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教えて!ごとう先生

子どもの勉強で頭を抱えているママたちへ。長年子どもたちを指導しているごとう先生が、すっきり解決してくれます!

「後藤武士先生」青山学院大学法学部卒。新進気鋭の若手教育評論家として活躍中。日本全国授業ライブ「GTP」を主宰し、北海道から沖縄まで講演。

http://www.takeshigoto.com/ プロフィール

部活が忙しく、勉強をしない娘

Q:部活が忙しく、勉強をしない娘  中1の娘がのん気すぎて困っています。吹奏楽部に入ったのですが、練習が厳しく、土日も休みがありません。そのことも手伝って、勉強を全然しないのです。提出しなければいけない課題はこなしますが、自主的な勉強はしていません。期末テストの結果は散々でしたが本人はまったく気にしておらず、もう少し危機感をもって勉強に取り組んでほしいと思っています。この成績が続くと、希望の高校に入れないのではないかと心配です。どうしたら勉強に意欲的に取り組むのでしょうか? よい方法があったら教えてください。どうぞよろしくお願いします。

(HN:ゆかくみ)

部活を活用してモチベーションを上げよう

●あこがれの先輩の姿を見せるのも手です
 希望がどの程度かによります。吹奏楽をやっている子は、たいてい高校でも音楽系の部活動が盛んなところを希望するようですから、そういう学校でしょうか。もしそうなら、そこから、つまりモチベーションから入るとよいのでは。忙しいような吹奏楽部なら、先輩後輩の交流も盛んなはずですから、同性のあこがれの先輩が、ひとりやふたりはいるでしょう。そうした先輩がこの春進学するわけですから、その様子をしっかり見て、自分自身の進路を考えるようにすすめてはいかがでしょうか。


●信頼できるなら、顧問の先生に相談しよう
 あとは、担任の先生に相談すると同時に、顧問の先生に相談するのもアリです。芸術系の教諭というのは、独自の教育論で動いていることがありますから、そのあたりを確認しておくとよいでしょう。これは、スポーツの中途半端に強い部活の指導者にも同じことがいえます。そうした先生というのは、自身はたまたまその道でしっかりした職を得ているので、子どもたちにも同じことがいえると考えている人が少なくないんですね。「勉強より部活だ」とか「部活を投げ出すような者が……」とか。でもって、本人たちは案外両立していたわけでもなく、推薦という恩恵を受けていることも。今は、「超」がつくほど強いか、実績がなければ、スポーツも芸術も、さほどの推薦にはつながりません。団体競技の場合は、なおさらです。ですから、信じるに足る先生なのか。単に部活の鬼であるだけでなく、子どもたちの進路まで考えていて、変な言い方ですが、その部から普通の高校への進学実績もきちんと出ているかどうか。そのあたりを見れば、どこまで信頼してついて行かせてよいか判断できると思います。


●校内順位を上げるには時間がかかる
 高校入試というのは、はっきり言ってしまえば中学生のレベル分けです。大学入試の場合は全国区ですから、極端な話、同じ高校から全員が東大に合格することだって可能性としてないわけではありません。しかし、高校入試は小選挙区制に限りなく近い地方区ですから、同じ中学の中で一定の高校に進学できる生徒の割合は限られています。どうしたって中学校内の順位を避けて考えることはできません。しかも同じ中学ですから同じ授業を受けている生徒が多いわけで、順位の変動には時間がかかるんですね。
 娘さんの現状と、進学したいと思っている高校に合格できるレベルの間にある距離。これを、残された時間で割れば、おのずと現段階で到達していなければならない基準が明らかになります。その差が大きければ志望校を変えるなり、小さくする努力をするしかないわけで、そうした高校入試の仕組みについても話すとよいでしょう。
 もっとも最終的に娘さんが動くことがあるとすれば、部活の先輩がらみの可能性が高いと思います。よい先輩が多い部活ならば、よい影響を与えてもらえるかもしれませんね。

回答は質問いただいた文面から推測できる範囲でアドバイスさせていただいたものです。
したがって私のアドバイスが最善とは限りません。実践に関しては使える部分をアレンジして各自の責任でお願いします。
・・・後藤 武士

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