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デジタルまめ知識

AI画像生成サービスで広がる世界

25623832_m.jpg Artificial Intelligence=AI(人工知能)とは、一般社団法人人工知能学会のWebサイト内の記事*によると、「人間と同じ知的作業をする機械を工学的に実現する技術」とあります。一見、難しそうなイメージがよぎりますが、最近は「AI画像生成」「AIアバター」「AIお絵描き」といった、パソコンやアプリでAI技術の一端を楽しく利用できるサービスが出てきています。

「SNOW」アプリで「変身」したことありますか?

「SNOW」というアプリをご存知でしょうか。顔認証システムの一種を取り入れた技術で、こちらもAIを利用しています。スマホで自撮りをすると、顔に沿ったメイクなどの仮想のエフェクト(効果)がつけられるので、「冴えないおばさん顔」も「ちょっぴりおねむのお姉さん顔」として保存することも(おそらく)可能です。
ちなみに私もSNOWの機能と撮る角度を最大限に生かして撮った渾身の一枚(自称)を母に見せたところ、とても驚かれ、なぜか喜ばれました。しかしその直後「本当にこんなだったらいいのにねぇ」と現実的なひと言ももらいました。

人工知能は日々「学習」している

その後、母を同じように「変身」させてあげたら喜ぶかしら、と思って自撮りさせようとしたところ、意外にも私ほどの劇的な変化は見られず、少々厚化粧度が増した程度でした。人工知能機能のすごいところは人間同様「学習」するところです。これは推測でしかありませんが、私ぐらいの年代ですとギリギリ蓄積したデータがあっても、おそらく母世代のサンプルは少ないのではないでしょうか。AIもまだまだ経験が足りないようです。

学習途中を楽しめるのは今のうち!?

いま「AI画像生成サービス」にて作成した画像をSNSに上げている人が多いのをご存知でしょうか。文字(キーワード)を入力するとAIがそれを解析・生成して表示しますが、予想外の画像やイラストが出来上がることが多いため、ギャップをむしろ楽しむ風潮ができています。例えば、「ウミネコ」と文字で入力した結果、海に浮かぶ猫のような生きものが合成された画像になる、といった状態です。想像を超えるものが生成されてしまう現状が、かえって人間の目には新鮮に映るのでしょう。

きっとAIの「学習」が進めば本当の「ウミネコ」が表示されていくことでしょうし、私の母も渾身の一枚が撮れるかもしれません。個人的には早く母を喜ばせたいので、AIの学習スピードアップに大いに期待したいところです。

*参考文献:一般社団法人人工知能学会
【記事更新】教養知識としてのAI 〔第1回〕AIってなに?
【著者】
あきまつ

編集・ライター。一児の母。WEB制作周りに興味を持ったのは約20年前。日々進化する新しい技術とドタバタ子育てに悪戦苦闘しながら、おはようからおやすみまで暮らしを見つめています。

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