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教えて!ごとう先生

子どもの勉強で頭を抱えているママたちへ。長年子どもたちを指導しているごとう先生が、すっきり解決してくれます!

「後藤武士先生」青山学院大学法学部卒。新進気鋭の若手教育評論家として活躍中。日本全国授業ライブ「GTP」を主宰し、北海道から沖縄まで講演。

http://www.takeshigoto.com/ プロフィール

進路がはっきりしない娘

Q:進路がはっきりしない娘  中3の娘のことを相談します。もう進路を決めなくてはいけない時期ですが、普段の様子は、とてもそんな風に見えません。学校見学が始まっていますが、「これを学びたいから、この学校を見に行きたい」というようなことを、本人からはまったく話しません。このままダラダラしているうちに、受験日や卒業が迫ってくるでしょう。そうなってからでは遅いと言っていますが、のれんに腕押しです。この状態で本当に大丈夫なのか、私だけがやきもきしています。どのようにアドバイスすればよいでしょうか。

(HN:まあちゃん)


どの高校なら入れるかを調べよう

●もう受験校を絞る時期です
 率直に言って、もうそういう時期じゃないと思います。地域がわからないので、大ざっぱなことしか言えませんが、もう目標とした学校に向けてスパートするべき時です。もしくは、絞り込みをするか。「どこへ行きたい」から「どこが合格圏内なのか」に切り替えるべきです。夢を現実に照らし合わせる時期ですね。


●成績がよい場合は……
 お話だけでは、娘さんの実力がわからないので、2つの場合から考えましょう。まず、娘さんの成績が良好な場合です。成績がよいなら、余計なことを考えず、そのまま学校の勉強をしっかりやって、内申点を伸ばす。そして、担任や塾の先生に相談して(この段階で進路を決めていないということは、塾に通っている可能性は低いと思いますが)、現状からほんの少し背伸びする程度で入れる学校を知る。そして、過去問で傾向を分析して、弱点を発見し対応する。普通科というのは、その名の通り、特徴がないものです。だから、最後は難易度の違い。ですから、この方式でよいと思います。私は、あちこちの高校にお邪魔しますが、入学前から将来の進路を決めていたなんて生徒に、会ったことはありませんよ。


●成績が普通以下のときは……
 次は、成績が普通以下の場合。まずは、現実的に今から間に合う学校を知ること。普通以下の場合、半数以上の生徒は、現実には一般入試を必要としません。推薦でほとんど決まってしまうんですね。とりたてて成績がよいわけではない以上、生意気は言えません。推薦も、単願・専願になる場合がほとんどです。「夢をあきらめたくないから」などの理由で推薦を嫌がる生徒や親御さんもいますが、リスクは相当大きくなります。同じ高校でも、推薦入試の場合は、かなり合格しやすいです。ところが、一般入試の場合は、上位校を受ける子たちがすべり止めに使うので、受験者平均点も合格難易度も、ことごとく上がります。実際に入学している子のレベルが高くないからといって、その学校の一般入試のレベルが低いわけではないのです。「夢を追いたいって言うけど、だったら、なぜ今まで夢をほったらかしにして遊んでいたの?」ということですね。


●単願か、併願か?
 「ぼくは、君も好きだけど、あの子が第1志望なんだ。あの子にふられたら、つきあってくれよ」なんて言われて、快く思う女の子はいないでしょう。それでもOKするとすれば、相手がよほど好条件の持ち主である場合でしょう。一方、そんなに魅力的じゃない男性でも、「ああ、この人は私のことだけを見てくれている」と思えば、情も動きますよね。推薦の単願と併願は、まさにこの違いです。併願というのは、それでも学校がほしがる生徒だけに許されるもの。そうでなければ、単願推薦をとることが無難です。


●どこなら入れるか?
 というわけで、娘さんの成績がいずれの場合でも、もう「将来のことを考えて、どの学校に行きたいか」などと悠長なことが言える時期ではないということです。どのみち、極端な職業にシフトした高校じゃなければ、先の選択幅が広いですし、中学のときの夢は、高校に入ると変わってしまう子が多いです。また、職業科からも進学はできますから、やはり、「どこに入りたい」ではなく、「どこなら入れるか」という視点が重要ですね。


●成績を上げて選択肢を増やそう
 今は、まとまった学習をする最後のチャンスですから、少しでも選択肢が増えるように、自分の成績を伸ばすことが肝要だと思いますよ。

回答は質問いただいた文面から推測できる範囲でアドバイスさせていただいたものです。
したがって私のアドバイスが最善とは限りません。実践に関しては使える部分をアレンジして各自の責任でお願いします。
・・・後藤 武士

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コメント(2)

私の子どもはまだ幼稚園なのでそこまで先のことを考えてはいなかったのですが、中学3年生で進路に悩むのは遅いのですね…
 自分のことを思い返すとその頃は単純に成績にあった進学先を選んだだけだったと思います。
 子ども達には先を見越した進路を見つけて欲しいと思います。

こんにちは

子供の成長はどんどん速くなりつつあると実感している
今日この頃ですが、
少しでも、選択しが増えるように、自分の成績を伸ばすことが肝心
この言葉に、ぐっときました。

小学5年生を筆頭と子供がいますが、
もう考え始めてもいいんでしょうね。真剣に将来を見据えることも考えないといけないと思いました。

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