• ようこそ ゲストさん
  1. HOME
  2. 主婦と消費行動研究所
  3. 主婦研NEWS

主婦研NEWS

「見守る」愛あり! 間近で見たプロ野球キャンプ

こんにちは! シーナです。
東京からはるばる沖縄へやってきて「2月の沖縄といえば、プロ野球キャンプ!!」と、色めき立った私。なんでも、キャンプだと、公式戦観戦よりは選手たちをかなり近くで見られるそうじゃない!? ......胸は高鳴り、沖縄滞在中にいくつかのキャンプ地を回ることにしました。
プロ野球ってアツい! キャンプってすごい!

初日に行ったのは、中日ドラゴンズのキャンプ地・北谷。練習試合が終わったあとで、今シーズンから中日の監督に就任した高木守道監督も拝めたし、キモかわで人気のドアラも目撃しちゃいました!

中日ドラゴンズのキャンプ地 北谷球場
中日ドラゴンズのキャンプ地 北谷球場
試合後はドアラがファンサービス
試合後はドアラがファンサービス

2日目は朝から、横浜DeNAのキャンプ地・宜野湾で、熱心なファンのみなさんと一緒に、「入り待ち」を体験♪ 隣接するホテルから球場に歩いてくる選手たちに、サインや写真撮影をお願いするという稀有な経験ができました!! 驚いたのは、みんなファンサービスに熱心で、すごく優しいこと。そして何より、「イケメンが多い」! 中でもスーパーイケメン選手・国吉くんを見たときはもう感激! 取材陣やファンも多く、キャンプ地の盛り上がりは想像以上で、あらためて、プロ野球って人気があるんだなあ、と思いました。

サインに応じる国吉選手
サインに応じる国吉選手
ランニング風景。迫力ありますね!
ランニング風景。迫力ありますね!
日ハム・芝草コーチに直撃インタビュー!

私たちが夢中で高校野球を見ていた時代、帝京高校野球部のピッチャーとして春2回、夏1回、甲子園に出場。そして、高校3年の夏にはノーヒットノーランも達成し、野球ファンの女の子たちのハートをがっちりつかんでいた芝草コーチへのインタビューが実現しました! その模様をお伝えします♪
~現役選手だったころ、さらに引退されてからも、さまざまな苦労もされていますし、きっとたくさん悔しい思いもされたと思うんですが、それでも、昨年からまたコーチとして野球にかかわり続けていらっしゃいますね。野球の魅力ってなんでしょう?
芝草「たしかに、野球をやっているとたくさん嫌な思いもしました。でも、いい思いもたくさんしてきた。その全部を味わえるのが野球のよさだと思うんです。それがあるから勝負って面白いし。一生懸命やればやっただけ、悔しさも喜びも大きいから、だから野球が好きなんだと思います。」

カッコよさは変わらない!芝草コーチ
カッコよさは変わらない!芝草コーチ

~私たちは「母親」という立場なので、自分の子どもにもそういう「何かに打ち込む楽しさ」を感じてほしいと思うんですが、芝草さんの親御さんは息子さんに対してどういう風に接していらっしゃったんでしょう?
芝草「うちの父親は、自分がプロ野球選手になりたかった人なんです。だから、ぼくのことも野球選手にしたいと思っていたみたいです。よくそう言われていましたし。」

カッコよさは変わらない!芝草コーチ
今では2人のお子さんのパパだそうです♪

~そういう「親の夢を託される」みたいなのって負担ではなかったですか?
芝草「それはないですね。押しつけられたという感じはなかったので。むしろ、父親が将来はプロで、と考えてくれていたからこそ、いろいろなことを考えて野球をやらせてくれたと思えました。中学も地元の中学の野球部でしたが、それも、プロになるなら、早くから無理して肝心なときに故障しないように、鍛えるのは高校からでいいという父の考えがあったからです。」

~それでも、帝京高校に入れるくらい中学でも目立つ選手だったんですね?
芝草「いや、帝京からはスカウトされていなくて、一般受験で入ったんです。中学の野球部は強くなかったので、高校進学のときはどこからも声はかかりませんでした。」
~意外ですね。高校進学時にスカウトされなかったことで、お父さんはがっかりされましたか?
芝草「それはありませんでした。目標はプロ野球選手になんだから、中学でダメでもあわてることないし、まだその段階じゃないだけだ、という感じで。このまま頑張っていればきっと大丈夫! と。親がそうだったので、自分も不思議とそう思えました。」

~当時の帝京高校は、野球部も強くてライバルがたくさんいたと思うんですが、一般受験で入っていってどうでしたか?
芝草「ぼくよりうまい選手や有名な選手ほど、辞めていくんです。だから、続けていければきっとチャンスはある! と思ってました。自分はこれから頑張ればいいんだと。」

~高校野球やプロ野球で華やかに活躍されている姿だけが記憶に残っているので、そういう経緯があったとは知りませんでした。「息子に夢を託す」というと、星一徹的なイメージがありますが、お父様はそうではなかったんですか?

芝草「そうですね。うまく導かれた、という感じです。父がまず野球を好きになるきっかけをくれて、野球が好きならプロ野球選手になれば、それを仕事にできるんだぞ! と目標を示してくれた、という感じでしょうか。」

~そして、その目標に至る過程では、結果をせかしたりはされなかったんですね?
芝草「父はぼくの試合や練習をめったに見にきてませんでした。たまに来てもこっそり見てて、あとでぼそっと"よかったぞ"と言うくらいで。とにかく、頑張っていれば大丈夫。どこでスカウトの目に入るチャンスはあるんだからと、自信をもたせてくれたと思います。」

プライベートでは、7歳の娘さんと5歳の息子さんのパパでもある芝草コーチ。 紆余曲折はあっても、好きでい続けられた野球という道に、上手に導いてくれたお父様に対する素直な感謝の気持ちが伝わってくるお話でした。

子どもに夢を託すことも、子どもの才能を信じることも、決して悪いことではありません。ただ、道の途中で、親が先走ってあせったり、子どもの努力を否定したりせずに、温かく応援し続ければ、花はいつか咲くし、その花の大きさや色がどうであってもかけがえのない美しい花なんだ。 と教えられた気がしました。
主婦であり、母である私たち目線の質問に、ていねいに答えてくださった芝草コーチ。本当にありがとうございました!

«前のページへ主婦研NEWS TOPへ次のページへ»

主婦と消費行動研究所:「家族との日々の暮らしと自分の人生を、楽しく、面白く、満足できるものにしたい。」主婦と消費行動研究所は、プロの消費者である主婦たちのそんな思いを社会に発信し、暮らしと企業をつないでいくことを使命としています。

ページの先頭へ

この記事が気に入ったら「応援する」ボタンをクリック

応援する