる、昔ながらのお惣菜スタイルが何よりも安心なのかもしれない。
  そして注目すべきは、"エコ"。「買った後の容器が大量なので、きちんとリサイクルしてくれる、あるいは自宅からマイ容器を持っていって買ってもいいお店」「プラスチックではなく、紙の容器に入ったお惣菜」など、食材の安心・安全だけではなく、環境にも安心・安全なエコ惣菜を主婦たちは求め始めているのかもしれない。

他にも以下の設問がございます。

  • どのくらいの頻度で、お惣菜を購入しますか?
  • どんなときに食べるものとしてお惣菜を購入しますか?
  • お惣菜売り場で気に入っているお店があったら教えてください
  • 普段購入される惣菜の量として必要なのはどの位のサイズですか?
  • 味付けに関してコンビニ、スーパー、専門店など、お店による味付けの違いで気になること
  •  
■調査概要
このアンケートの問合せはこちらから
調査方法 インターネット調査
調査期間

2008年11月

回答者数

20代から50代の女性(弊社WEB会員)318名

調査実施機関 株式会社キャリア・マム
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