デジタルまめ知識
メールの送受信トラブル、その時どうする?(送信編)
今まで送受信ができていたのに、急にメールが使えなくなった経験はありませんか?
特に在宅勤務時にやりとりできないと困りますよね。仕事などの大切な業務でメールが滞ってしまうと、信用問題にもつながりかねません。しかも原因はいろいろあるため、慣れていないと特定するのも大変です。
そこで、メールトラブルの際に考えられる要因の一部を送信・受信に分けてご紹介します。今回は送信編です。
(ご注意)
以下はあくまでも一般的なチェック項目なので、トラブルが必ず解消できるというわけではありません。なぜなら、契約しているプロバイダによって設定する内容が違うからです。公式のサポートページをブックマークして、サーバメンテナンス情報などをすぐにチェックできるようにしておくことをお勧めします。
そもそも、インターネットにつながらなくなっている環境ではありませんか。メールを送るデバイス(パソコンやスマホ)から、Webページは見られますか?
Webページが見られるのにメールが送れないということは、別の原因だと考えられます。
自分でメールアドレスを入力する際、全角・半角が混在していませんか? 特に@(アットマーク)。環境によっては全角・半角の差が分かりづらいです。また、メールアドレスのあとにスペース(空白)が入ってエラーになることもあります。メールアドレスで使える記号は「.(ドット、ピリオド)」「-(ハイフン)」「_(アンダーバー)」の3つ。違う記号が入っていないか見直してみるのもよいでしょう。
メールサーバには送信可能なメールの容量が設定されているため、設定を超えたサイズのメールはブロックする働きがあります。ひとつの目安として、2MB(メガバイト)を超えるファイルを添付するのは避けたほうがよいでしょう。なかには大容量のファイルを送れるプロバイダもあるので、時間は少しかかるものの届く場合もありますが、相手先の環境やマナーを考えると、あまり好ましくありません。
■相手先が原因のことも「メールは正常に送信されたが相手に届かない」というケースもあります。相手先のメールサーバが容量いっぱいだと受け取ってもらえません。メールは相手先のメール「サーバ」に届き、メール「ソフト」で相手が受け取るしくみです。ですから、相手先にはメール「サーバ」の容量を減らしてもらうようにお願いしましょう。
送信編、いかがでしたか。送信トラブルだけでもいろいろな原因がありますね。
次回は受信編をお送りします。