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子どもの金銭教育

お金を大切に使える子になってほしいのが親心。
でも、どんな風におしえたらいいのかな…?
そんな悩めるママたちに、ファイナンシャルプランナーの羽田野先生がアドバイスしてくれます!

何をおしえればいいの?(1)「お年玉」

金銭教育は必要だと思っていても、
いったいナニをどうおしえたらいいの? 
今日はその中の一つ【お金をためる】
ということを考えてみましょう。


お子さんがもらったお年玉、どうしましたか?


一部は好きなものを買って、あとは預かっておく


というお母さんが多いようですね。
でも単に預かっておくのでは、取り上げられるから使わないと損! 
という発想になりますよ。
せっかくの機会ですから貯金することをおしえましょう。


もちろん一番いいのはお子さんと一緒に銀行に行って口座開設ですが、
すでにお子さん名義で今までの分を預金していた方は
この際それを見せてあげましょう。


「いままでお母さんが預かっていたお年玉は、
こうして銀行に貯金してあったのよ。
大きなお金をもらったときは貯金しておこうね。」


『大きなお金が入ったら将来のために取っておく、貯金しておく』
そんな習慣をつけていれば、こんな社会人にはならないと思いますよ。


「お母さん、変なんだよね。友だちだけどさぁ、お給料もらったら使うことしか考えてないんだよね。あればあるだけ使っちゃって、それで次のお給料まで待てないでキャッシングするんだよ。
『どうして貯金しておこうと思わないの?』
ってきいたらさぁ…
『せっかく作ったカードだから、限度いっぱい借りないと損だろう?』
だって。変だよね、今の若者!!」

次女が初めてのボーナスで家族をランチに誘ってくれたときの言葉です。

そういえば、ある会社の新人研修の講師を依頼されたときに
その担当の人もこんなことおっしゃっていましたね。


「先生、とにかく貯金するってことをおしえてください。毎年、年末くらいになると数名相談にくるんですよ、多重債務で…」

さあ、あなたのお子さんは大丈夫? 
今のうちから貯金する習慣をつけておきましょう!!

☆ あとがき ☆

受験シーズンですね。
「おかあさん、私そういえば 1 年前は受験生だったんだよねぇ」

「そうだね、今ごろ、一番大変だったんじゃない?」

「まだ、解けるかなぁ?」と新聞のセンター問題に挑戦! 

…数分であきらめたようです。

「私こんなに難しい問題、解いてたんだ! えらいなあぁ」

いまはキャンパスライフを謳歌し、シアターのバイトに精を出すマイです。

「お母さん、 103 万円を超えると扶養を外れるの?」

突然の質問に

「そうだけど…どうして?」

「うん、バイトの面談で聞かれたから…
『やっぱり、 103 万円以内で働きますか?』って」

「そう、あなたは 特定扶養 だから扶養外れると痛いね。お父さんの扶養控除が 63 万円も減るから」

「それって、お父さんの税金が 63 万円も増えるってこと?」

「じゃ、なくって、その 20 ? 30 %かなぁ住民税まで考えると…」

この際、税金のこともおしえておいた方がいいようです。
「じゃ、お父さんの源泉徴収票が届いたら計算してみよう!」
と、言おうと思った矢先

「あっ! もう時間がない! 遅れるから、じゃあ?!」

大学生も忙しいようですね。寝ている時間以外は…

※ 特定扶養親族とは 12 月末現在 16 歳? 22 歳の子どもが該当。
   一般の扶養親族の控除額( 38 万円)に比べて控除額が 63 万円と大きい。

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プロフィール

羽田野先生羽田野 博子

ファイナンシャルプランナーくらしと家計のサポートセンター代表
独立系FPとして相談業務やセミナー講師として活躍するかたわらNPO法人マネー・スプラウトの代表として金銭教育の普及活動中。3人の子どもへのマネー教育も実践。

【著書】
■Newおこづかいゲームブック~遊んで身につく!お金の感覚
■定年後のお金「完全」マニュアル

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