ときどき思い出す、大好きだった人の声。
あなたをふんわりと包む、優しい空気。
あのとき本当は伝えたかった、
いまはもう届かない思い。
近くにいるからこそ、口に出せない気持ち。
いとおしい思い、伝えたい気持ち・・・
あなたの心にずっとある、
大切な思いをラヴレターに綴ってください。


| 応募期間 | 2026年4月1日(水)~2026年8月31日(月) |
|---|---|
| 応募資格 | 不問 |
| 応募規定 | 字数 800字以内 ※未発表作品に限る。 |
| ご応募に際し 必要な情報 | 【1】作品タイトル 【2】ペンネーム 作品発表時にお名前を使用します。匿名希望の方はペンネームをご記入ください。【3】プロフィール1. 氏名 2. ふりがな 3. 年齢 4. 郵便番号 5.住所 6. 職業 7. 電話番号 8. メールアドレス 9. コンテストを何で知ったか(わかる範囲で)※年齢制限はありませんが、未成年の方は保護者の同意を得た上で応募してください。※応募作品は書籍化、音声コンテンツ、ラジオコンテンツとして使う場合がございます。※個人情報は、当社およびダイドードリンコ社より商品発送・受賞連絡等に使用いたします。 |
| 応募方法 | 応募フォーム、郵送、FAXのいずれかで応募・本ページの「応募フォームはこちら」ボタンよりご応募ください。・郵送、FAXでのご応募の場合には下記宛てに郵送、送信ください。【郵送】〒206-0033 東京都多摩市落合1-46-1 ココリア多摩センター5階 株式会社キャリア・マム「届かなかったラヴレター係」【FAX】042(389)0230 |
| 賞および特典 | ・<最優秀賞>キャリア・マム賞(1名) 10万円全応募作品の中から最も優れた作品に贈られる賞・審査員賞(6名) 各審査員が選出各審査員の心に響いた作品に贈られる賞 |
| 諸権利・ その他 | 応募作品の著作権は主催者に帰属し、作品の返却はなし※選考基準および選考過程に関するご質問・お問い合わせは一切ご遠慮願います。 |
| 主 催 | 株式会社キャリア・マム |

歌手クミコ
紅白出場経験もある、日本を代表するシャンソン歌手。様々なメディアへの出演、全国各地でのコンサートなど各方面で精力的に活動中。

作家・家庭問題カウンセラー新川 てるえ
3度の結婚、離婚、再婚経験を生かしコメンテーター・家庭問題カウンセラーとして雑誌、テレビなどに多数出演。

脚本家・ジュニアノベル作家藤咲 あゆな
1994年、集英社コバルト・ノベル大賞読者大賞を受賞。ドラマCDやテレビアニメの脚本なども手がける。

写真家三井 昌志
写真家。「日経ナショナルジオグラフィック写真賞2018」など、旅の経験を生かしたフォトエッセイの執筆や講演活動を精力的に行う。

審査委員長株式会社キャリア・マム 代表取締役堤 香苗
ライフイベントを機に離職した女性やシニアの再就業・起業といった新しい働き方を推進。テレワークトップランナー2023総務大臣賞受賞。
お母さんへ。少しでも早く伝えたくて筆を執りました。
今日数年ぶりに納屋の掃除をしていたらね、亡くなったお父さんの
遺品が出てきたの。眼鏡ケースの眼鏡拭きの下から
父さんのかいた手紙が見つかったのよ。
「みさ おまえがよめでよかった ありがとう」
短いけど、父さん、最期は目がほとんど見えなかったし、
手の自由も利かなかったから、きっと一生懸命書いたんだよね。
あの時、きちんと母さんへの言葉を残してたんだよ。
なのに眼鏡ケースに入れて渡さないまま、
ありかも伝えないまま死んじゃったみたい。
素直にありがとうが言えないみえっぱりで、
恥ずかしがり屋の父さんらしいね。
もしかしたら、さみしがりやの父さんは、
母さんとのお別れを認めるのがこわかったのかもしれないね。
今はもう二人とも同じところにいるはずだけど
きっと父さんはこの手紙のこと何も言ってないでしょう?
仕方がないから、私が母さんにこの手紙を届けます。
もうそんなに待たせることはないと思う。
きっと父さんは嫌がるだろうけど...楽しみに待っていてね。
還暦の娘より。
結婚するまでの数か月間、一緒に暮らし始める前の私たちは、
毎日FAXでやり取りをしていましたね。
びっしりとあれこれ書いた手紙を日々あなたに送っていました。
ラブラブな愛の言葉をポエムにしたりもして、
今思い返すと少し照れてしまうような文面ばかりだったと思います。
あなたからの返信には、いつもほほ笑ましいイラストが
添えられていましたね。
遠い昔、独身時代のラヴレターFAX。
あの懐かしい手紙を、あなたの机の引き出しに見つけたとき、
胸が震えるほど感動しました。
分厚い束が、大きな封筒にきれいにまとめられていて。
大切に取っておいてくれたんですね。
引き出しの右側、一番手前の取り出しやすい場所にしまわれていた、
あのラヴレター。もしかして、あなたはこの二十数年間、
時々取り出して眺めていたのでしょうか。
そんな想像をしながら手に取り、過去を思い出して、
ぼろぼろと涙が止まりませんでした。
天国でも読んでほしくて、あのラヴレターの束を
あなたの棺に入れました。
あれから、もう四年が経とうとしています。
とうとう私も、あなたの年齢を追い抜いてしまいました。
私が天に召されるときは、ちゃんと迎えに来てくださいね。
あなたと夫婦でいられて、本当に幸せでした。ありがとう。


