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教えて!ごとう先生

子どもの勉強で頭を抱えているママたちへ。長年子どもたちを指導しているごとう先生が、すっきり解決してくれます!

「後藤武士先生」青山学院大学法学部卒。新進気鋭の若手教育評論家として活躍中。日本全国授業ライブ「GTP」を主宰し、北海道から沖縄まで講演。

http://www.takeshigoto.com/ プロフィール

通信教育に取り組んでほしい

Q:通信教育に取り組んでほしい   はじめまして。小学校高学年の子どものことでご相談します。 現在、通信教材をやっていますが、充実している付録を楽しむだけで、テキストはあまりやりません。テキストをがんばってほしいので、半ば怒りながら「もうやめようか」と話しても、嫌だと言います。でも、取り組もうとはしません。どうすれば、自分から進んでやるようになるでしょうか?

(HN:you)




テキストは一緒に取り組んでみよう!

●付録は魅力的なもの
 いきなりですが、通信教材とはそういうものです。人気の通信教材は、子どもの好みに対してのマーケティングリサーチを驚くほど行っています。付録は、子どもをひきつける目玉商品。だから、Youさんのお子さんが付録を楽しんでテキストにあまり目を向けないのは当然のことなんです。でもこれ、子どもだけじゃないですよね。ぼくがお世話になっている版元さんは、付録の魅力で、あらゆる年齢層の女性誌でトップを独占しています。もちろん、本誌にも力を入れていますが、クローズアップされるのは付録です。成人女性ですらそうなのですから、小学生が付録に夢中になっても仕方のないことです。


●ひとりがムリなら一緒に取り組もう!
 とはいえ、質問に対して、これで終わるのはあんまりなので、方法を。生身の人間が教えても気が乗らない勉強を、活字やDVDでやろうと思っても、それは無茶というものです。教材によほど工夫があれば別ですけどね。
 だから、「やらないのなら続けさせない」と宣言した方がいいと思いますよ。ただ、学習のものだけに、「そんなこと言うなら、これから勉強のためのものはいらない」ということにもなりかねません。それでは困ります。ですから、一緒に取り組むことをオススメします。教科書もそうなのですが、通信教材は自習には必ずしも向いていません。自分で活字を追うだけで新しい単元が理解できるのは、よほどの理解力と読解力を持ち合わせた子だけです。個人向けにカスタマイズされているわけでもなく、読者である子どもを実際にみたことのない人が編集しているのですから、ひとりでやらせようと思うこと自体にムリがあります。


●教える人間が使うテキストとしては良い
 でもね、通信教材を「教師とか講師がついて使うテキスト」としてみると、満更でもないできなのです。どんなことを教えればいいのか、この単元ではどんな内容を扱うのか、思考のアプローチはどういう手順をたどっているのか、そういうことに関しては、学校の教科書よりずっとわかりやすくできています。活かすならそこでしょうね。


●教えるための道具として活用しよう
 ですから、ひとつの手順として、まずは続けるためにテキストを消化するように言う。それでダメなら、一緒にやってみる。それも嫌だというのなら、あとはぼくが口出しする範囲ではなくなります。高学年の場合、親と学ぶことにテレがありますから、そこをうまくクリアする必要が出てくるでしょう。とにかく塾よりも安く子どもも喜ぶにはそれなりのわけがあります。学習に関しては、ラクはできないし、近道はありません。教材はね、しょせん教材です。教えるための材料なんですよ。だから、調理する人が必要なんです。

回答は質問いただいた文面から推測できる範囲でアドバイスさせていただいたものです。
したがって私のアドバイスが最善とは限りません。実践に関しては使える部分をアレンジして各自の責任でお願いします。
・・・後藤 武士

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コメント(3)

うちも、いつも添削の期限ぎりぎりに鬼婆化しています。付録に目がいくのはしかたのないことなのか・・・確かに自分もそうかも。調理の仕方が問題ですねぇ^^;

私も先日、通信教育の取り組み方について相談させていただきました。
わが子はもともとペースがゆっくりでしたが、高学年に上がり量が増え問題も複雑になるにつれ、ひとりで取り組むことはできなくなりました。
今は、先生のアドバイスのように、親子で単元内容を確認したり、問題の答え方を考えたり、コミュニケーションをとりながら勉強しています。
私自身も子どもの勉強内容が理解できて、少しは親の役目を果たしているかなと思えています。

うちは、小4なのですが付録がついてない通信教育をやっているのですが、まだ自分で予定をたてられないので、ひづけを私がうっています。それにあわせて勉強するようにしています。採点しながらこどもの様子をみることも楽しみです。

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