『モンスターペアレント』
(幼稚園・学校に対して自己中心的で「理不尽な苦情」や「無理難題な要求」を突きつける保護者)
昨今は、マスコミに取り上げられることも多いけど、どれだけ身近になっているのか?
文句の1つや2つ、誰にでもあると思うが、境界線はどこにあるのだろう?
主婦が見た、『モンスターペアレント』の実像に迫るデータ一挙公開!
「通勤に間に合わないから通園バスを早くよこせ」「バスは家の前まで来るものだ!」と、小さい園バスを家の前まで迎えにこさせてた |
「○○チャンとは一緒のクラスにしないで!」の理由が、そのお母さんが嫌いだったらしい |
遅刻しないようにするために、モーニングコールを先生に要求した |
「自分のほうがちゃんと教えられるから家庭科の先生を自分に替えて欲しい」と言っていた |
注目されている『モンスターペアレント』だが、一歩間違えば「自分も同じような呼ばれ方をされたかもしれない」と、思った人も少なからずいそう。確かに、ニュースになるほどではないにしても、問題のある教職員がいて思わず意見したくなる場面もあるのかもしれない。しかし、わが子かわいさの余りで周りが見えず、一方的な思いこみや行動を起こすような『モンスターペアレント』は、やはり問題ありといえそうだ。
本当に必要なクレームもあるだろうから、節度が大切なのでは?(20歳代) | 子どもの言うことだけを聞いて事実確認をせずに猛進するというパターン。クレームをつける前に、じっくり考えるべき(30歳代) |
学校や幼稚園だけではなく、病院など他の場所でも理不尽なクレーマーが増えていると聞く(30歳代) | 「ごねたモノ勝ち」と確信している人もいるが、「自分は正しい」と信念持ってクレームつけているなら恐ろしい(30歳代) |
常識はずれのクレームを言う保護者の子どもも身勝手な大人に成長しそうで怖い(30歳代) | 本当に子どものために行動している保護者に「流行のモンスターペアレントだ」と簡単に片付けるな(40歳代) |
すべてが親に問題があるとは思わない。今の先生はサラリーマン化していると強く感じるから(40歳代) | モンスターペアレントの子が「親に言えば何とかしてくれる」「親に言えば先生は黙る」と思っている(40歳代) |
自己中心的な考えの親に育てられた子どもが、成長したときの日本が心配だ(50歳代) |
もはや『モンスターペアレント』は社会現象の一つといえるだろう。「自己主張」「はっきり意見を言える」ということは良い面もあるが、他人の迷惑もかえりみず、自己中心的な考えを押しつけるような人は困ってしまう。しかし、その一方で「関わりたくない」という無関心派もけっこう多く、さらには「仕事の合間に来た懇談会だから、いちゃもんつけて長引かせないで」「連帯責任はイヤ」など、表面には出さない、オトナ的な自己チュー意見をいう『サイレントなモンスターペアレント』の存在も見え隠れした。
何れにしても、子どもや自身を守るためなのだろうが、おせっかいおばちゃんが少なくなったのかもしれないと、いろいろ考えさせられる調査結果となった。
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