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パートナーへのクリスマスプレゼントに関するアンケート

我が子へのクリスマスプレゼントはともかく、夫、もしくは恋人などのパートナーに対してクリスマスプレゼントを贈ったことはあるだろうか。 「大人のプレゼント事情」に焦点をあててアンケートを実施した。

問1.あなたは、パートナーにクリスマスプレゼントを贈ったことがありますか
問2.贈って喜ばれたプレゼントはどんなものでしたか
パートナーにクリスマスプレゼントを贈った経験の有無 贈って喜ばれたプレゼント
■ みんなどんなプレゼントを贈っているの?
「パートナーにクリスマスプレゼントを贈ったことがありますか」との問いは、「ある」が82.3%、「ない」に17.7%という結果だった。8割以上の人が、何らかのプレゼントを贈った経験があるようだ。そして「贈って喜ばれたプレゼント」を聞いてみると、「財布・時計・装飾品など」(62.6%)「洋服・ネクタイ」(43.0%)が突出していた。また、古くより心がこもっているプレゼントとしてよく挙げられる「手編みのマフラー・セーター」(14.0%)もなかなかの健闘をみせた。一方で、「その他」(7.5%)の中には「喜んでくれたことがない」(50代)「贈ったことがあるとは思うが、記憶が定かではない」(40代)という人もいた。
問3.プレゼントの価格はどれくらいですか
問4.結婚してからもパートナーにクリスマスプレゼントを贈っていますか
問5.プレゼントを贈らなくなった方、その理由を教えてください
プレゼントの価格 結婚後のパートナーへのクリスマスプレゼント
■ クリスマスは「特別な日」でありつづけるのだろうか
次に、「プレゼントの価格」を聞いてみたところ、「5000-1万円」(41.1%)が一番多く、ついで「1万円-3万円」(34.6%)「1000-5000円」(25.2%)と続いた。値段の幅は大きいものの、ほぼこの価格帯のいずれかであった。また、「結婚してからもパートナーにクリスマスプレゼントを贈っているか」を聞いてみると、一番多かったのが「毎年贈っている」(23.4%)「新婚のころだけ贈っていた」(22.4%)と続いた。同率で「時々贈っている」「子どもが生まれるまでは贈っていた」(ともに21.5%)だったが、「毎年贈っている」と回答した人以外は、どんな事情があるのだろうか。その理由を聞いてみると「面倒だから」(新婚のころだけ贈っていた・30歳代)「なんとなく」(新婚のころだけ贈っていた・40歳代)「忙しくてそれどころでない」(時々贈っている・40歳代)というざっくりした意見もあったが、「自分で自由に使えるお金が減ったため」(時々贈っている・40歳代)「家計が同じなので」(新婚のころだけ贈っていた・30歳代)などといった経済的な側面を挙げる人も。中には「贈ってもよろこばない」(時々贈っている・40歳代)といった相手の心境の変化や、「愛情が無くなる」(時々贈っている・40歳代)「夫への愛が冷めたから」(子どもが生まれるまでは贈っていた・30歳代)などのストレートな回答で、自分の心境の変化のあらわれがプレゼントを贈らなくなった理由とする人もいた。
しかし、一番多かったのは「子育てに追われて余裕がなくなった為」(時々贈っている・30歳代)「子どもの教育費にお金がかかるようになったから」(時々贈っている・40歳代)「子ども中心のクリスマスになったので」(新婚のころだけ贈っていた・40歳代)といった子どもありきの生活がきっかけとなった人たちである。「(自分にはプレゼントはいらないから)その分子どもたちへ、と言われた」(時々贈っている・40歳代)といった子どもへの愛情を感じることができれば、もはやプレゼントを贈る行為はあってもなくても関係なくなるのも頷ける。「物質的な贈り物だけが大切と思わなくなったから」(時々贈っている・50歳代以上)といった価値観の変化がプレゼントという「モノ」がなくても相手への気持ちが十分伝わる関係になったことを物語っている。
問6.あなたは、パートナーからクリスマスプレゼントをもらったことがありますか
問7.もらって嬉しかったプレゼントはなんですか
問8.もらって嬉しかった方、理由を教えてください
パートナーからクリスマスプレゼントをもらった経験の有無 もらって嬉しかったプレゼント 嬉しかった理由
■ まさに「恋人がサンタクロース」?
逆に、「あなたは、パートナーからクリスマスプレゼントをもらったことがありますか」と聞いてみると、「ある」が79.0%、「ない」が26.2%とこちらも8割近くが「ある」と回答した。そこで「もらって嬉しかったプレゼント」を聞いてみると「指輪、アクセサリー」(49.0%)が突出して多く、次いで「洋服やマフラーなどの衣類」(28.1%)「食事にでかける、レジャーに行く」(27.1%)だった。とっておきの日に大切な人から素敵なプレゼントをもらえるのは、誰でも悪い気はしないだろう。また、「嬉しかった理由」について聞いてみると「欲しかったものだから」(50.0%)「気持ちが伝わったから」(37.5%)が多かった。物質的な満足感や気持ちをプレゼントにのせてもらえるのであれば、それはもちろん「ハッピークリスマス」である。しかし日本の12月25日は、かのキリストが生誕した日を祝う、という本来の目的とはだいぶかけ離れた文化が根付いていることを付け加えておきたい。

