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深層ココロBlog

2010年12月

いつまでも私の心の中で・・・

今日はあるヨガの生徒さんのことを書きたいと思います。
3人のお子さんをもつ、元気いっぱいの笑顔が絶えないママさんで、
私もこんなお母さんになりたいなぁと思っていました。
ヨガに対してとても熱心で、レッスンが終わった後もヨガのこと、
自分のこと、家族のことといろんなお話をしました。
彼女の雰囲気やささいな会話からはいつも、家族に対するたくさんの
愛情を感じて、とても微笑ましい気持ちになりました。
3人目を授かって、「残念だけどヨガをしばらくお休みします。」
と報告を受けた時には、嬉しくてしょうがない様子で、
その後無事に出産されて赤ちゃんを連れてクラスにいらした時も、
「先生、抱っこしてあげてくださ~い!」と
母としての幸せいっぱいの姿が印象的でした。

出産後は育児のためお休みされていたのと、私の妊娠も重なって
しばらくご無沙汰していたのですが、1か月半程前のこと、
ヨガのクラスを代行してくれている先生から、
彼女がヨガクラスを辞めたいとのメールがあった、と連絡を受けました。
まだ下の子も2歳だしきっとお忙しいのだろうと思い、
メールしてみようかな、と思いながら過ごしていました。

そのわずか3週間後に、ほかのヨガの生徒さんから
メールが来て私は凍りつきました。
彼女が病気で亡くなった、という連絡でした。
私は状況が飲み込めず、なぜ? どうして? という思いばかりで
まったく受け入れることができませんでした。
同時になんであのときすぐにメールをしなかったんだろう、
という後悔の気持ちでいっぱいになりました。

進行が早くてあっという間だったと聞きましたが、
あんなにいつも元気だった彼女が...と誰しもが信じられないようでした。
まだ幼い3人のお子さんと旦那様の気持ちや、大事な家族を残して
先立たなければならなかった彼女の思いを考えると、
私にはどうすることもできないことだとは分かっていても、
苦しくて常に頭から離れませんでした。

でもしばらくして、ふと心によぎった言葉がありました。
「子どもは自分の親を選んでこの世に生まれてくる」と。
するとスーッと気持ちが落ち着いたのを感じました。
科学的には何ら実証されてはいませんが、
私はこのことにとても共感できます。

彼女からのこれまでのたくさんの愛情に包まれながら、
子どもたちはきっとたくましく育っていってくれるだろうと
信じています。
そして私の心の中で彼女はいつも太陽のような笑顔と共に、
憧れのお母さんであり続けるでしょう。

プロフィール

一之瀬さん

ヨガの持つ精神性や奥深さに感銘を受け、さまざまなヨガスタイルを学ぶ。

心と体のつながりを大切に、幅広くヨガの指導を行っている。

日本ヨーガ療法学会認定ヨーガ教師およびヨーガ療法士
全米ヨガアライアンス公認インストラクター