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「2008年冬のボーナス」と「定額給付金」に関するアンケート

2008年冬のボーナスはいくらもらえた? もらえなかった? 定額給付金はどうなるの?
何に使おう? それとも悩むほどなく家計に消える!?
ボーナスそして定額給付金について、主婦的所感を徹底分析!

問1.ボーナスはいくら貰いましたか?
問2.前回のボーナスと比べて増えましたか?減りましたか?
ボーナスはいくら貰いましたか? 夫 ボーナスはいくら貰いましたか? 夫+妻 前回のボーナスからの増減 夫
■ボーナスなし世帯3割に・・・ 中・低所得者層には厳しい年末。一方で広がる格差の現実!
 今年のボーナス額の平均は、夫:480,868円、妻:39,282円、世帯合計:509,306円という結果であった。ボーナスがない世帯が約3割となり、厳しい経済状況が反映されている。しかしその一方で、100万円以上という世帯も約15%あった。  昨年のボーナス額と比較すると、「ほぼ同じ」が4割で最も多く、「減った」「ボーナスは出ない」が約3割、「増えた」が約1割である。今年のボーナス額が低いほど「減った」割合が高く、一方で100万円以上の高額ボーナスをもらった人の4分の1は「増えた」と回答している。  中・低所得者層はより一層厳しく、高所得者層は不況のなかでもまだ増額・・・と格差がますます広がりつつあることがうかがえる。
問3.ボーナスはおもにどのように使う予定ですか?
ボーナスはおもにどのように使う予定ですか?
■贅沢は敵だ!? ボーナスは必要経費捻出と必需品に・・・残りは貯蓄!
 ボーナスの用途を聞いたところ、約半数の人が「預貯金/貯蓄」と回答した。その他、「ローン返済」「生活費」「教育費」など、必要経費に回すという回答が多い。  貯金に関しては、「全額貯金」という人もいるが、多くの人が、住宅や車のローン返済、固定資産税などの税金、車検費用、帰省費用、子どもの受験や入学・入園資金など、まとまって必要なお金をボーナスで確保し、その残りを貯金にまわすと予定している。「子供たちのクリスマスプレゼントとお年玉」や、「冠婚葬祭用」「急な出費に備え、とりあえず貯金」などの年末年始出費や来年の急な出費をボーナスから確保しておく人が多い。また、「住宅ローンの繰上げ返済」や「保険料を年払い」など、少しでも月々や将来の出費を抑えられるよう、あるうちに支払いをしてしまいたいという堅実な主婦が多いようだ。  モノやサービスを購入するという回答では、地デジ完全移行に向け「テレビ」、「壊れた家電の買換え」を購入という回答が多い。これらもある意味"買わなければならないもの"であり、"ボーナスで贅沢品を"は遠い夢で、"ボーナスは必需品に"が現実のようである。  そんな中、ボーナスで自分へのご褒美の予定があるかを聞いたところ、半分の人が「自分へのご褒美はない」と回答した。自分のことより家計のやりくりで精一杯!我慢我慢の2008年ボーナス事情である。
問4.政府が検討している"定額給付金"が支給されることになったら、どのように使おうと思いますか?
問5.定額給付金支給に関して思うことをお書きください
政府が検討している 定額給付金支給に関して思うことをお書きください
■定額給付金は貯蓄&生活費に・・・  現金バラマキ政策が撒いたものは、将来への不安と怒り!?
 麻生内閣が景気対策の目玉として打ちだした定額給付金制度。給付金の使い道の鍵を握る主婦にその使い道を聞いたところ、3分の1が「預貯金」、さらに3分の1が「生活費」にあてると回答した。すなわち主婦の3分の2は、給付金による特別な消費はするつもりがないということが明らかになった。  給付金に対する意見は、約2割の人が「いただけるのは嬉しい」としている。しかし、ほとんどの人が"もらえるものなら貰うし、嬉しいが、しかし・・・"という否定的な意見であった。「12000円位貰ったって、うれしくもなんともない・・・反対に何に使います?高額所得者が自主返還なんてするわけない!!」「今からでも遅くない、中止して、日本の将来のため教育につかってほしい」「もらったからといって 財布がゆるむことはない」「いらないので、消費税を上げないで」「でるならでる、でないならでない、はっきりしてほしい」など、厳しい意見が集まった。  定額給付金制度は、主婦たちの消費欲を呼び込むどころか、"将来に対する不安"と"政府に対する怒り"をあおる結果となったようである。
■調査概要
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調査方法 インターネット調査
調査期間

2008年12月

回答者数

20代から50代の女性(弊社WEB会員)497名

調査実施機関 株式会社キャリア・マム
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