■ プレゼントの中身は「気持ち」かも!?
最後に「クリスマスの、パートナーとのプレゼントのやりとりで、想い出に残るエピソードを教えてください」と聞いたところ、悲喜こもごものエピソードがたくさん寄せられた。中には「大昔付き合い始めた頃、クリスマスに手編みのセーターを作って彼の住む駅のコインロッカーにいれておき、帰り際コインロッカーの鍵をクリスマスプレゼントと言って贈ったことがある」(50歳代以上)などの時代を感じさせるような思い出から「彼氏からの初めてのプレゼントが何十万もの指輪。間違えてゴミ箱に捨ててしまったのに、またすぐにそれ以上に美しく高い指輪を買ってくれた。怒るどころかそこまでしてくれた彼に、本気で初めて自分との一生を考えるきっかけを与えてくれた。その彼が今の主人」(40歳代)などのゴージャスな思い出など、世代や当時の年齢によってスケールもさまざまだった。
「サンタさん」が家に来る人もわりと多い。「朝、起きて洗面所に行ったら、プレゼントがかかっていた。本人に聞いても、『知らない。サンタさんが来たんだよ』って言ってくれる」(40歳代)一方では「うちは子どものところしかサンタさんが来ない」(40歳代)と嘆く人も。相手が「サンタさん」ではなくても「これから歳をとっても楽しめるスポーツだから一緒にやろうねって、ゴルフのクラブセットをもらった。もちろんコーチは主人」(50歳代以上)など、これからの人生を彩るプレゼントも素敵だ。 そして中には「昔はモノを送るのがクリスマスのメインイベントだったが、震災などを経て、クリスマスを平和な気持ちで食卓をともにすることが最高のプレゼントなんだと思うようになった」(40歳代)という意見も。決してモノだけでは得られない何かをかみしめているのだろう。
「欲しかったもの」+「相手の気持ち」=「うれしい!」はプレゼントとしての使命を十分果たしているが、「クリスマスだから」というのは実はあまり関係ないのかもしれない。本当は誕生日や記念日と同様、プレゼントを贈るきっかけのひとつだと考えると、よい子にプレゼントを与えてくれるサンタさんに想いを重ねて、モノでも気持ちだけでも、何かを伝える日として大切にしていきたいものである。

他にも以下の設問がございます。

  • あなたは、パートナーにクリスマスプレゼントを贈ったことがありますか
  • 贈って喜ばれたプレゼントはどんなものでしたか
  • プレゼントの価格はどれくらいですか
  • 結婚してからもパートナーにクリスマスプレゼントを贈っていますか
  • プレゼントを贈らなくなった方、その理由を教えてください
  • あなたは、パートナーからクリスマスプレゼントをもらったことがありますか
  • もらって嬉しかったプレゼントはなんですか
  • もらって嬉しかった方、理由を教えてください
  • クリスマスの、パートナーとのプレゼントのやりとりで、想い出に残るエピソードを教えてください
  •  
■調査概要
属性 このアンケートの問合せはこちらから
調査方法 インターネット調査
調査期間

2015年11月

回答者数

20代から60代の女性(弊社WEB会員)130名

調査実施機関 株式会社キャリア・マム
web調査のご依頼はこちらから

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