デジタルまめ知識
歩きスマホにご用心!
先月、都内で、
小学生がホームから転落するという事故がありましたよね。
ケータイをさわりながら歩いていていたとか、いないとか。
転んだりぶつかったりというだけでも危険なのに、
ホームから落ちるなんて、命にかかわる大問題。
でも、ひとごとではありません。
スマホがこれだけ普及した今、
満員電車は片手につり皮・片手にスマホが当たり前。
目的地に着いても、スマホをかばんにしまうことなく
手持ちスマホで歩いている人をたくさん見かけます。
どうしてスマホが手放せないのでしょう。
ブラインドタッチがしにくいから?
見たい情報があふれてるから?
......スーパーマーケットで
DSをしながら歩いている小学生と何ら変わりませんよね......。
スマホは、電話やメールだけでなく
調べものやメモなどに使うこともあるので、
仕事中でもさわることが多いツール。
使用頻度は個人差があるとはいえ
持っていて当たり前、
さわっていても違和感なし、
という風潮が、スマホユーザーにはあるのかもしれません。
そういえば、筆者かにぞうが
休日にLINEでグループトークをしていたときのこと。
みんな暇だったのか、1時間ちかくLINEをしていたのです。
すると、その中のメンバーの一人が
トークおひらき直前に「実はこの会話中、3つ先の駅で買い物してきたの」と発言して、メンバーを驚かせたことがありました。
もちろん、ずっとLINEの画面を見ていたわけではないのでしょうけどね。
スマホをさわると視野が3分の1になる、という説もあります。
すごく急いでいてどうしてもスマホを手に持っていなければならない状況や、 スマホが左手にくっついて物理的にとれない(!)状況なんて、そうはないはず。
歩くときぐらい、スマホをかばんに入れてみませんか?
今まで、歩きスマホをしていて何かにぶつかったことがないという方、
歩きスマホでも「ぶつからないから大丈夫」なのではなく
あなたとすれちがう人が「よけてくれている」のですから。