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「携帯電話」に関するアンケート

バーチャルもいいけど、やっぱりリアルに絡みたい! 主婦が携帯に望むのは何?
たまには聞かなきゃ!  「携帯電話に関するアンケート」大公開!

問1.その携帯に満足していますか?
その携帯に満足している?
■やっぱりココよ! ワタシの携帯満足度
 現在使っている携帯に対する満足度を聞いたところ、51.8%と半数超の主婦が「満足している」と回答している。満足の中身は「デザインと機能」。
デザインに関しては、「軽くて薄い」という一般的なコメントだけでなく「女性らしい曲線がよい」「ラメ入りが好き」「イルミネーションがきれい」など、女性としてのこだわりが見られた。機能については一般的な「カメラの画素数」に加え、「ワンセグ」「防水」「万歩計」「音声メール」など、「多機能」部分を使いこなす一面もある。「ワンセグで子供番組を録画して、子供がぐずった時に使っている」というコメントなど、育児に追われる主婦の知恵だと言えるだろう。
また、メーカーオリジナルのキャラクターにはまる主婦の声も聞かれた。「えすえいち村(シルエット状の動物キャラクターが、ランダムに登場)」「くーまん(待ち受け画面上で話しかけてきたり、メールを送ってきたりする)」など、バーチャルなコミュニケーションキャラクターとたわむれる主婦たち。「必須アイテム」であるはずの携帯に加わった、ひみつのペットとのふれあいに、人知れず癒されてしまうようだ。
問2.通話、メール以外に、この機能がない携帯電話は買わない(この機能は必ず必要)と思うのはどれですか? (複数回答可)
携帯に必ず必要な機能は?
■これだけは外せない!? ●●がない携帯なんて!
 主婦たちが「この機能がない携帯電話は買わない!」と思うものは、ダントツで「カメラ」(79.1%)であった。子どもやペット、身の回りの景色はもちろん、「時刻表をうつす」など、瞬間をわすれないための記録やメモがわりに利用している。撮った写真は家族や友人に送ったり、ブログで公開したりと、周囲とのコミュニケーションに活用する姿が見られた。気になったのは、誰ひとり「夫」を写真に撮ると答えた人がいなかったこと。内なる「撮りたいもの」と、外なる「見てほしい相手」のくくりにも興味が注がれる。 また「絵文字」は、「文字では表せない気持ちを表現できる」「夫や友達に愛のあるメッセージが必要」など、無機質になりがちなメールに感情をこめ、コミュニケーションを円滑にするために不可欠なようである。 そして、「赤外線通信」。「赤外線通信がないなんてあり得ない!」「アドレス交換や画像交換に絶対必要」「プリクラの写真もとりこめる」など、友達や家族と気軽に情報交換するツールとして重宝されている。 カメラや絵文字、赤外線通信という便利なコミュニケーションツールで、時間と空間を越えて何かを共有したい・・・主婦が携帯に望む付加価値は、やはり「ふれあい」なのだ。
問3.通話、メール以外で、携帯電話になくても困らない、あっても使わない、使い方がわからないと思う機能はどれですか? (複数回答可)
携帯になくても困らない機能は?
■おサイフケータイはなくてもいい!? 落としたら不安だから・・・
 「この機能はなくてもいい」と思うものは、おサイフ機能(56.2%)であった。2年前の2006年7月にキャリア・マムが実施したアンケートで「おサイフケータイは要らない」と回答した主婦は44.1%であった。この2年の間におサイフケータイの普及は格段に広がった。それにも関わらず、なくても構わないと思う主婦の割合が1割強も増えている理由としては、「落とした時にとても気になる」「おサイフ機能を移行するのに手間とお金がかかる」などの声が聞かれる。貴重品管理としての不安が大きいようだ。おサイフケータイを利用している人でも 、「大きい金額は利用せず、コンビニで利用するくらい。財布を持っていくよりも手軽」と、実害の大きくならない範囲で利用している。主婦の多くが「絶対必要!」と考えているカメラや絵文字などの機能は、安心で楽しい付加価値。おサイフ機能は、緊張と責任を伴う付加価値。気楽な範囲で楽しみたい、というのが主婦のホンネだろう。
問4.今後、携帯電話に欲しいと思う機能はありますか?
今後、携帯に欲しいと思う機能は?
■ほんとはリアルに楽しみたい。そんな主婦の気持ちを「癒し」て
 「これからの携帯にこんな機能があったら」と思うものを聞いてみると、「車の鍵」や「自宅の鍵」「家のテレビの録画予約」「お風呂を沸かす」など、遠隔操作機能を望む声が多く聞かれた。また、「自分が留守の時に自宅の様子を見られる機能」「子供の様子がリアルタイムで分かる機能」など、「距離を埋める」安心感を得たいようだ。また「いい香りの出る機能。リラックスしたい時など、好きな香りを携帯したい」、「落ち込んだときに励ましの言葉をかけてくれる携帯がほしい」など、癒しを期待する意見もあった。そこあるのはやはり「安心」。危険とはできるだけ遠ざかりたい気持ちが見てとれる。
家で動き、仕事に行き、学校にも出向く忙しい主婦。唯一24時間行動を共にする携帯電話に求めるのは、離れていることによって生じる不安をカバーすること。そのために「バーチャルな楽しさ」「キャラクター」そして「癒し」のエッセンスが必要になってくるのではないか。どこかで相手のことを考えながら、最終的には一緒に笑ったり怒ったり泣いたり、そんなリアルなふれあいによって気持ちを満たし、安心したい。そんな感覚があるからこそ、自分と家、自分と家族、自分と友達をつなげるリモコン的な機能や、癒し機能を携帯に求めているのだろう。

他にも以下の設問がございます。

  • キャリアは何ですか?
  • 月々に支払っている利用料金は平均するといくらぐらいですか?
  • 電話をかける回数が多い人ベスト3を教えてください。
  • メールを送信する回数が多い人ベスト3を教えてください。
  • 現在登録している有料サイトの名称、あるいは、サービス内容など、分かる範囲で教えてください。
  • 携帯電話のCM、広告などで、一番印象に残っているタレント、有名人はだれですか?
  • あなたの携帯依存度は?
  •  
■調査概要
このアンケートの問合せはこちらから
調査方法 インターネット調査
調査期間

2008年10月

回答者数

20代から50代の女性(弊社WEB会員)502名

調査実施機関 株式会社キャリア・マム
web調査のご依頼はこちらから

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