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主婦研NEWS

見る人を「走りたく」させる!「おきなわマラソン」

こんにちは! シーナです。
2月19日(日)「おきなわマラソン」が行われました。 マラソンブームもあってか、昨年の出場者数を大きく上回る13,682名のランナーが参加して行われたこの大会を、私、シーナが冲縄までひとっ飛びして、取材してまいりました!
観光もばっちりな名コース! スターターにはあの方も......!!

実は、沖縄は「マラソンアイランド」と言われるくらいマラソンレースの多い地域。
離島で開催されているものなど、大小合わせて、年間40もの大会が行われています。なかでも、この「おきなわマラソン」は、「NAHAマラソン」と並んでメジャーな大会。
また、沖縄県総合運動公園陸上競技場をスタートして、嘉手納基地の中を通る珍しいコースは、沖縄の景色を堪能できる名コース。でも一方で、市民マラソンのコースとしてはアップダウンがかなり多く、挑戦しがいのあるレースとも言われているそうです。

うーん、沖縄らしい!
うーん、沖縄らしい!

ゲストスターターに沖縄出身のISSAさんと、ランナーの千葉真子さんを迎えて、やや曇り気味の天候のもと、午前9時にスタートの号砲が鳴りました。

スタート地点は気迫を感じます!
スタート地点は気迫を感じます!
千葉真子さんと、ISSAさん
千葉真子さんと、ISSAさん

最初にスタートしたフルマラソンの出場者は、11,211名。これだけの人数になるとスタートするだけでもかなり時間がかかるんです。スタート地点で手を振るISSAさんに参加者のみなさんは笑顔で手を振って駆け抜けていきました。中には、ウォーリ一や、シーサー、AKB48などの仮装ランナーもいて、私たちはじめ沿道で応援する人たちの目を楽しませてくれました。こんなにぎやかな風景は、一般参加ができるマラソンの名物でもありますよね。

応援したい!! きらきら輝く女性ランナーたち

おきなわマラソンに出場した女性は3,852名(フル、10キロ含む)。その中でもやはり気持ちを入れて応援したくなるのが、キャリア・マム世代やその先輩にあたるくらいの年齢の方たちです。
ということで、彼女たちのゴール直後に、突撃インタビューを試みました! 汗だくになりながら、それでも完走の達成感で輝く笑顔を見せていた女性ランナーたちが語ってくれた「走る理由」にはそれぞれのドラマがあることがわかりました。

『がんばったね』とほめてほしい!
『がんばったね』とほめてほしい!

今里千恵子さん(53歳):
「主婦だから、普段はあまりほめられることないから。
"がんばったね"とほめてほしくて10年前から走ってます。走っている間はつらいけど、達成感があるのがいいんです。」

上地真紀子さん(35歳):
「母が、マラソンにずっと挑戦していたので、母が亡くなってから、その思いを継いで、走りはじめました。夜10時からでも走りに行って、母の夢だったフルマラソンを完走できたので、今回は10キロで楽しく走れました。」

姉妹で参加! 上地さんと比嘉さん
姉妹で参加! 上地さんと比嘉さん

比嘉愛子さん(38歳):
「私はフルマラソンに何回も挑戦しているんですが、まだ完走できたことがなくて自信喪失気味だったので、今回は10キロに出場しました。今日は完走できたので、自信を取り戻せました。これからも気持ちよく走りたいです!」

「夫と一緒に走っているつもりです」
「夫と一緒に走っているつもりです」

金城文子さん(56歳)※20回連続完走で表彰:
「走りはじめたきっかけは、夫に誘われたこと。でも、夫は19年前に亡くなってしまったんです。それからは、夫と一緒に走っているつもりで走り続けています。週に3~4回は1時間走っていますが、仕事の疲れも走れば発散できます。」

「走るのは本当に楽しいです!」
「走るのは本当に楽しいです!」

白滝桂子さん(40歳)
※ジョガー向けフリーペーパー「STEP」編集長:

「ずっと仕事人間でしたが、35歳になる前にこのまま衰えていくだけの人生になるのは嫌だと思い、突然、皇居の周りを走ってみたのがはじまりでした。そのとき、よれよれになりながらも1周走りきれたのがうれしくて、周りの人からも"すごい"と言われて、これなら自分の成長を感じることができる! とはまってしまいました。2007年に初のフルマラソンに出場し、完走できたときは3日間くらい幸福感に包まれていました。こんな充実した気分を味わえて、走っていると友達もたくさんできる。走るのは本当に楽しいです。もともと運動神経ゼロの私にできたのだから、誰でもできると思い ます。 聞けば、佐賀や東京など、沖縄以外の地域からの参加者も多いのです。わざわざ沖縄でのマラソンに参加した理由を聞くと、「沿道の応援の温かさ」があげられました。市民マラソンには私設エイドステーションはつきものですが、とくに「おきなわマラソン」は、42.195キロずっとエイドステーションが続くのも大きな特長です。 定番のドリンクやレモンをはじめ、おにぎり、やぎ汁、黒砂糖、塩、サーターアンダギー、ビールに泡盛まで並んでいるんですよ! 時間をかけて走れば、エイドステーションでかなりたっぷり食事をとることもできるくらいだというから、その熱烈応援ぶりがわかります。

熱烈な応援を受け、完走し、ゴールした彼女たちの突き抜けた笑顔におおいなる刺激を受けた私は、沖縄から帰ってからすぐさまランニングを開始。日々、走破距離を更新中です!

見ているだけでも心地よかった「おきなわマラソン」は、思わず「自分も走ってみたい」という気持ちにさせるだけの魅力あふれる大会でした。

私たちが発端となって、キャリア・マムからアラサー、アラフォー、アラフィフランナーが量産されるかも!? 近いうちに「キャリア・マム」を旗印に、どこかの大会に出場している女性ランナーがいるかもしれませんよ。

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主婦と消費行動研究所:「家族との日々の暮らしと自分の人生を、楽しく、面白く、満足できるものにしたい。」主婦と消費行動研究所は、プロの消費者である主婦たちのそんな思いを社会に発信し、暮らしと企業をつないでいくことを使命としています。

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