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教えて!ごとう先生

子どもの勉強で頭を抱えているママたちへ。長年子どもたちを指導しているごとう先生が、すっきり解決してくれます!

「後藤武士先生」青山学院大学法学部卒。新進気鋭の若手教育評論家として活躍中。日本全国授業ライブ「GTP」を主宰し、北海道から沖縄まで講演。

http://www.takeshigoto.com/ プロフィール

教科書は、いつまで保管する?

Q:教科書は、いつまで保管する?  小学4年と6年の2人の子どもがいます。知人から「教科書だけはとっておいたほうがいいよ」とアドバイスをされ、教科書、そしてノートもとってあります。 数回、見直したり、下の子が上の子のものを見たりしました。正直、いらないのではないかと思いながら、捨てられずにいます。 これらは、どのくらい保管しておくものなのか、アドバイスをお願いいたします。

(HN:kurumi)


とっておく必要はありませんが……

●教科書だけでの自主学習はむずかしい
 kurumiさん、こんにちは。結論から言えば、教科書をとっておく必要はありません。中学受験する場合は教科書レベルでは足りないし、中学へ進学するにあたって小学校の総復習をするにしても、教科書は使いづらいと思います。そもそも、教科書というのは独学にはあまり向いていないんですよ。教師が、教師用指導書を使って授業をしやすいように編集してあるのが教科書。学習参考書との決定的な違いは、単独では使いにくいということ。国語だったら題材が並んでいるだけだし、算数では肝心の答えがあまり載っていないので、復習のしようがないんですね。ですから、仮に小学校の復習をするとしても、市販の学習参考書や問題集を使う方がずっと効率的です。まあ、そもそも小6の春休みは、みんな英語の予習に忙しくて、ろくすっぽ復習なんぞしないんですけどね。
 

●思い出がいっぱいの本
 というわけで、教科書をとっておくということの現世利益的な有利さは特にありません。ですから、ここから先は純粋な私感です。教科書というのは、学年が変われば変わってしまうもの。同じ学年の同じ教科でも、複数の出版社のものがあるから全国共通でもないし、特定の書店へ行かないと手に入らない。だから、なかなか貴重なものなのです。また、思い出もいっぱいつまっています。好きな教科はもちろん、嫌いな教科だって、落書きがあったり、パラパラマンガが描いてあったり。考えてみれば、ほぼ毎日お付き合いしたものですから。


●事情が許すなら、とっておいては?
 また、国語の教科書の題材なんかは、大人になってから読むと、まるで違う感想を抱くかもしれません。あのころ退屈だった『故郷』は、夢を叶えられないままアラサーやアラフォーになったころには、きっとしみることでしょう。どうってことなかった戦争ものも、子を持つ親になってから読むと、涙がとまらない作品になっているかもしれません。再度くり返します。教科書をとっておくメリットはありません。必要もありません。でも、もし保管できる環境があるのなら、とっておいてあげれば、きっと子どもさんに喜ばれるときが来ると思います。写真もビデオもデジタル化が進んでいる今日、教科書は貴重なアナログのメモリー。それを感じられる人は、とっておいて損はないでしょう。そうでなければ、廃品回収に出してもかまいませんし、下級生の親御さんにあげれば喜ばれるかもしれませんね。


●母の気持ちに感謝
 ちなみにぼくの母親は、全部とっておいてくれました。何度か引越しをするうちになくなってしまいましたが、とっておこうとしてくれた母親の気持ちは、今でもありがたく思っています

回答は質問いただいた文面から推測できる範囲でアドバイスさせていただいたものです。
したがって私のアドバイスが最善とは限りません。実践に関しては使える部分をアレンジして各自の責任でお願いします。
・・・後藤 武士

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コメント(7)

こんにちは。
うちは、今小4ですが、下の子がいるので全部とってあります。でも、通信添削をやっているのでそれもとってあるので、本だらけです。
時々見直したりするにはいいのかなと思っていますがもっとふえてきたら考えたいと思います。
テスト用紙はちなみに、デジカメでとって処分しています。

こんにちわ。
教科書ってとっておいたほうがいいのかなぁと思ってましたが、メリットはないのですね。
全部とっておくとなると、場所の確保も必要だし。
でも、大人になって見直してみると違う感情もあっていいかもしれませんね~

我が家では、教科書+参考書などずーと置いていました。
大学生の息子が、教職課程なので とても役に立っています。

こんばんは。

我が家では、私や妹が使っていた教科書類はほとんど捨ててしまっていますが、私が中三の頃に国語の教科書と一緒に使っていた国語便覧という本と、高校と専門学校の頃に使っていた本は今でも大切に置いてあります。
ちなみに、中学生の頃に使っていた国語便覧は、今でも私の住んでいる地元での検定試験の勉強の時に使うこともあるので、とっておいてよかったと思っています。

教科書は必ず保管です。

しかし、
自分の教科書を母が大事に取ってあったのは驚きです。もう数十年になるのに・・・

いま、子どもの教科書と比べても絵や文字の違いはありますが、さほど変わらない内容には驚きです・・・

勉強には過去も未来もかわらないのかな?って思うところがありました。

自分自身もあとで教科書を眺めたく(思い出に浸りたくなり)なるのですが、残念ながら、ありません。
子供の分は保管しておいてあげようと思いました。

教科書 保管場所が確保できないので 処分することになるかもしれないです。
 自分のものは、高校生の時の英語の教科書は捨てられなくてどこかにあると思います。 苦手だった英語の思い出の品です。

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