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深層ココロBlog

2013年2月

最高の出来事

皆さん、こんにちは。
今回は私の大好きなインドの寓話をご紹介します。
こんなお話です。

昔、アシュタバクラという名の、生まれつき手足は不自由だけれど、
とても頭のいい賢者がいました。あまりに賢いので、
まだ若いうちから王様の傍で助言をするというお役目についたのです。

アシュタバクラは王様にことあるごとに、
「これは最高の出来事です。」と言っていました。

ある時、王様が怪我をして傷を負ってしまいました。
するとそのときも、アシュタバクラは
「王様、それは最高の出来事です。」と言いました。
王様はそれを聞いて、自分が怪我をしたのに最高の出来事とは
どういうことだ!と腹を立て、アシュタバクラを牢屋に
閉じ込めてしまいました。

その後、王様は家来たちとともに、森へ狩りに出かけました。
獲物を追っているうちにかなり奥深くさまよい込んでしまい、
ある部族の領域に入って捕らえられてしまいました。
そして神に捧げる火あぶりの儀式が始まりました。
いよいよ王様の番になったときに、ストップの声がかかりました。
そして王様は火あぶりにならずに済んだのです。
なぜなら、儀式のきまりで負傷している者は汚らわしいとして
神に捧げることができない、という決まりがあったのです。

こうして王様は命を救われました。

王様はアシュタバクラに言われたことにはっと気づきました。
そして牢屋へと行き、アシュタバクラにあったことを話し、謝りました。
すると、アシュタバクラはこう言いました。
「私はいつも王様にこう言っています。今目の前に起こっていることは
全て最高の出来事です、と。
もし私が牢屋に入れられずに一緒に狩りにおともしていたならば、
怪我をしていない私は火あぶりにされ、今ここにいないでしょう。
ですから牢屋に入れられたことは、最高の出来事だったのです。」

良い種をまこう

皆さん、こんにちは。
新しい年が始まってはや1カ月がたちましたね。

今年の初詣に行った時にひいたおみくじに
こんな言葉が出ていました。

信仰はわが播く種にして
知恵はわが耕す鍬なり
身口意(しんくい)における悪行を除くは
わが田における除草なり

私たちは毎日の生活の中で、いろんなことを考えたり、
言葉を発したりして行動しています。
これら全てひとつひとつが種であり、育ってゆくのです。

毎日私たちはたくさんの種をまいています。

良い種というのは、
調和、思いやり、感謝の心、正直さ、に基づいたもの
悪い種というのは、
人を傷つけるようなことや利己主義なこと、嘘や嫌悪、執着など

身口意(身=行動・口=言葉・意=思い)において
できるだけ良い種をまき続けることが出来れば最高だと思いますが、
時には悪い種をまいてしまうこともあるかもしれません。
また自分の心に瞬時に浮かんでくる思いを
コントロールするのは、容易なことではありません。
でもそれに自分が気づいて、自分のまいた種は自分で
ちゃんと刈り取ろうと思えれば良いと思います。

何か意にそわないことが起こったときや嫌な思いをしたときには、
そこでまた悪い種をまくのではなく、
『これは自分が過去にまいた種かもしれない、これで刈り取った』
と考えて気持ちを切り替えることができれば、また前進できます。

この一年、皆さんで良い種をたくさんまいていきましょう♪
遅いご挨拶になりましたが、今年もよろしくお願いします。

プロフィール

一之瀬さん

ヨガの持つ精神性や奥深さに感銘を受け、さまざまなヨガスタイルを学ぶ。

心と体のつながりを大切に、幅広くヨガの指導を行っている。

日本ヨーガ療法学会認定ヨーガ教師およびヨーガ療法士
全米ヨガアライアンス公認インストラクター