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「ネットに依存してる?」アンケート

今や「生活に不可欠」と言われて久しいインターネット。
最近はスマートフォン(スマホ)やWi-fiの普及により、 いっそう身近なものとなっている。
そこで主婦たちに、インターネットに依存した生活を送っていると思うかどうかを調査した。

問1.スマートフォンを使っていますか。
問2.スマートフォンを持っている方、キャリアを教えてください。
スマートフォンを使っていますか スマホのキャリアをおしえてください
■ 主婦層にも「ドコモ離れ」の波は来ている!?
最初の設問「スマートフォンを使っていますか」は、2011年の調査:http://www.c-mam.co.jp/shufu-labo/research/data/110701-1.html)では「はい」と答えた人がわずか17.1%しかいなかったが、2012年の調査:http://www.c-mam.co.jp/shufu-labo/research/data/120901.html)では48.8%、そして今回42.2%と、やはり半数近くの人がスマートフォンを使用しているようだ。しかしキャリアの内訳が2012年は「ドコモ」(42.3%)「au」(30.1%)「ソフトバンク」(26.9%)だったのに対し、今回は「au」(42.9%)「ドコモ」(30.0%)「ソフトバンク」(27.1%)と、「au」と「ドコモ」の割合が完全に入れ替わった結果となったのが興味深い。
問3.スマートフォンを持っている方、1日にどれくらいの時間スマホを使いますか。
問4.スマートフォンを持っている方、主に何のためにスマホを利用しますか。
一日にどれくらいの時間スマホを使いますか 主に何のためにスマホを利用しますか
■ 出先で家で、「ちょこっと調べ」に便利なスマートフォン
スマートフォン所持者に、「1日にどれくらいの時間スマホを使うか」と聞いてみたところ、上位2位の「1時間以内」(31.4%)「2時間以内」(21.4%)だけで半数に達し、さらに「15分以内」(12.9%)「30分以内」(14.3%)もあわせると、実に8割もの人が1日に15分以上~2時間以下もスマホを使っていることが分かった。また「主に何のためにスマホを利用するか」との問いに一番多かったのが「情報収集」(65.7%)、その次に「SNSをする」(51.4%)が挙げられた。持ち歩きができてコンパクトなスマートフォンは、そばにパソコンがなくてもちょっと調べたり情報を発信したりできるのが魅力だ。しかし画面は小さいので、「暇つぶし」(47.1%)「ゲーム」(28.6%)よりも「仕事」(21.4%)の割合が低いのはそのためだろう。
問5.スマートフォンを持っている方/持っていない方、それぞれ1日にどれくらいの時間パソコンを使いますか。
問6.スマートフォンを持っている方/持っていない方、それぞれ主に何のためにパソコンを利用しますか。
スマホを持っている方、パソコンを使う主な時間と目的 スマホを持っていない方、パソコンを使う主な時間と目的
■ スマホにパソコン......。どちらも活用しています!
では、スマートフォン所有の有無によって、パソコンの使用時間や目的は変わってくるのだろうか。まず、それぞれに「1日にどれくらいの時間パソコンを使うか」を聞くと、スマホ所有の有無にかかわらず「4時間以上」と回答した人が多かった。これは、回答者にテレワーカーが多いため、パソコンを使って長時間仕事する人の割合が高くなるのも理由のひとつだ。スマホ所有者の「4時間以上」は31.4%いるが、前項で8割近い人が「1日に15分以上~2時間以下もスマホを使っている」と答えているので、スマホとパソコン、両方をかなりの時間見ている人が多いとわかる。スマホを所有していなくても、「4時間以上」使っている人は52.1%と半数を超えているので、スマホ所有の有無にかかわらず、パソコンを長時間使う人は多い。また「主に何のためにパソコンを使用しますか」との問いにも、スマホ所有の有無を問わず「情報収集」「ショッピング」「仕事をする」が上位3つに挙がり、前項のスマホ利用で2番人気だった「SNSをする」は4番目に挙げられた。スマホもパソコンも所有している人は、用途によって使い分けていることが同じく推測される
問7.スマートフォンを持っている方/持っていない方、それぞれSNS(Twitter、facebook、mixi、greeなど)を開く頻度は?
問8.インターネット(SNSも含む)で、自分や知人がしてしまった失敗談があれば教えてください。
スマホあり/SNSを開く頻度 スマホなし/SNSを開く頻度
■  まさかの「見ちゃった」「見られちゃった」が多いインターネット社会
前項にてパソコンよりもスマホで利用する人が多いことがわかったSNS。これらの各種サービスを閲覧する頻度を聞いてみると、スマホ所有の有無ではっきりと分かれた。まず、「SNSは利用しない」と答えた人が、それぞれ25.7%(スマホあり)42.7%(スマホなし)と、スマホを所有していない人の半数近くがSNSを利用していないことが分かる。また、スマホを所有している人は。「1日数回」開くと回答した人が51.4%にものぼった。ここでも、スマホの手軽さが特徴として表れている。しかし、簡単・手軽にアクセスできるインターネットには、さまざまな落とし穴がある。特に、SNSでのトラブルは多いもの。そこで「自分や知人がしてしまった失敗談」を聞いてみると、やはりSNSをはじめとする、プライバシーにかかわる部分での失敗談が多く聞かれた。「友人がFacebookで自分の家の周りをたくさんチェックインしているため、自宅の場所が簡単に推測できるようになってしまっている」(30歳代)「旅行に行っていることを隠していたのに旅行先の友人がFacebookに写真をアップしてばれてしまった」(40歳代)といった、思わぬ形で人に迷惑をかけてしまったり、逆に迷惑をかけられたりするインターネット社会ならではのトラブルがある。中には「ツイッターでママ友の知られざる秘密(男関係)を知ってしまい、平静をよそおってつきあえなくなってしまった」(40歳代)などといった、実際の人間関係までもがこじれそうなものも。また、買い物のひとつの選択肢として定着したインターネット上でのショッピングは、手軽に買えるとあって利用者も多い。しかし、最大のデメリットである「直接商品をその場で手に取ることができない」ことで失敗する人もちらほら。「洋菓子を購入したら思っていた大きさと全く違って、すごく小さく割高だった」(30歳代)というのも今やよくある話だろう。ほかにも「ショッピングで詐欺にあった」(40歳代)など、犯罪にもつながる危険性が常に付きまとうのもインターネット社会の特徴だ。
問9.スマートフォンを持っている方、ここだけの話、教えてください。 あなたは、何かをしながらスマートフォンを利用したことがありますか。
問10.自分もしくは他人の「ながらスマホ」であぶない目にあったことはありますか。
あなたは、何かをしながらスマートフォンを利用したことがありますか 自分もしくは他人の「ながらスマホ」であぶない目にあったことはありますか
■  「ながらスマホ」は事故のもと!!
最近、スマホを歩きながら操作して危ない目に遭う人が多いといわれている。駅のホームから転落したり、車に引かれそうになったり、電信柱に頭からぶつかっていく人を見たり、ある時は事故の当事者になったりすることはないだろうか。そんな「ながらスマホ」の経験を聞いてみたところ、大変危険な「車を運転しながら」(21.4%)「自転車に乗りながら」(10.0%)に「はい」と回答した人が存在した。また、自分もしくは他人の「ながらスマホ」であぶない目にあったことはあるか」と聞いてみると、「ある」(20.5%)と答えた人もいた。手軽ゆえに、ついつい見てしまうスマホ。前方不注意のままただ歩くだけでも十分危険なので、細心の注意が必要だ。
問11.あなたは、自分がインターネットに依存していると思いますか。
あなたは、自分がインターネットに依存していると思いますか
■ 依存ではない積極的活用を親子でめざそう!
ここでズバリ、「インターネットに依存していると思いますか」と問いかけたところ、15.1%の人が「とてもそう思う」と回答、そして一番多かったのは「ややそう思う」で44.6%だった。これは少しでも「依存している」という自覚のある人が6割近くにのぼることを意味している。また最後に「インターネットについてあなたが思っていること、考えていること」を聞いてみると、ポジティブな面とネガティブな面の両方、たとえば「便利だが危険」(40歳代)という回答が多く見られた。そして、子どもへの危険性を心配する声も。「上手に利用すれば便利なものに間違いないけれど、小さい時から与えて日常的に利用するのは なかなか依存するなと言っても難しい状況」(40歳代)「普及の速度が速かったため、ネット社会のルールが確立する前に広まってしまい、トラブルが発生しているように思える。また、法律も全く追いつかず、その上法律をつくる側にネットに詳しい世代がいない、入れようとしないことも大きな問題」(50歳代)と鋭く指摘する人も。いっそのこと「未成年はスマホ禁止にしてほしい」(40歳代)というのは正直な意見だろう。また、依存性についても「本当にキリがない」(30歳代)と危惧する声がある一方で、「(インターネットが)なくては困る。憂鬱になってしまう」(40歳代)とカミングアウトに近い回答もあった。もちろん、誰もが依存したくないのが本音だが、私たちの生活に急激に入り込んできたインターネット社会に戸惑い、試行錯誤の上に結果的に依存してしまう人も多いことだろう。また、SNSを利用している人は特に、情報の受け取りばかりではなく、自分自身が発信者にもなり得ることを意識しなくてはならない。「指一本で大きく何かが動く」(30歳代)ことを念頭に置きながら、情報を取捨選択する力、正しく活用する力を親子ともども常にアップデートしていく必要があるようだ。

