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届かなかったラヴレター

八田利弥
応募作品紹介
八田利弥
   K女へ あなたが課長に昇任したのに、夫のK氏が課長補佐のままだったため、K氏は大分荒れたと聞きましたが、その後はどうなんですか やはり男は、女の下にいるのを極度にイヤがるものなのですね何でも、あ...
狐子
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狐子
 何十年か前、私のことを唯一「素敵な人」と言ってくれた貴女。私も思ひは同じでした。尊母を通して我母を介して、そして私の耳に入る手筈だつたのでせう。が、當時の貴女は周圍の男性陣の目を虜にしてしまふほど魅...
桜子
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桜子
昨年、友達と札幌に行った折り、私は貴方との思い出を探しに、一人で小樽を訪ねました。初めてみる街、小樽。重い荷物を肩に下げ、あのころ貴方が暮らし、すでに貴方は住んでいないかもしれない街を歩きました。40...
杉子
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杉子
 結婚をし、若い頃は片想いも含めていくつか恋もしたが、65才の現在考えてみると、誰が一番好きだったのか、本当の恋をしたのかと問われると、正直言ってよくわからない。 その中の誰かと上手く長く続いていれば...
千馬 朋
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千馬 朋
 私は42才の精神障害者です。そして織田信長の生まれ変わりでもあります。入院した37才の時、本物の恋をしました。相手は主任さんで、イエス・キリストの、そして前世は絶世の美女の信長の妹、お市の方でした。...
無
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 真由美さん、私は鈍い男ですね。 一九五七年、私は十八歳、まだ女性の微妙な心理を、汲み取れなかったようです。 職場旅行で、一緒に写した写真を下さいと言われ、何の意識も持たず、渡しました。 仕事で、指に...
匿名
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匿名
 あなたは網元の三男で同年。仲良しでいつも一緒に遊んだ。母はあなたの家で下働き。母と私はあなたの家で夕飯を振舞われてから帰宅した。浜辺で遊びながらあなたは「大人になったら、嫁さんにしたい。いいかね?」...
小平 空
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小平 空
 「結婚しようね」これが二人の合言葉だった。「愛してる」何度も何度もそう言ってくれたあなた。私はそれに甘えていたね。今思うよ。私はあなたに「愛してる」と言ったことがあったのかな?って。愛されるのに慣れ...

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