こちらは、女性の働きたい気持ちの一歩を応援する「キャリア・マム」サイトのバックナンバーです。⇒最新の情報はこちらからご覧ください。

しごとくらしコミュニティ

HOME > くらし > 教育 > 教えて!ごとう先生 > 国語が好きだけど点数が取れない

教えて!ごとう先生

子どもの勉強で頭を抱えているママたちへ。長年子どもたちを指導しているごとう先生が、すっきり解決してくれます!

「後藤武士先生」青山学院大学法学部卒。新進気鋭の若手教育評論家として活躍中。日本全国授業ライブ「GTP」を主宰し、北海道から沖縄まで講演。

http://www.takeshigoto.com/ プロフィール

国語が好きだけど点数が取れない

Q:国語が好きだけど点数が取れない   中1の娘は国語が好きですが、テストではあまりいい点数が取れません。よく見ると、文章問題に弱いようで、読解力が低いのではと感じています。読解力を上げるには、どうしたらよいでしょうか。

(HN:まる)




問題集でトレーニングをしよう!

●読書は自分の好きなように読める
 本音を語ってしまえば、『やさしい国語読解力』や『読むだけですっきりわかる国語読解力』を読んでくださいとなるのですが、そういうわけにもいかないので、さわりだけお話ししましょう。
 国語が嫌いではないのに、読解問題(文章問題とは、おそらく読解問題のことでしょう)が苦手なのは、多分、ひとりよがりの解釈をしてしまっているからだと思います。読書は、自分の好きなように読むことができる。つまり、主観的な解釈が可能なわけです。ときには、間違った理解から、その主観的な解釈をすることがありますが、それも問題にはなりません。なぜなら、感想文目的でない限り、読書は自己完結の形で終わるからです。


●読解問題では客観的な解釈が必要
 それに対して、読解問題では、客観的な解釈が求められます。「書いてあることから確実に言えること」を指摘できる能力が問われるわけです。この違いが大きいんですね。
 だからといって、読解問題を無粋だと考えないでください。作家の中には、「作品の感想は自由だから」と言う方もいますが、作家になるくらいですから、読書が好きで、国語の能力に長けています。だから、とんでもない読解力の子なんて想像もつかない。「父は小さな箱に入って帰ってきました」という表現から、父の死が読み取れない子がいるということを、彼らは知らないのです。登場人物の行動が正しいかどうかは、感想に属します。でも、登場人物が何をしたかは、読解の問題です。これを間違えたら、話は通じません。だから、読解というのは、テストでも実生活でも重要なんですね。


●トレーニングの方法は?
 さて、客観的な読解力を育成する方法ですが、一番早いのは問題集です。それも、選択肢問題。これだけをやってください。そして、なぜ正解なのか、どうして不正解なのかを正しく答えるトレーニングをすること。極端な場合、先に正解を見てから理由探しをやってもいい。大切なのは、理由です。


●ツッコミ読解法!
 そのために、普段から文章を読むときにはツッコミをいれることをお勧めします。「『それ』って何のことだっけ?」「彼はなんで怒ったの?」「といえる、っていうけど、どうしてそんなこと言い切れるの?」など、文章を常にツッコミをいれながら読んでいきます。こうすると、自然に読解力が身につきます。題して、ツッコミ読解法。まだ出版していないネタなので迷ったのですが、キャリア・マムの読者さんは、熱心なコメントをくださるので、披露してしまいました。これ、かなり力がつきます。ぜひやってみてください。

回答は質問いただいた文面から推測できる範囲でアドバイスさせていただいたものです。
したがって私のアドバイスが最善とは限りません。実践に関しては使える部分をアレンジして各自の責任でお願いします。
・・・後藤 武士

トラックバック(0)

トラックバックURL: http://blog.c-mam.co.jp/mt5/mt-tb.cgi/586

コメント(2)

確かに本を読むことは多いのですが、私が質問をしてもこたえられなかったり、違う視点でものを言ったりすることがありました。さっそく、問題集を探してみます。
ありがとうございました!

子供が本は好きなのですが、テストになると得点につながらないと言っていたので、早速、アドバイスしたいと思います。
トレーニング方法も分かりやすくて勉強になりました。

コメントを書き込む

名前
メール
URL
コメント

«前の記事へ教えて!ごとう先生TOPへ次の記事へ»

教育!お悩み道場コラム 指南の部屋

最新の記事