他にも以下の設問がございます。

  • スマートフォンを使っていますか。
  • スマートフォンを持っている方、キャリアを教えてください。
  • スマートフォンを持っている方、1日にどれくらいの時間スマホを使いますか。
  • スマートフォンを持っている方、主に何のためにスマホを利用しますか。
  • スマートフォンを持っている方、1日にどれくらいの時間パソコンを使いますか。
  • スマートフォンを持っている方、主に何のためにパソコンを利用しますか。
  • スマートフォンを持っている方、ここだけの話、教えてください。 あなたは、何かをしながらスマートフォンを利用したことがありますか
  • スマートフォンを持っている方、ネットゲームに課金したことはありますか。
  • スマートフォンを持っている方、有料アプリを購入したことはありますか。
  • スマートフォンを持っている方、SNS(Twitter、facebook、mixi、greeなど)を開く頻度は?
  • スマートフォンを持っていない方、1日にどれくらいの時間パソコンを使いますか。
  • スマートフォンを持っていない方、主に何のためにパソコンを利用しますか。
  • スマートフォンを持っていない方、ネットゲームに課金したことはありますか。
  • スマートフォンを持っていない方、SNS(Twitter、facebook、mixi、greeなど)を開く頻度は?
  • 今、何を使ってこのアンケートに答えていますか。
  • 自分もしくは他人の「ながらスマホ」であぶない目にあったことはありますか。
  • インターネットでショッピングをしたことはありますか。あると答えた方、何を買いましたか。
  • インターネット(SNSも含む)で、自分や知人がしてしまった失敗談があれば教えてください。
  • あなたは、自分がインターネットに依存していると思いますか。
  • 「インターネット」について、あなたが思っていること、考えていることを何でもお書きください。
  •  
■調査概要
このアンケートの問合せはこちらから
調査方法 インターネット調査
調査期間

2013年11月

回答者数

20代から60代の女性(弊社WEB会員)166名

調査実施機関 株式会社キャリア・マム
web調査のご依頼はこちらから

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