デジタルまめ知識
スミッシングに注意しましょう
以前、あの手この手の「フィッシング詐欺」という記事でも(リンクはこちら→ http://www.c-mam.co.jp/career/digital/e/007390.php )「SMS経由でのフィッシングも増えてきています」というお話をしたのですが、こうした詐欺は「スミッシング」と呼ばれます。
ショートメールサービス(SMS)とフィッシング(Phishing)を合わせた造語ですが、最近、このスミッシングによる詐欺が日本でも増えてきているそうです。うっかりスミッシングに遭うと、個人情報がさまざまな形で流出する危険性が増えます。気づくまでに時間が経っているとますます被害が拡大する可能性があるため、注意が必要です。
最近はセキュリティの向上のため、SMSを使って二段階認証を行うサービスも増えていますが、この二段階認証のメールそのものも偽物という可能性もあります。
キャリアによっては迷惑SMSを受信しない(ブロックする)サービスもありますが、迷惑メールの振り分けサービス同様、必要なメッセージも届かなくなる可能性があるため、今のところは自衛を徹底するしかなさそうです。
スミッシングで多いのは「宅配便」や「クレジットカード」の会社を装うケース。身に覚えのないものは自分でブロックしたり、サービス元へ「通報」したりすることをお勧めします。しかし海外からの発送連絡(本物)などは、日本語もたどたどしく、見分けもつきづらいもの。判断に迷ったら、リンクを開かないのが無難です。
■パソコンやスマホを使う以上は知っておこう!
気がつけば偽サイトに思い切りアクセスしていたり、そのためにクレジットカード等の情報が抜き取られたりしてしまうと、もとの状態に戻すことが非常に困難になります。
以下に、フィッシングとスミッシングについて、とても分かりやすくまとめられた参考サイトを挙げます。スマホを使い始めたお子さんや、ネットショッピングを楽しめる年ごろになったお子さん、そして私たちも、被害防止、そして不運にも被害に遭ってしまった場合の対処法などをあらかじめ知っておくことが大切です。
参考:
フィッシング対策協議会 マンガでわかるフィッシング詐欺対策5ヶ条
https://www.antiphishing.jp/phishing-5articles.html
一般財団法人 日本データ通信協会 撃退!詐欺メール&SMS
https://www.dekyo.or.jp/soudan/mb/index.html
あきまつ
編集・ライター。一児の母。WEB制作周りに興味を持ったのは約20年前。日々進化する新しい技術とドタバタ子育てに悪戦苦闘しながら、おはようからおやすみまで暮らしを見つめています。