「ママ、迎えに来て」「いま、●●くんの家」「もうすぐ帰るから」
今や、子どもが携帯電話を持つのは珍しくない。
持ち始める時期は? 携帯電話は子どものお守り代わり?
親はメル友の数を知っているのか、フィルタリングしているのかも聞いてみた!
お子さまケータイ事情、結果公開!
2008年6月、「青少年ネット規制法/有害サイト規制法」が成立・公布された。たしかに、インターネットを使った犯罪に、これだけ子どもたちが巻き込まれていることを考えれば、やむを得ない気もするが、「今までアクセスしていたコンテンツに入れなくなる」ということもあり、子どもからの反発も大きいと聞く。本アンケートでも「有害サイトアクセス制限をかけている?」と聞いてみたが、「かけている」「かけていない」の意見が拮抗する結果となった。
フィルタリング機能をつけるには、親の同意が必要。小学生くらいまでは、フィルタリングをしている人も多いが、学年があがるにつれ、フィルタリングをしない数が増える。インターネットへ接続しているのも、学年があがると増えることを考えれば、ネットにアクセスをしない、比較的安心な低年齢の時期にはフィルタリングをつけて、アクセスが増える学年ではフィルタリングをしないという、皮肉な結果が見えてくる。
犯罪被害者になる子どもが急増し、にわかに制定されたような法律。問題は簡単にアクセスできる有害サイトが氾濫している大人社会であって、それに対しての罰則の強化はいいだろう。しかし、この法律に「保護者の責務」という一文があることを、あまり知られていないようにも思う。フィルタリングについて、学校などからのプリントで、一度きり配られたくらいでは、認知や浸透率は低いままなのではないだろうか。
メリット |
デメリット |
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緊急の連絡ができるので、親がなんとなく安心(小1) | 珍しいので、友だちから「貸して」とよくいわれている (小1) | ||
公衆電話が見つからないから。居場所の確認ができる(小4) | 深夜に突然、覚えのない番号から着信がある。 子どもが日々危険にさらされていることを実感(小4) | ||
上手に利用すれば、便利なコミュニケーションツールとなる(小6) | 固定電話と違って友だちとの連絡内容が全くわからず、 どういった友達とどういうつきあいをしているのかが把握しにくい(小5) | ||
料金設定をしているので、お小遣いと一緒と考えてる。 送迎の連絡に役に立つ(中1) | 定額制にしてから制限なく使ってしまうので時間の管理ができない(中1) | ||
自分から情報収集に努めることができるし、社会性ができるようになる(高1) | 携帯ばっかりさわっている。有料サイトでも、当然のように平気で利用する(中3) |
他にも以下の設問がございます。