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デジタルまめ知識

なぜ私のツボを突いてくる!?広告のしくみ

010909.jpg私がスマホなどでYouTubeを見ようとすると「シミやしわがなくなる魔法の○○!」とか「体型を気にするそこのアナタ!」など「なぜ私が気にしていることが分かるの?」と思ってしまう広告が多く流れます。しかもややオーバーな表現の音声で始まることもあり、人に聞かれやしないかとドキドキすることもあります(私だけでしょうか?)。
このしくみについて、ちょっとまとめてみました。

「ターゲティング」で狙い撃ち

商品やサービスを宣伝したいとき、買ってくれそうな人に向けてアピールしないと売り上げにつながらないのは、なんとなく想像がつくと思います。キャリア・マムの提供するサービスの内容に興味のある方や企業に伝わらないと、あまり意味がないのと同じです。
そこでなるべく効率よく、欲しいと思わせる人々(属性)に届ける「ターゲティング」という手法を媒体側がとり、さまざまな種類のターゲティングを使いながら、WebサイトやSNSの広告、アプリ内に表示させていきます。それらは「パーソライズド広告」と呼ばれています。

なぜ私がシミやしわを気にするお年頃だとバレるのか

では、今度はパーソライズド広告のもととなる、情報の収集先が気になってきますよね。媒体にもよりますが、ビッグデータや先日取り上げたAI、その人が検索する語句や視聴する動画、行動履歴などから性別、年代などが推定されていくようです。
パーソライズド広告はもともとオンになっていることが多く、オン=個人情報が洩れている、ということではないので基本的には問題のないつくりになっています。しかし、ターゲティングの上パーソライズド広告が表示されていることに抵抗感のある方は、オフにして様子を見るのもよいでしょう。

結局オン・オフ、どちらがいいのか?

そうはいっても、同年代に多く興味があるものごとが全部自分に当てはまるとは限りません。あくまでも「ターゲットへの確率を高め、効率よく届ける」というのがパーソライズド広告の目的です。オフにしてしまうと、さらにまったく興味のない分野の広告もランダムに流れる可能性が高まるため、メリット・デメリットは利用者の考え方次第とも言えます。 気になる方は、スマホやPCの設定を見直してみましょう!

【著者】
あきまつ

編集・ライター。一児の母。WEB制作周りに興味を持ったのは約20年前。日々進化する新しい技術とドタバタ子育てに悪戦苦闘しながら、おはようからおやすみまで暮らしを見つめています。

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