あるときは妻であり、ママであり、そして嫁なのだっ!嫁のホンネを聞いてっ!
〜夫の家族や親戚とうまく付き合っている、ってホントなの?
嫁姑・親戚づきあいに関するアンケート
結婚すると、相手の家族や親戚とのお付き合いも始まり、急に知り合いが増えるもの。
「夫と結婚したのにな〜」と思っていても、嫁はパシリとばかりに使う家族もいるとか。
「ここは幸楽か! おまえはキミ(赤木春恵)か〜!」と叫び声が聞こえてきそう?
こんな姑や、おばちゃんにはならないぞぉ〜! な、「嫁姑・親戚づきあい」に関するホンネ大公開!!
問1.結婚何年目ですか? 夫の家族、親戚とのお付き合いはうまくいっていますか?
- ■今どきの主婦は、夫の家族・親戚付き合い上手なのか!?
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回答者の結婚生活年数を聞いてみると、30歳代以下の人は約7割が「15年以下」の回答が多く、20〜30歳前半で結婚したということだろう。一方、40〜50代では「6〜10年以下」が1割以上いることから、ウエディングベルを鳴らす時期は、 20代前半の早婚組と35歳以上の晩婚組(もしかして、再婚組?)の二極化傾向が見られる結果となった。
また、「夫の家族、親戚との付き合いがうまくいっていているか?」の問いには、約8割が「うまくいっている」「私/相手が大人になっている」と回答。結婚年数15年以下くらいでは、子育て中で他のことにかまう時間がない人や、まだ、身内になってから日が浅いため、自分の感情をうまくコントロールするなどして、努力をしている人もいるようだ。
一方、「うまくいっていない」「絶縁状態」との回答は6.8%と、少ない数字ではあるが存在する。所詮は他人といえども、結婚したその日から、自分の意志とは関係がなく、家族や親戚になるのだ。たまのもめごとぐらいなら、身内だからと大目に見れるのかもしれないが、一度入ってしまった亀裂を回復するのは難しいということだろう。
問2.あなたは、夫の親族で嫌いな人はいますか?
「はい」と回答した方へうかがいます。それはだれですか?
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■半数以上が「苦手な親族・親戚がいる」と回答。それは...「姑・舅」がダントツ!
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「夫の親族で苦手な人はいるか?」の問いには、オブラードに包むように「好きではない人がいる...」と回答した人が35%、ハッキリと「苦手な人がいる」人は、18%となった。半数以上の人が夫の家族・親戚に苦手な人がいるようだ。
その内訳を見ると世間一般の常識ともいえる、「姑」が47.6%でダントツの1位。続いて「舅」が34%と続く。やはり、身内の中でも直接被害をこうむることが多い義父母は、対象となりやすいのだろう。
また、 「小姑」と呼ばれるように、夫の身内の中でも姉妹や叔母に当たる人は、妻にとっては宿敵らしい。いずれにしても、「渡る世間は鬼ばかり」のドラマを彷彿とさせるような結果となり、問1で「うまくいっている」という回答者でさえ、「苦手な人はいる」ということらしい。付き合いは上手くいっていても、人間関係はなかなか冷ややかなようだ。
問4.そのとき、夫はどんな様子ですか? また、そのことで夫はあなたの味方ですか?
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■間に挟まる夫の苦労? 先ずは妻の話を聞いてよね〜!
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夫の家族や、親戚のこととはいえ、ガマンするにも限界があるとき、ちょっと耳を傾けて話を聞いてくれれば、それで納得することも多いのではないか。
「夫は一応話を聞いてくれた」という人は24.5%、「その場で味方してくれた」14.6%、「話をとことん聞いてくれた」9.4%とあり、さらには、こっそり見えないところで味方してくれたシャイな夫も7.5%と、約半数近くが妻をサポートしてくれているようだ。嫌なことを言われたりしても、夫が話を聞いてくれて、味方になるだけで、「わたしが大人になればいいことだから」と、妻がもめごとの火種を消しているのかもしれない。
一方で、「見て見ぬふり夫」「聞く耳持たない夫」「逆ギレ夫」もいるようで、家族・親戚のもめごとが、夫婦の関係も怪しくしてしまいそうな気配を感じる回答もあった。
問5.そのもめごとは、離婚したいと思うほどいやなことですか?(もめごとが原因で離婚することも考えられますか? )
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■今は考えないけど、離婚に結びつくときがくるかも? 潜在的なプチ予備軍は存在する...
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夫の親族や親戚のもめごとだけでは、いますぐ「離婚」という結論に結びつける人は少ない。半数強は、許容範囲内、ということか。
しかし、夫自身、あるいは他の理由と結びつけば、「離婚」の2文字にたどりつく人は、21.2%存在する。「わからない」人も11.3%いる中、4.2%は「離婚」という答えをだしてしまったようだ。
他人なら、あっさり縁を切ってしまえばすむところを、家族・親戚はそうそう簡単にはいかない。育った時代が違えば、価値観だって違ってくる。若い世代だって、ガマンしていることはたくさんあるのだ。お互いに歩み寄れれば一番なのだが、そうもいかない場合もある。もめごと自体、隣の芝生ではなく誰にでもふりかかることであることは、今回の調査結果からも見えてくる。そんなときこそ、キーポイントになるのは、夫婦の信頼関係にあるように思う。普段より、コミュニケーションを取り合い、何でも話し、相談できる間柄であるならば、乗り越えられる問題も少なくはなさそうだ。
いずれにしても、子どもが成長し、自分がその立場(姑)になるときがやってくる人もいる。もめごとを体験したことで、反面教師に出会ったととらえ、カッコよく年を重ねていきたいと、考えさせられる結果だった。
他にも以下の設問がございます。
- もめごとなどがあることを、誰かに相談しましたか?
「はい」の方、一番多く相談した相手は誰ですか? また、その人は、どのような相談相手になってくれましたか?
- そのもめごとは続いていますか? また、解決しましたか?
- あなたとその方のもめごとをブログなどで連載したり、本にする企画がある場合、積極的に参加したいですか?
調査方法 |
インターネット調査 |
調査期間 |
2007年8月 |
回答者数 |
20代から50代の女性(弊社WEB会員)400名 |
調査実施機関 |
株式会社キャリア・マム |
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